【24時間冷房実践編】一条工務店の平屋をエアコン1台で全館冷房する為に歩んだ設定の道・手順の紹介

全館冷房




エアコン1台で家1軒を全館冷房するなんて本当に可能なの?

我が家は設計時からエアコンの効率的な活用を考えて設計をしましたが本格的に全館冷房というものを考えていた訳ではありません。

そんな私も一条工務店さんの家で標準的に取り付けられた長府のRayエアコン1台での全館冷房に成功する事ができました。

この記事の内容は全面的にフエッピーさんの記事を拝見しながらトライした結果になります。

フエッピーさんの記事はちょっと難しいです。。。

という方の為に素人の私がどうやってこの全館冷房にたどり着いたのか?

我が家の設定例を元にエアコンの設定を出来るだけ簡単に行えるように説明が出来ると良いなと思います。

思ったより長文になってしまいました。全館冷房の設定方法のみを見たい方は下の目次にある「必要なのは絶対湿度が確認できる温湿度計」の項目をクリックして頂けるとメインの内容まで記事を飛ばす事が出来ます。

その前の項目も大事な事を書いているつもりなのでお時間のある際にでも読んで頂けますと嬉しいです。

これだけは目を通して欲しい全館冷房への大前提

24時間全館冷房というお話をする前にみなさんに今一度確認をさせて頂きたい件があります。

全館冷房に挑戦する方を多数見かけますがそれぞれのお宅の条件によってその難易度や対策方法が変わると思います。

これから紹介するポイントが設定値などに影響を与えそうな要因だということを予め知っておいてほしいのです。

冷房運転の場合は自動運転はしない

私は旧宅まではエアコンは基本的に自動運転などを使用してきました。

現在の最新式のエアコンは自動運転をすることにより室温などをセンサーで感知し設定温度・湿度近づけるように自動で冷房やドライや送風を切り替えるのだと思います。

しかしながら家全体という大きな空間を管理するにあたりエアコンの設置場所だけの情報を元に自動運転したのでは全館冷房は上手くいきません。

今回は夏季の冷房期間に限って考えています。

家全体という広い範囲の全館冷房をするには一定の条件の風をずっと出し続けることが必要なので「冷房の弱運転」に固定し温度設定を調整するだけなので自動運転はしません。

また風向きに関しては極力下向きにすることが必要です。

外気温が熱くなる時期に関しては冷房・弱運転での管理が出来ていますが、前後の外気温が余り高くない時期に関しては状況に応じてドライ運転の必要も出てきます。電気代を考えたらドライ運転の方が簡単であるのは間違いないと思います。ドライ運転の場合は自動運転でも良いのかなと思います。

外気温・陽当りによって設定は変わる

同じ条件でも外気温によってそのエアコンの設定温度の最適ポイントは変わってきます。我が家で言うと外気温が20℃以下・20~25℃・30℃超えあたりをポイントに対処方法が変わってきそうな感じです。

現在の外気温だけでなく昼間の陽当りだとか最高気温だとかによっても変わりそうです。これは家がどれだけの熱を溜め込んでいて、気温が下がる夜間にどれだけ自然に室温が上がってしまうか?に関係するのかなと思います。

生活する上での排熱によっても変わる

室温を左右するのは外的な要因だけではありません。

  • 生活している人の人数
  • 家電からの排熱
  • 料理などの際の発熱
  • お風呂からの熱気

特にも1泊ほどでも家を空けると、同じ設定だったとしても思いのほか室温が下がってしまい結果として相対湿度が上がってしまう事もあるようです。

部屋の大きさ

こちらも間取りによって違いますよね。エアコンによって冷やされる区画の大きさの大小によって、エアコンの能力をどのように使うかが変わってくると思います。

我が家では27坪の平屋で引戸を完全に開けっ放しで生活しているのでほぼ全ての区画を冷房出来ていると思います。

これは30~40坪クラスの家でLDKと吹き抜け・廊下などを入れると同じような広さになるのではないか?と思います。サーキュレーターを使っての風の回し方にもよると思いますが、冷やす範囲が広くなるほど全館冷房の難易度は下がると感じています。

