エアコン全館冷房対策の検証から見る、これから間取り設計する人に考えて欲しいこと。



我が家での全館冷房成功までの記事の実践編として公開しましたこちらの記事に対しまして、参考にさせて頂いたフエッピーさんがこんな検証記事を書いて下さいました。

私は確たる知識がないままに、フエッピーさんの記事を見ながら自分なりに噛み砕いて考えた事を元に対策を行っていましたので、こうやって内容を添削して頂けるのは本当に有り難く思います。

検証記事中にはまるで我が家の状態を正確に把握されているような記載もあったり、逆に質問などもあったようなのでそれらに対するお返事としてもこの記事を書いてみたいと思います。

またそれらを考える中で、間取設計において全館冷房をする際に考えたい事はどんな事なのかを自分なりに書いてみたいなと思います。

本文中に記載されています内容につきましては、我が家を使っての実証データを元に考えております。しかしながら各家庭の間取りなどの条件により効果などが保証されるものではありません。

出来るだけ皆さんの参考になるような内容にしたいとは思っておりますが、その実践などに関しては自己責任でお願い致します。

この記事の目次

我が家で実践した内容は間違っていなかった模様

我が家で全館冷房に向けて多様な対策を考えている過程を記事にさせて頂きました。様々な物も準備しましたし設定や使い方も色々とトライしてみました。

フエッピーさんの検証記事を拝見するに私が行った対応は間違っていなかったと思い安心しております。記事中でフエッピーさんからいくつか疑問点が挙げられていましたのでまずはそれにお答えしたいなと思います。

フエッピーさんの疑問=全館冷房への対応のヒント

エアコンの向きは下向きにする必要はないのではないか?

フエッピーさんが記事中で我が家の対策を検証される中で我が家への問いかけとして、平屋の場合はエアコンの向きは下向きにする必要はないのでないか?という点でした。

2階建ての場合には温まった空気が貯まる吹き抜けの上部や2階の階段ホールなどがエアコンの設置位置の候補として挙げられると思います。

その際はエアコン付近の温まった空気を無駄に冷やさない為にあえてエアコンの風向きを下向きにするという対策が提案されていました。

もちろん我が家でもそれに従って風向きを下にしていたわけです。しかしながら平屋の場合は床面と天井の距離が2階建てに比べて少なく温度の上下差が少ないので、エアコンの挙動は風向きを上にしても変わらないのではないか?というフエッピーさんの問い合わせでした。

私の返答:風の体感的な問題で何故か下向きのほうが寒さを感じません。

そういえば我が家のエアコンの風は下向きと言っていますが完全に下向きな訳ではありません。

色々試した見た結果、真下よりはちょっと上のちょうどソファに座っているときの肩口に当たるような角度が良いみたい。本来は一番風が当たって寒そうな向きが実は一番過ごしやすいんです。考えられる理由は以下の項目で推察してみたいと思います。

エアコン風向:上 サーキュレーター:無し

全館冷房を始めた当初はソファーへの風当たりが辛くて風向きを上にしておりました。再熱除湿のドライ運転時はまだ良いのですが、冷房運転に切り替えると17℃前後の風が出てくるわけですから、まともに風を浴びたらまず耐えられません。

この風向きを上にした状態ではソファーに座っている時にダイレクトに風が当たることは無いのですが、ソファを飛び越えて畳コーナーにくる冷気が結構大きく、やはり「冷たい空気」を存分に感じることが出来ます。

このように、ソファに座っていて上半身に感じる冷気は無いのですが、ソファから伸ばした足に感じる冷気は結構多いんですよね。

また私が普段から過ごすことの多いダイニング方面にも冷風がどんどん流れてくる体感が多く、結果として寒く感じてしまいます。

実際に冷気の流れがこうなっているのかは分かりません。私の体感的な空気の流れです。

エアコン風向:上 サーキュレーター:有り

このようにエアコンの風向きを上にしてサーキュレーター稼働も試してみたんです。サーキュレーターの風によってエアコンから出た冷風が撹拌されてかなり改善はするのですが、やはり足元に感じる冷気の流れを感じる度合いは高いんですよね。

これは勝手な想像なのですが、エアコンの冷風とサーキュレーターの風の交わる角度というか、撹拌具合の問題なのかな?とも思ったりします。

この状態だと冷風の吹き出しに対してサーキュレーターの風の届く場所が遠く、冷気が上手く拡散できないのかな?と思うのです。サーキュレーターの風量を上げると良いのかもしれませんが、風切音と消費電力関係から他の対処法があるならばやりたくないなという感想です。

結果として撹拌しきれなかった冷気が落ちてくるのが多いのか?と思うのですが、ダイニング方面で冷気の流れを感じる度合いはまだまだありました。

エアコン風向き:下 サーキュレーター:有り

それではエアコンの風向きを真下にしてみるとどうでしょう?

