【一条工務店】加湿器が必要という固定観念は捨てよう!やはり加湿器が必要なかった2年目の平屋のi-cube。



一条工務店の家は床暖房を使用するので過乾燥になり加湿器が必須と言われますよね。

今の表現には一部誤っている部分があるのですが確かに加湿器が必須なお宅も多いです。

しかし我が家においては入居1年目の冬においては加湿器が全く必要なく、むしろ除湿機を稼働して湿度管理をしていた程でした。

さて家の中の放湿が落ち着いたと思われる2年目の我が家の乾燥具合はどうなったでしょうか?

タイトルからネタバレはしているような気がしますがサラサラっとご覧ください。

加湿器の必要がなかった1シーズン目

我が家では2016年11月の末に新居に引っ越しをしました。

  • 一条工務店の家はとにかく乾燥する!
  • 加湿器必須!
  • 部屋干しでもガンガン乾きますよ!
  • お風呂の蓋を開けて加湿しても足りないぐらい!

なんてお話はこの記事をご覧になっていて一条工務店の家に少しでも興味のある皆さんはよく聞かれるかと思います。

その為に大型の加湿器を旧宅から引き続き持ち込み、フィルター類も新しくしようと手に入れた状態で新居に潜り込みました。

ところがどっこい。

いざ生活をしてみると全く加湿が必要ない状態でした。

という内容の記事を前回のこちらの記事で紹介したわけです。

ちなみに部屋が乾燥しているかどうかはお馴染みのみはりん坊Wを使って計測しています。

一条工務店さんで引き渡しの際に支給される温湿度計の誤差についてはこちらの記事でも紹介させて頂きました。

みなさんも一条工務店さん支給の温湿度計を過信しないようにしてくださいね。

個体差はあれど相対湿度でいうと10%ほど低く計測される事が多いようです。

数値だけ見てみなさんが乾燥していると思いこんでいるそのお部屋は実は十分な湿度だったりする可能性があります。

2シーズン目も加湿器が要らなかった

さて2シーズン目の冬がやってきました。

この記事を書いている1月半ばの時点での状況をお知らせすると昨年よりはちょっとマシかな?ぐらいの状況であり加湿器が必要ない事に代わりはありません。

LDKの絶対湿度が9.5g/㎥~10.5g/㎥

一時的に8.0g/㎥までは許容範囲

という状態を我が家は冬季の湿度の目標にしています。

絶対湿度の考え方に関しては何度か記事にもしましたので今回は省略しますね。

1シーズン目はあまり乗ることがなかった絶対湿度が9.0g/㎥台に2シーズン目は頻繁に乗りますし、8.0g/㎥台に乗ることもあります。

状態としては過加湿気味だった1シーズン目に対して2シーズン目はかなり理想に近い状態になっていると言えそうです。

1シーズン目よりも湿度が落ち着いた理由は?

そもそも1シーズン目に湿度が高めだった理由は色々な事が考えられそうです。

それに比べて若干の改善が見られた2シーズン目。

まずはこの若干の改善が見られた原因を我が家の生活環境の変化から挙げてみます。

生活パターンの変化

以前にも床暖房の設定において室温に与える影響に「人が生活しているかどうか?」が大きな要因になるという件を記事にしました。

この記事でも紹介しました通り我が家においては妻と子供が昼間の半日程度、家を不在にするようになりました。

もちろん昼食を作ることも無くなったのでこの食事の準備の際に出る「湿気」が無いことは大きいと思います。

室内物干しのやり方の変化

先程の生活の変化にも関係有ることですが、1シーズン目は妻が1日家に在宅しておりましたので

  • 電気代の安い夜に洗濯機を回す
  • 朝に部屋干しにする
  • 夕方か翌日朝まで掛かって乾く

というのんびり室内干しをしておりました。

当然物干しの湿気はダイレクトに室内の絶対湿度に関係があったわけです。

結果として室内干しをすると絶対湿度は12.0g/㎥を超えることも頻繁であり、衣類除湿乾燥機の稼働音が気にならない夜間に除湿をすることでなんとか室内の絶対湿度を10.5g/㎥以下になるように調整していました。

しかし妻が働きに出ることになりのんびりと室内干しもしなくなるようになりました。それに伴い

  • 昼過ぎに帰宅後に洗濯
  • 終了後すぐに衣類除湿乾燥機で室内干し
  • その際は脱衣所を閉め切って限られたエリアで物干し
  • 寝る前に乾いた洗濯物は取り込む
  • 乾ききらなかった一部の洗濯物のみ居室に移動し室内干し