エアコンの設置位置

エアコン冷房の基本は暖かい空気を吸って冷たい空気を出す事です。特にもエアコンの設置位置は出来るだけ暖かい空気が溜まりやすい場所に設置をしたいです。

平屋の方は陽当りが良くて熱が溜まりそうな場所。勾配天井などの方は上のほうが熱が貯まると思うのでそれも良いでしょう。

2階建ての方は熱気が上に溜まりやすいので、2階の階段ホールや吹き抜けの方は吹き抜けの上なども良いかもしれませんね。

あくまでメンテナンスのしやすい場所が前提になりますのでご注意下さいね。1階と2階の両方に冷気を送れる場所に取り付けられるとベストなのかなと思います。

エアコンのメーカーや機種

我が家では一条工務店で殆どの方が採用されるであろう床暖房に付属している長府製のRayエアコンを使用しての検証になります。

ZEH対応の方はエアコンの種類が違うでしょうし、Rayエアコンを寝室などに取り付けて自分で支給したエアコンをメインで使われる方もいらっしゃるでしょう。

フエッピーさんによると一条工務店の家は6畳用のエアコン1台で対応が可能とのこと。むしろ容量の小さなエアコンを高稼働させることにより理想的な空調管理ができるそうです。

またドライ機能に関してです。Rayエアコンに関しては再熱除湿機能がありますが、その他の一条工務店でオプション採用できるエアコンには再熱除湿機能がありません。
※2017年7月現在

再熱除湿機能がないエアコンに関してはドライ機能を使った際の挙動が難しいというか、基本的にドライ=冷房・弱運転なのでお気をつけ下さい。再熱除湿は電気代は掛かりますが、この機能の有無はエアコン設定に困ったときの最終手段です。いざという時の住み心地に直結する機能です。

各部屋にエアコンなどを設置される方は一条工務店のオプションからは選ばない方が幸せになれるかなと思います。

同一メーカーでも機種によってその挙動が変わると思います。お使いのエアコンによって設定温度なども変わってくると思いますので、エアコンを交換されたなどの際は改めて設定を探る事が必要になるのかなと思います。

体感温度・風を直接浴びるかどうか・体調の問題

全館冷房を語るにあたって実はこれが一番大きな問題かもしれません。人が心地よいと感じる室温・湿度などはまちまちです。私が快適と感じる条件も寒いとか暑いとか不満が有る方もいらっしゃることでしょう。

冷房に関しては冷気を直接感じるかどうか?が大きいのかなと思います。その為にサーキュレーターなどを使って冷たい冷気を直接浴びないような方法も紹介しましたね。

またその日の体調によっても感じ方は変わると思います。同じ家族でも暑がり寒がりによって意見が別れることもあるでしょう。

この辺は床暖房と同じで、エアコンで微調整をしようと思うと思わぬ挙動をして部屋が不快になることがあります。エアコンだけに頼らずに衣服などである程度微調整することも大事かなと思います。

また体感が一番大事とは思いながらも、部屋の状態を体感ではなく数値で確認することにより相対的に周りの状態を判断する基準にもなるのかなと思います。

必要不可欠なのは「絶対湿度」が目視できる温湿度計

今回の全館冷房にトライするにあたり絶対に欠かせないのは絶対湿度が目視できる温湿度計になります。

その他にもサーキュレーターなどのツールがあると快適に過ごせるとは思いますが温湿度計だけは無くてはなりません。

こちらの温湿度計を使って下さい。お値段も1個当たり2,000円程度ですのでかなりお求めやすい価格かなと思います。

こちらの一番上に表示されている絶対湿度を確認します。室温とか相対湿度(%)は補足程度にしか見ません。

具体的に言うと室内の絶対湿度よりもエアコンから出ている冷風の絶対湿度が低ければ除湿が進んでいるという事で良いんです。

その状態で室温が低下しすぎない設定温度を探れば良いわけですね。

エアコンの吹き出し口に設置したみはりん坊Wで冷風の状態を把握するのが第一歩

我が家には多数のみはりん坊W設置していますが、メインで確認しているのはこちらの3箇所になります。

  1. エアコンの吹き出し口に設置したもの
  2. エアコンの近くに設置したもの
  3. 排熱や湿度が上がりやすい場所に設置したもの

それぞれを確認しながら家の状態を把握しています。

エアコンの吹き出し口に設置したものはエアコンからの冷風の状態を把握するものです。左側に設置したものはエアコンの冷気が当たらない場所でエアコンから出る冷風と部屋の空気を比較する為に置いています。

冷風は基本的に下に向かって出しますので、我が家で使用しているRayエアコンの場合は附属のストラップを1回ほど結んで写真の位置にクリップで留めますとちょうど吹き出し口の当たりに設置が可能かと思います。