ソファに座っている上半身などに冷気を感じることはなくなります。しかしながら足元が問題になりまして。。。。

撹拌しきれなかった冷気がソファの下から結構な強さで畳コーナーからフローリングに向かって流れていくのがはっきり分かりました。

正直この真下の位置が一番寒さというか冷気を感じます。やはり足元が冷えるのは不快なんですね。

エアコン風向:中 サーキュレーター:有り

そして結果的にこの状態に落ち着いたわけです。

エアコンの風向きが上の時に比べて冷気の吹き出しは人のいる方向に向かっているので一見寒そうなのですが、サーキュレーターの風と上手く混ざってくれて結果的にソファに座っている人には冷気を全く感じません。

またエアコンの冷風とサーキュレーターの風が良い感じにぶつかってくれるので冷気の撹拌もしっかりと起こっているように感じられます。

一番風当たりが強そうな位置がベストだなんて色々試してみないと分からないものですね。

冷気を全く感じないわけではありません。

このエアコンの風向き中+サーキュレーター稼働ではソファに座っている人には冷風の影響がほとんど無いと申し上げました。しかしながら冷気を全く感じないか?というとそれは嘘です。

こちらでも紹介しました通り、ソファと掃き出し窓の脇を通って冷気が流れてくる部分はあります。これには理由がありまして

  • サーキュレーターの風の範囲がエアコン全ての範囲をカバーしきれないこと
  • ソファ方向をメインに撹拌することをメインに考えているのでどうしても壁際はカバーしきれないこと
  • 西日によって暖まりやすい西側の壁を冷やす目的
  • 主寝室へ向かって冷気を送り込みたい

このような理由をみつけて設定を考えました。

特にも暑くなりやすい主寝室に冷気を流す意味ではかなり都合の良い設定でした。その変わり畳コーナーでゴロゴロいていると冷たい風の流れを感じることはあります。それはつまりダイニング方面への冷気の流れとして感じることもあるという事です。。

ただし、エアコンの風向きを上にした時よりもその程度はかなり少ないので諦めております。そしてエアコンの冷気の温度も稼働状況によって様々です。全て完璧に対処することはやはり難しいです。

またこの事例に関しましては我が家の間取りと言うか家具の配置といいますか。そういう面が多大に影響していると思っています。こちらを応用するにはそれぞれのご家庭の間取りや家具の配置などを見ながら考える事が必要なのかなと思います。

エアコンへの暖気の供給は自然と考えていたこと。

フエッピーさんの検証記事の中で、我が家の全館冷房が成功した要因として「エアコンの横方向に大きく開放された空間がある事」を挙げてらっしゃいました。

この空間から暖まった空気をエアコンに供給することによりエアコン周りの空気を冷やすこと無く、一定の動作を可能にしているのでは?という事でした。

フエッピーさん、その考え方はまさにサーキュレーターを使ってやろうと思っていた事なんです。

我が家の夏の温度状況

我が家で24時間全館冷房をしている時の室内の温度はおおよそこのような感じになっています。

基準としているRayエアコンの隣りにある温湿度計(みはりん坊W)の室温が25.5℃だとすると、そこから見た大まかな差も記載してあります。

この温度差は特別な熱源が無い時の温度差でありまして、お風呂上がりやキッチン使用時などはダイニングキッチン周りの温度が若干ですが上がります。

同じく湿度に関してもこのエリアは上下が激しいエリアですよね。浴室・脱衣所・洗面所に関しては浴室に向かってサーキュレーターを稼働させていると自然とLDKと同じ状態に戻っていきます。

恐らく湿気や熱気がサーキュレーターによって押し出されてLDKへ流れてくるのかなと思っています。
※我が家では浴室の換気扇は一切使用していません。

暖まった空気を流すために考えたサーキュレーター

以前にもサーキュレーターによって考えた空気の流れを紹介したと思います。全館冷房に関わって使っているサーキュレーターはこの3台になります。

  1. エアコンの冷気を撹拌するサーキュレーター
  2. 主寝室に冷気を送り込むサーキュレーター
  3. ダイニングキッチン方面から暖まった空気をエアコン方面に送り込むサーキュレーター