というパターンに変更しました。

これには衣類除湿乾燥機の電気代を気にして夜間に稼働していた1年目と電気代を気にせず生活のリズムと生活のしやすさを優先した2シーズン目の違いもありますね。

結果として洗濯物を居室に部屋干しする時点である程度は物干しが進んだ状態なので室内に発散される湿気は少ないものであり、1シーズン目よりもLDKの絶対湿度が上がらなくなったと思われます。

それでも加湿が要らない理由

このように我が家の生活パターンの変化により

  • 昼の在宅時間・調理機会の減少
  • 室内干しの程度の減少

が顕著でありそれによって室内の湿度が上がらなくなったと考えています。

このように湿度の上昇要因が少ない状況でさえ加湿の必要のない理想的な状態で我が家は推移できているわけです。

以前に紹介しましたこちらの記事をInstagramなどで紹介させて頂きました。

予想以上の反響でした。

コメントを頂いた他にもうちも加湿器要らない状態ですよ!という方からメッセージを数件頂きました。

もちろん全てに共通した点というのは見つからなかったのですが、数人の方と状況が似てるなと思った点がありました。

それは30坪以下の平屋の方が多かったことです。

なぜ小じんまりした平屋は湿度が下がりにくいのか。

これが理由だ!という確証も全くありませんし、もちろん過ごされる方の生活の仕方なども大きな要因になるでしょう。

これはあくまで私の勝手な仮定です。

家族に対して家の広さが限られている

恐らく30坪以下の間取り設計の方は廊下なども極力減らし我が家のようにワンルームに部屋が付属したみたいな作りの方が多いのではないでしょうか?

人が暮らす中で発する水分はある程度同じかなと思う一方で家のサイズ(箱のサイズ)が小さいのですからその分湿度が上がりやすいと考えました。

湿気を発する設備は変わらない

湿気を発する設備なんて書きましたがこれは

  • キッチン
  • 洗面所
  • トイレ
  • お風呂

といった生活に関わる設備のことです。

30坪以上の家になっても二世帯などである意外は基本的にこれらの設備の数なども変わらないかなと思います。

トイレが多いぐらいなのかな?

家の大きさに対して湿気を発する可能性の設備が同じなんですからその分湿度は上がりますよね。

特にもキッチンからの湿気って大きいと思うんです。

3人家族でも6人家族でも調理において発せられる湿気ってそこまで違いがないような気がするんですよね。

1シーズン目の過加湿は何が原因か?

先程は小さめの平屋はなんとなーーく湿度が下がりにくいのでは?なんて考察を書きました。

もちろんこれに該当するお宅だって加湿が必要になるほど乾燥する事もあるでしょう。

というか乾燥する方の方が多いのかな?

一般的に1シーズン目はそこまで乾燥しない方も多いと聞きます。

色々な方からコメントやメールなどで乾燥しない理由についてアドバイスを頂きましたので紹介してみましょう。

建材からの放湿

入居1年目は新築時の建材に含まれた水分が放湿することにより一時的に湿度が上がる事があるそうですね。

この状態から一気に乾燥することにより木が動き壁紙の間や家の角部分に隙間が出来るという弊害もよく知られていると思います。

2年目訪問の際にその壁紙のすき間の修復をお願いする方も多いのではないでしょうか?