見た目が良くないことは承知の上です。この見た目が許せない!という方は設定が決まったら外しても良いかもしれません。でも刻々と変化する部屋の状態を把握することはとても大事なことです。

3番のリモコン壁付近にある温湿度計は、お風呂上がりやキッチン使用時にどれだけ温度上昇があったか?湿度上昇があったか?によって設置されたサーキュレーターの風向きや強さなどを調節する為のものです

部屋の状態を確認する温湿度計の絶対湿度よりもエアコンからの冷気の絶対湿度が低ければ除湿ができているということ

凄く簡単なことですが、基本的に確認するべき点はこれだけかと思います。フエッピーさんの記事中では「冷房運転」の状態で室内を「除湿」できているかの考察について詳しく書かれています。

しかしながら私が普段から確認している点は室内の絶対湿度よりもエアコンから出てくる冷風の絶対湿度が高いか低いか?だけです。

快適と感じる室温・湿度は人それぞれかと思いますが、我が家では

  • 室温 25.0℃~26.5℃
  • 相対湿度 60%以内

この状態に部屋の状態を維持できるように設定をしています。湿度60%以下という設定の根拠はフエッピーさんのこちらの記事を参照して下さい。相対湿度が60%の絶対湿度(空気中の水分量)をみてみますと

  • 室温 25.0℃の60% → 13.8g/㎥
  • 室温 26.5℃の60% → 15.0g/㎥

になります。

エアコンを冷房の弱運転に固定し風向を下にした状態で温度設定を上下させてその冷気に含まれる絶対湿度量を確認しましょう。

同じぐらいの絶対湿度量の冷気が出ていれば現状が維持されますし、絶対湿度量が低い冷気が出ていればどんどん除湿が進んでいる事になります。

そしてその絶対湿度量を維持できる設定温度は間違いなく温度設定で言うと25℃などは下回るはずです。我が家で使用しているRayエアコンと冷房をしている空間の広さを考えても、一般的に皆さんが設定されそうな冷房設定温度の25~28℃設定では恐らく理想的な状態には出来ないかなと思います。

問題は室温の低下

絶対湿度だけを見るのであれば難しいことではないのですが、除湿された冷気が出てくると恐らく室温に比べてかなり冷たい空気が出ていることと思います。

冷気が不快と感じられる方に対してはサーキュレーターを使ってすぐに冷気を撹拌させることによりかなりの対策は出来ると思っています。こちらの記事で紹介したエアコンの下からサーキュレーターで冷気を撹拌させる方法をご覧頂ければと思います。

冷たい空気が出てきても冷やすべき空間が広ければ広いほどその冷気は暖かい空気と混ざりあい理想的な室温に近づいていきます。

よって、ロスガードを通して取り入れる外気だったり室内からの排熱だったりで自然に上がる室温と、エアコンで冷やす・維持する冷気のバランス探ることが必要になるわけですね。

エアコンから出てくる冷気は一定ではない

設定を見る中で注意しなければならない点があります。それは温度設定を変更してもすぐにエアコンから出てくる冷気の状態は変化しないということです。

私がRayエアコンの設定を見直す中で感じたことは、温度設定を変えてから5~10分ほどで出て来る冷気が変わるということです。そして同じ温度設定でもその状態は時間によって変化するということです。

我が家の設定を元に例を示しますと、23℃と24℃の2パターンの温度設定だけで24時間冷房をしています。
※夏季の最高気温が30℃近い時期の場合

  • 23℃の場合
    温度14~20℃ 絶対湿度8.0~12.5g/㎥
  • 24℃の場合
    温度16~21℃ 絶対湿度9.0~13.5g/㎥

こんな感じの範囲内の冷気が出ているようです。常にモニタリングしている訳ではありませんので正確性には欠ける事を予めご了承ください。

23℃設定のほうが確実に絶対湿度が低めの冷気が出ていることが多いです。上限は12.5gとしましたが普段は9.0~12.0g程度の冷気が出ている事がほとんどです。この設定ですと確実に除湿が進んでくれます。

逆に24℃設定の場合はもうちょと絶対湿度も多めで暖かめな冷気が出ている時間が長いような気がします。夜間など室温を下げすぎたくない場合に現状維持の為の設定温度として使っています。