特にも3番のサーキュレーターに関してはその役割から暖まった空気を送り込む事からどうしてもカップボード上に設置したいサーキュレーターでした。

立体的に見る我が家の空気の流れ

我が家ではエアコンから出た冷気はエアコン下に設置したサーキュレーターでほとんどが撹拌されるようです。

壁際から伝ってきた冷気はほとんどが主寝室に送り込まれると思いました、残った冷気と撹拌された後に床面に下がってきた冷気は自然と玄関方面に向けて移動するに従い室内の空気と混ざり合っているように思います。

冷気は基本的に床に近い位置を移動するようなイメージで考えました。逆に暖められた空気は上に登りますので、温度上昇が多いだろうリビングダイニングからのサーキュレーターは部屋の上部を移動するように考えました。
※実際には冷気の流れを常に感じることはありません。あくまでイメージです。

よって、この暖かい空気を送る役割のサーキュレーターはどうしても高い位置に設置をしたく、リモコン壁に設置したカップボードに置くことは設計段階から考えていました。

このように部屋の上下でサーキュレーターの向きや冷気・暖気の動きの流れが違うことがわかると思います。

再熱除湿機能付きのエアコンは全館冷房の難易度に関わる大事な要素

今回フエッピーさんが指摘して下さった「エアコンの横方向に大きく開放された空間」はこのようにダイニングキッチン方面からの暖気を出来るだけ集めようとした場所でありました。

いや、正確にいうと間取の関係上からリビング・ダイニングからの暖まった空気を送り込もうと思うと必然的にあの空間に暖気を集めるしかなかったのかもしれません。

またこの場所に設置したみはりん坊の室温を基準にエアコンの冷気の状態を判断したことが成功の鍵だったのかな?と思います。

実際にこちらの基準となる場所の温湿度計(みはりん坊W)の室温が24℃台になるとエアコンから排出される絶対湿度量が高くなり、冷房運転にて除湿が出来る・現状を維持できるギリギリの冷風になってきます。

  • 室温:24.0℃
    湿度60%の絶対湿度:13.08g/㎥

この辺まで室温が下がってくるとエアコンから出てくる絶対湿度も高めになることが多いですし、そもそも室温がどんどん下がってくるので判断に迷う所です。

こうなる状況は真夏というよりはその前後の中間期で増えそうです。また1日の中では外気温が下がる夜間が多く、夜の寝る前などは現在の外気温と翌朝の最低気温を考えてエアコンの温度設定を考えます。もうこの辺は勘です。

でも失敗して湿度が上がってもせいぜい数時間だけの事ですし、翌日に昼間の気温が上がりそうであればそのままにしておけばエアコンがしっかり稼働して自然と室内の除湿が進みます。翌日も昼間の気温が上がらなそうだったり陽射しが少なそうだったら一時的にドライ運転をして除湿を進め部屋の状態を一度リセットする事を考えます。

このようにいざという時に部屋の状態をリセット出来る点からも、再熱除湿機能があるエアコンが有るのと無いのでは全館冷房に対する難易度がガラリと変わると思います。

サーキュレーターで空気を送らなくてもある程度室温は均一に近くなりそう

私が設計時に危惧していたことは、いくら引戸を開け放っていたとしてもエアコンの冷気は家の中に循環するのか?という事でした。

具体的に言うとこちらの図面に記載した浴室・脱衣所・洗面所・トイレのエリアと、子供部屋のエリアです。こちらのエリアは主寝室と違って常に風を送り込んでいる訳ではないので果たしてしっかりと冷えるのか?といのが不安点でした。

また、冷気の入口的な物が限られているのも特徴ですよね。(図面の黄色い範囲)その為に何れの場所にもサーキュレーターで風を送り込めるような計画だけはしておきました。

しかし実際に暮らしてみるとその心配は杞憂でした。特別に風を送り込むことをしなくても家全体はかなり均一に近い温度差に落ち着いてくれました。

ポイントはやはり陽当り?