通常1シーズンを経ると落ち着く現象のようなので2年目訪問でチェックというのは理にかなっていそうです。

換気量不足

ロスガードからの換気量が不足することにより家の中の空気の入れ替えが十分でなく湿度が上がる可能性はあるそうです。

二酸化炭素濃度などを計測することにより状態を把握できるそうですが、我が家ではそこまでの計測を行っておりません。

ロスガードの換気量は一条工務店さんが計算して監督さんが設定をします。

これは施主が勝手に弄って良いものではありません。

とりあえずは可能性として覚えておくにとどめます。

ロスガードの外部給気口の位置

こちらコメントにて指摘して頂きました。

一条工務店の家ではロスガードは2階建ての場合は必ず2階に設置されます。

よってロスガードの外部からの給気口は2階に設置されます。

一方平屋に関しては1階にロスガードが設置されるので給気口は1階に設置されますよね。

夜間において湿気は下に降りてくるので2階建ての家は平屋に比べて湿気った外気を取り入れにくく、それが2階建てと1階建ての差となるのではないか?ということでした。

これに関しては夜間にロスガードの給気口近くに温湿度計(みはりん坊W)を設置してみました。

太陽光を設置した2階相当の軒下とロスガード給気口近くの位置では絶対湿度にそこまでの違いはありませんでした。

立地によってはそのような差が出るのかもしれませんが我が家においては原因とはならないかもしれません。

また1年目の過加湿は平屋に限らず2階建ての家でも発生する家もありそうです。

基礎の水分が抜けきっていない

基礎作成中の水分が抜けきっておらず、一定期間に渡り放湿を続けることで湿度が上がる可能性があるようですね。

こちらに関してもコメントで指摘を頂いたのですが私にも心当たりがありました。

こちらのコッタさんの記事で紹介されているように床下の基礎面にカビが発生してしまった!という事があったそうです。

この記事中のコメントにてお師匠のフエッピーさんがこんな事をおっしゃっていました。

床下結露は新築後に良くある現象だと思います。

3年程度で基礎の湿気が抜けると言われていますが、基礎を打設した時期によっては水分が多く残ってしまいそれが蒸発するときの気化熱で基礎が冷えます。

さらに、夏は地熱で冷える基礎に高湿度な空気が流れ込むと結露が起きてカビが生えます。

換気するとか炭を置くとかは意味がないと思います。

ご自宅の周辺関係が特段、湿気が多いという事がなければもう1年程度お待ちになると床下の結露が止まりカビが発生しなくなるのではないでしょうか。

ということで基礎からの湿気が床下に上がってくることはあるんですね。

この状態が室内にまでどれだけの影響を及ぼすのかは分かりませんが、いずれにせよ数年で落ち着くもののようなので様子を見るしか無いでしょうね。

ちなみにコッタさんの床下のカビについてはとりあえずの対応をして頂いてるようですね。

畳の調湿効果による?

こちらもコメントにてご指摘をいただきました。

我が家にはリビングの畳コーナー及び主寝室の畳エリアがあります。

その為に家の大きさに比べて畳敷きの範囲が広いと思います。

畳には調湿機能がありますのでこれの影響により必要以上に湿度が下がらないのではないか?ということです。

現にご指摘頂いたQ様宅におかれましても、和室とリビングを隔てる襖を撤去したところ乾燥しにくくなったそうです。

一条工務店さんで使われている畳はダイケン工業さんの製品になります。

もちろん今までのい草を使った畳とは違うのですがそれでも調湿効果があることには間違いがないです。

このように注意事項にも畳の内部に入っている畳ボードは調湿機能に優れていると記載があります。

調湿効果のある建材については採用される方も多いエコカラットなどが挙げられるかなと思います。

エコカラットの調湿効果と畳による調湿効果にどれだけの差があるのか分かりませんが、少なくともフローリングに比べると調湿効果が大きそうなのは間違い無さそうです。

またそれに加えて主寝室にはお布団を敷いています。

お布団は外に干すことはなく毎日どちらか半分に畳んで風通しをしています。

また定期的に布団乾燥機を掛けることによりフカフカの状態を維持していますが、これにより寝ている際に吸った水分なども室内にダイレクトに発散していることになるのかなと思います。

通常寝室の引き戸は開けっ放しですし、主寝室がLDKとダイレクトにつながっていることも関係しているかもしれませんね。

まとめ

ということで我が家においては結局のところ加湿器の出番は無さそうです。

まさかの3シーズン目に乾燥してくる可能性を考えて手持ちの加湿器と交換フィルターは捨てずに置こうとは思います。

一条工務店さんの家は例外なくロスガードが採用され第一種換気による24時間空調の環境下にあります。

熱交換と若干の湿度交換はされるものの基本的に乾燥した外気が入ってくることにより家は乾燥しがちになるのだと思います。

勘違いする人が多いのですが決して床暖房を採用しているから乾燥するのではありません。

そして家の中で発せられる湿気が外気からの乾燥した空気の流入よりも少なければ自然と乾燥してゆくのでしょう。

我が家のように加湿器が必要ない状態になる家というのはそこまで多くないと思います。

しかし現実として加湿器が必要ない家は存在するのです。

一条工務店さんの家では加湿器が必要だと決めつけずに、入居された方はまずは家の状態をしっかりと確認された上で加湿器を購入して頂ければと思います。

そして適切な湿度管理をされた家は窓の結露を最小限に食い止めてくれる家になってくれます。

この湿度管理につきましては後に別の記事にて紹介したいなと思います。