我が家での運用例

我が家ではちょっと除湿を進めたかったり室温が26度を超えて暑くなってきたら23℃設定に。逆に雨が降ったりして曇りがちで陽射しの影響が少なかったり、夜間に室温が下がり気味で出来るだけ室温低下を防ぎたい時などに24℃設定にしたりして微調整をしています。

目標は相対湿度60%以内・50%前後を理想と思っていますが、一時的に60%を若干だけ超えるぐらいは仕方がないと諦めています。部屋干しをしたりお風呂上がりだったり料理をしたりの生活をしていると予想外に湿度が上がってしまう事は多いです。

しかしながら家全体を管理している以上は広い空間を1台のエアコンで管理するわけであり、設定を変更しても直ぐに家の状態が変わるわけではありません。

そういう意味でも普段からの部屋の状態把握とそれを見越した(先取りした)温度設定が必要になるのかなと思います。

季節によって変わるエアコン設定

これまで24時間全館冷房ということで冷房・弱運転で広い空間を管理する方法を紹介してきました。しかしながらエアコンが必要になる季節全てを冷房運転だけで過ごせるだけの計画が出来る方は少ないと思います。

我が家では5月のゴールデンウィークまで床暖房を稼働していました。その後5月の末に突然暑くなった時期から全館冷房のテストを開始しました。その際にフエッピーさんから頂いたアドバイスがあります。

「まずは再熱除湿を使って今の家がどれだけ快適に過ごせるか試してみると良いと思います。」

我が家で使用するRayエアコンのドライ運転は再熱除湿方式になります。冷房運転に比べて若干の電気代は余計に掛かりますがその快適さは間違いがありません。結果としてこの時に過ごした状態になるように自然に設定を煮詰めていけました。

我が家で行った設定の履歴から例を紹介したいと思います。

床暖房終了後~梅雨時期(最高気温25℃以下ぐらい)

この時期はお住まいの地域によって違うとは思いますが、日中の最高気温が突然に上がったりする季節かと思います。対して夜間はそれなりに気温が下がる時期でもあると思います。

この時期は梅雨時期も含めて室温がなかなか上がりにくい時期でした。陽射しが強かったり気温が上がる日中に関しては23~24℃の冷房運転で過ごせるのですが、気温が上がらない日中や陽射しの少ない曇りや雨の日・気温が下がる夜間に関しては室温が下がりすぎて冷房運転だけでは対応が難しんです。

よって、管理が難しい時期に関しては遠慮なく再熱除湿のドライ運転を使用しました。

我が家の履歴から見るこの時期のドライ運転のおおよその消費電力は0.3~0.4kWh/hでした。これは24時間稼働したとしておおよそ5,184円/月(※1)ほどの消費電力になります。実際には余剰契約の太陽光発電をしていると半分以下の電気代(※2)の支払いで済むものと思います。
※1 0.3kw×24円×24時間×30日=5,184円
※2 0.3kw×(24円×4時間+11円×8時間)×30日=1,656円

厳密に言うと昼間に売電出来るだろう電力を消費しているので負担となる電気代はもうちょっと掛かります。6時~18時まで太陽光発電がされている場合には

0.3kw×29円(売電単価)×12時間=3,123円
※2 1,656円+3,123円=4,788円

この状態で24℃~25℃設定のドライ運転(風量自動)をすると

  • 温度 20~22℃ 絶対湿度 10.0~12.0g/㎥

こんな感じの暖められて除湿された(再熱除湿された)丁度よい空気がエアコンから出てきます。ある程度限られた期間だけですので、この時期に関してはもうドライ運転で良いのではないかとさえ思います。

実際にはドライ運転にて簡単にすると室内の絶対湿度があっという間に下がってくれるので、在宅していない日中は24℃の冷房・弱運転などで電気代を節約し帰宅後にドライ運転に切り替えるような生活をしていました。

ドライ運転は冷房運転の約1.5倍の消費電力となるそうです。しかし快適性と電気代を天秤にかけるとこのままドライ運転でも良いんじゃないか?とまで思いました。

しかしフエッピーさんとお話した際に、今後気温が上がってくるとドライ運転に掛かる電気代はどんどん増えるしそもそも部屋を冷やしきれないと言われていました。

その意味を知るのはもっと外気温が暑くなってきた時でした。

最高気温が30℃を超えるような夏日

梅雨時期とはいえかなり外気温が高くなることも多い時期になると、エアコンのドライ運転では室温の上昇を抑えきれなくなってきます。実際に35℃近い外気温になってくると23~24℃のドライ運転では室温が27度を超えた時もありました。

