冬の寒さを快適に過ごすことが出来る一条工務店の全館床暖房。
夏から秋になり気温が下がりだすと
という疑問を持たれる方も多いと思います。
これは全館床暖房が
- 運転を開始しても家が安定的に暖まるまで2~3日必要である
と一般的に言われている点が大きいかなと思います。
その為に外気温が下がり室温が下がってから床暖房をONにしたのでは若干のタイムラグがあるんですね。
今回は床暖房を開始する時期を
- 週間天気予報の気温
などから予測しあらかじめ床暖房を稼働するタイミングを考えたいと思います。
床暖房の開始を平均気温から推察
暑い夏を通り過ぎるとあっという間に秋がやってきますね。
この時期になると寒暖の差が激しくなり一時的に気温が落ち込む事も多いでしょう。
ただし一時的に寒い時期があってもすぐに暑い日も出てくるのも事実。
ポイントは気象庁の「平均気温」になります。
これは床暖房を切る時期を推察する際にも使用したものです。
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全館冷房のお師匠さんであるフエッピーさんによると
家によって条件は異なりますが窓を閉めると「7℃~8℃程度は上昇」すると覚えておけばいつエアコンを止めるかは明確です。
一条工務店の家は一般的に外気温より平均的に7~8℃室温が上昇するそうです。
平均気温はどこで確認する?
平均気温は気象庁の過去の気象データ検索から確認をすることが出来ます。
平均気温の確認の仕方はこちらの記事で紹介させて頂きました。
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それでは我が家の住まいのある福島県郡山市の2016年のデータを確認してみましょう。
平均気温が15℃を下回った場所に印をつけてみました。
このように平均気温だけを見ると10月10日を過ぎた辺りから床暖房を可動しても良かったという事になります。
しかしここで問題があります。
平均気温は過去のデータなので昨日は寒かったなという過去形でしかありません。
床暖房は立ち上げてから家が温まるまでに2~3日掛かります。
過去のデータを確認しているのでは前もって床暖房を開始する事はできません。
最低気温から見る床暖開始のタイミング
一般的に床暖房を開始するタイミングはみなさん天気予報をみて決めるのではないかと思います。
週間天気予報などで寒い日が続きそうだなと言う時はその2~3日前から床暖房を開始しますよね。
我が家の住まいのある福島県郡山市の傾向からみてみたいなと思います。
こちらは2016年10月のデータになります。
試しに一昨年の2015年のデータも見てみましょう。
これらのデータから見るに我が家の住まいのある福島県郡山市では
- 週間天気予報などで最低気温が1桁台になる日が続くような場合にはその前に床暖房を開始する準備をしても良さそう
というように判断して良さそうに思えます。
まとめ
今回は我が家の住まいのある福島県郡山市を例にとって
- 週間天気予報の最低気温から床暖房の開始時期を決める
という件について考えてみました。
目安の基本が平均気温であることには間違いはないのです。
しかし床暖房を開始する際には過去の平均気温を見ていては急に冷え込んだ際に間に合わない可能性が出てきます。
毎日見る天気予報。
感覚的に最低気温から床暖房の開始時期を考えるのは一番簡単かもしれませんね。
それを目安にしたい一方で暑さ寒さは体感によるところも大きいです。
それには
- 窓からの日差し
- 室内での服装
- 裸足かスリッパか靴下を履くか?
などの要因も大きく関わると思います。
またいちばん大事なのは体感としての寒さ。
天気予報の最低気温だけでなく体感から床暖房を稼働する時期を考える事も合わせて必要かなと思います。
床暖房の設定マニュアルも公開してますのでご覧ください♪
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