先程紹介しましたエリアは家の中心からちょっと入り組んだような場所にあるエリアです。この場所って私のサイトをご覧になって頂いていた方には覚えがあると思います。

床暖房の考察の際にこちらのエリアは陽当りが少ないために室温が上がりにくく、床暖房の設定温度を高めに設定していたエリアであります。
※洗面・脱衣所・トイレのエリアは床暖房の設定温度は上げていませんが室温が上がりにくかったのは確かです。

当初はこちらのエリアはエアコンの冷風の流れからは外れた場所なので、室温が高めになるのではないか?と思っていたんです。しかしながら実際にはほとんど室温差が無いと言っても良いと思います。

考えられる原因は、このエリアが陽当りが少ない場所であるという事かなと思います。

床暖房の考察の際に床暖房のエリア設定は部屋ごとに考える他に陽当りのある部屋と無い部屋で分けるべきとお伝えしました。

同じ理由で夏季の全館冷房時にも陽当りの無いこの場所は、エアコンからかなり離れている場所でも陽当りがないだけに室温の上昇が最低限に抑えられ室温が維持できていると感じています。

平屋の特徴:長い廊下でも冷気は届くのか?

我が家のように限られた建坪で建てられた平屋の特徴は恐らく「廊下がないor少ない」という間取りではないでしょうか?この間取りだと扉を開け放っていると自然と室温は一定に近づきそうだと思います。

それに対して30坪を超えるような平屋になると個人の部屋などをLDKと隔離したような間取りが増えてくるかと思います。それはつまり長い廊下のような物が出てくる間取りが多いのかなと思います。

私自身が検証出来ている訳ではありませんが、我が家の感覚からすると長い廊下があっても扉を開け放っていると室温はかなり均一に近づくのではないかと思います。

ただし気をつけたい点があります。

扉を開け放っていても支障のない間取り

全館冷房の際に個室の扉を閉め切っていてはエアコンの冷気は届きません。個室に人が居ない間は扉を開放して冷気を取り入れ部屋の室温上昇を抑えることにより、夜間の暮らしやすさが変わると考えます。

引戸の選択が一番良いのですが、開き戸の場合も扉を開けっ放しにしていても支障のない間取り検討が必要になるのかなと思います。

外からの陽射し対策を万全に

我が家で言うと西日を浴びる寝室側は常に室温が1℃ほど高い状態になります。いかに室温が一定になるとはいえ陽射しを浴びる西側の部屋に関しては室温が上がりがちになるでしょう。これはつまり夜間に部屋を締め切った際に室温が上がりやすくなると言う事です。

一条工務店のi-smartやi-cubeでは西側の窓には遮光タイプのハニカムシェードが標準で取り付けられますが、日光を完全に遮断してしまうことから使いにくいと感じる方も多いと思います。外出中なら閉め切っていても良いと思うのですけどね。

また、遮光だけでなく断熱やレースのハニカムシェードを使ったとしても、ハニカムシェード自体が熱を持つことにより西日の影響は多分に受けると考えます。

その他のセゾン・ブリアールなどのハニカムシェードが標準でない方においては、ハニカムシェードをオプション設定で採用される方も居ると思いますがカーテンなどで対応されている方も多いと思います。その場合でも同じくカーテンなどが熱を溜め込む事に変わりは無いと思います。

やはり家の外部に陽射しを遮るものの存在は大きいと感じます。陽射しに対する対策はこちらのアイプレートを取り付けたり、洗濯用の物干しを設置しそれを利用して日除けを作ったりしても良いかもですね。

冷気を押し込めるサーキュレーターなどの設置案

家中の扉を開け放っていれば多少の温度差はあれど室温はかなり一定に近づくと考えますが、それでも廊下の先のエリアにはエアコンによって管理された空気が届きにくいことに代わりはないと思います。

実際にどうなるかは分かりませんが、やはりサーキュレーターなどを使って強制的空気を送り込めるような前提で間取り検討が出来ると良いのかなとは思います。その際には常にサーキュレーターが置かれていても邪魔にならない設置場所とコンセント案などが必要になってきますよね。

そして何より、サーキュレーターなどから出る風が常に生活している人にとって不快にならないことも大切だと思います。設置場所などには設計時から気を付けたいですね。

個室には再熱除湿などの機能を持ったエアコンの設置を

いくら全館冷房に成功したからと言っても、個室の扉を閉めていまうと個別にエアコンを使う必要が出てくると思います。特にも西側などの陽射しを浴びる部屋に関しては扉を締め切るとあっという間に室温が上がると思います。

フエッピーさんも紹介されていたこのようなエアパスファンの設置が出来ると本当に良いなと思うんですがねぇ。

現実的にはエアコンを稼働するしかないでしょう。その際には快適性を重視してドライ機能には拘り再熱除湿を用いた機種を選びたいなと思います。個別の部屋に設置されるエアコンはオプションで選んでしまう方も多いと思います。しかしながら一条工務店さんでオプション設定できるエアコンには再熱除湿機能を持ったものはありませんのでくれぐれもお気をつけくださいね。
※2017年7月現在

再熱除湿機能を有したエアコンに関してはフエッピーさんがまとめた記事を書いてく出さったのでこちらをご覧下さい。

番外編:我が家で使っている温湿度計は何個?