こうなって初めてフエッピーさんから言われた意味が分かってくるわけです。

この時期になると先程紹介したように冷房・弱運転で

  • 23℃の場合
    温度15~20℃ 絶対湿度8.0~12.5g/㎥
  • 24℃の場合
    温度16~21℃ 絶対湿度9.0~13.5g/㎥

この2パターンの温度設定で

  • 室温 25.0℃~26.5℃
  • 相対湿度 60%以内

という条件をクリア出来ています。

でもこれ、実は簡単にこの設定に出来たわけではないんです。実は当初は温度設定に対するエアコンから出てくる冷気はこんな感じだったんです。

  • 23℃の場合
    温度15~20℃ 絶対湿度8.0~14.5g/㎥
  • 24℃の場合
    温度16~21℃ 絶対湿度9.0~15.5g/㎥

ポイントは赤字で示した部分です。どうしてもエアコンから出てくる冷気の絶対湿度の高いタイミングが多くて思ったように除湿ができなかったんです。

これもあってもうドライ運転で何とかならないかなと思っていた所で、それを見越したように記事を書いて下さったのがフエッピーさんでした。

エアコンにフィルターを取り付けることによって劇的に改善した冷気の状態

フエッピーさんが書かれた記事はこちらです。

エアコンを通過する空気の量が多いから除湿がしきれずに絶対湿度の高い冷気が出てきているという事で、それならば後付のフィルターを設置してエアコンを通過する空気量を減らしてみようという試みでした。

この対策によって我が家の24時間冷房設定は完結となったわけです。

室温を下げ過ぎないギリギリの温度設定である23~24℃で、相対湿度60%以下を維持できる9.0~12.0g/㎥程度の冷気を安定して供給できる設定にたどり着いたんです。

もちろん先程も申し上げた通り絶対湿度が一時的に高い冷気が出て来る時間帯はありますが、一定時間だけでありその後は除湿された冷気が出てくるので結果として快適な空間になるわけです。

実はRayエアコン単独の運用では無いんです。。。

ここまで我が家ではRayエアコン1台で24時間冷房に成功していると言ってきました。でも実はちょっと間違いがあるんです。

室温が上がりがちな寝室のお話は再三話題に上げてきたと思います。我が家にはこの記事を書いている現在で3歳の息子がおりますが、小さな頃から室温をかなり低い状態にしないと寝付きが悪い癖がありました。

よって息子が就寝する20時頃から私が就寝する23時頃までの間は寝室に設定したエアコンを一時的に稼働させて室温を24~25度台まで下げています。

この間の約3時間はLDKと寝室の引き戸はテレビの音などが聞こえにくいように閉め切っており、LDKの快適な冷気が寝室に回らずにどうしても室温が上がってしまうのです。逆に私が就寝時には引き戸を開けて寝ると心地よい状態に戻ってくれます。

同じように、各個人の部屋がしっかりある間取りの場合は扉を閉め切った段階で何かしらの対策は必要になるのかなと思います。

フエッピーさんの記事内においても要望としてエアパスファンの導入が上げられておりました。この意味が今になって分かってくるわけです。

全館冷房のまとめ

出来るだけ簡単に書くとか言いながらすごい長々とした記事になってしまいました。物凄く端的に言うと

我が家で目標としている25~26℃程度の室温を目指すなら、エアコンから出てくる冷気の絶対湿度量が12.0g/㎥を下回っていればそれで良い。

たったこれだけに尽きるかなと思います。その際に部屋が寒くなりすぎないような設定だったり対策が必要なわけですね。

その為には温湿度計の購入と設置も必要ですし、サーキュレーターなどの補助器具があると設定が容易になるでしょう。

フエッピーさんはこちらの記事で「全館冷房」ではなく「全館除湿」と言い換えたほうが妥当だと仰ってます。凄く核心に迫った言葉だと思います。

なぜなら私も全館冷房をするにあたって見ているの、は部屋がいかに除湿されて快適な状態なのか?という点だからです。

みなさん、全館冷房は室温をみるのではありません。部屋の湿度・水分量(絶対湿度)を見るんです。快適さは室温ではありません、湿度の問題です。

全館冷房に関しては数回に分けて記事を書きました。縁あってこちらの記事をご覧頂いた方は関連記事も是非とも見ていただければと思います。