どうでも良い事なんですが、フエッピーさんがポロッと疑問に持たれていた温湿度計ですが我が家ではこんな感じになっております。

  1. AD-5687(みはりん坊W)
  2. AD-5686(ちょっと大きめの温湿度計)
  3. THD501(一条ユーザー御用達の外気温が分かるもの)
  4. 一条さんから貰った温湿度計

ほぼ各部屋に装備しています。屋根裏などは無線でリアルタイムに分かる一条ユーザー御用達の温湿度計を置きたいなと思っているのですがまだ手が回っていないのでとりあえず余った物を置いています。

玄関ポーチのポストの下にもみはりん坊Wを置いています。外気の湿度などを把握することにより室内に取り込まれる空気が湿気り気味なのかな?乾燥してるのかな?という物をチェックするためです。←これ夏も冬も結構大事なことです。

これは合わせてキッチンの換気扇を稼働した時に開く差圧可能式換気口から入ってくる空気の状態を頭に入れる為でもあります。

まとめ

今回はフエッピーさんに私の24時間冷房への取り組みをチェックして頂く中で気づいた点などを紹介してみました。

平屋に関わらず2階建てにおいても家全体をエアコン1台で管理できることは理想ではあります。しかしながら間取りによってはそれが難しい場合も多々あることと思います。それなりの知識をもって家造りをしても大変な作業であることには変わりがないと思います。

とにかく色々な設定を試してみることが大事だと思います。我が家のエアコン設定を例を挙げておりますが、どんな要因で室内の環境が良くなるのかわからないこともあります。

  • エアコンの風量・風向き
  • サーキュレーターの設置位置・向き
  • 陽射しの遮り方
  • エアコンフィルターの有無

何が良くて室内が十分に除湿できて快適になるか分からないものです。設定のポイントとなりそうなものはこれまでの全館冷房の記事において色々と紹介させて頂きました。

そしてここからが一番申し上げたい件です。私もこのような記事を書くようになり色々な方からエアコン設定に関しての相談を頂くようになりました。

まだまだ素人知識なので明確だったり適切なアドバイスは出来ないのですが、その中で一番つまずく内容はやはりエアコンに再熱除湿機能がない場合が多いということです。

一条工務店で建てられる方は本当にオプションのエアコンを選ばないで欲しいです。高気密高断熱住宅の性能面でトップレベルを争える性能を有しているのに、そのハウスメーカーが推奨するエアコンのせいで住み心地が悪くなるなんて本末転倒です。

間取やエアコン設置場所の関係で先行配管(壁内配管)をする場合には一条工務店さんのオプションで選べるエアコンを設置しなければならないと思うのですけどね。床暖房に付属しているRayエアコンに関しては良いのですが、むしろ個別の部屋に設置しようとされるエアコンにこそ再熱除湿は必要です。

一条工務店さんにおいてはオプション設定のエアコンを直ぐに見直して欲しいなと切に思います。

再熱除湿機能が無いエアコンで過ごされている方、もしかしたら気づいていないだけでその住み心地はまだまだ良くなる可能性を秘めていると思います。

一条工務店さんからプレゼントされる温湿度計は湿度がおおよそ10%程低めに出るようです。湿度がギリギリ60%を切っていると思っている方は実はその本当の湿度は70%近いかもしれませんよ?

もちろん室内の設定温度・湿度などはお住いの方の体調などによっても快適と感じる条件は変わると思います。喉の調子が悪かったりお肌の調子が悪くて湿度が高めでないとダメな方、高めの室温の方が好きな方、キンキンに冷えた室温のほうが好きな方、ほんとうに様々だと思います。

やはり一番大事なことは家の温湿度を正確に把握した上でその設定を自分好みに設定していく作業だと思います。特にも湿度計に関しては個体差がかなり多いことから是非ともみはりん坊Wをお勧めしたいです。

皆様が快適と感じられる設定を見つけられると良いですね。もっと快適な暮らしになると良いですね。今回の記事がその助けになれば良いなと思います。