我が家ではタイルデッキに日除け用のシェードセイルを設置できるように色々な金具を設置しています。
- 壁にアイプレート
- 対面にシェード用のアルミ柱
これらは主に春先~秋口までの間にリビングなどに射し込む陽射しをコントロールするために設置したものです。
今回はこちらのアイプレートとアルミ柱を使い鯉のぼりを揚げてみました。
シェード用に取り付けた金具には色々な用途がありますよという事で簡単ですがご覧ください。
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シェード用の金具
我が家では家の設計時からシェードセイル用の金具を設置することを検討していました。
設置場所はリビングと主寝室にまたがるタイルデッキです。
平屋であまり陽当りの良く無い我が家ですがこの場所だけは唯一陽の光の恩恵を目一杯に受けることが出来る場所です。
設置したのは主に2種類の金具です。
壁面のアイプレート
こちらは家の壁面に設置しましたアイプレートです。
日除けのシェードセイルを家の外壁側に固定するために設置しました。
一般的な住宅の場合ですが家の外壁側に日除けのシェードセイルやすだれなどの日除けを設置する場合には
- 窓ガラスに吸盤的な物を設置する
- 物干し金具に取り付ける
- 1階に取り付ける場合に2階のベランダなどから垂らす
などという方法が多いのかなと思います。
しかし折角の注文住宅です。
シェードセイルだけの用途に留まらないとも思いましたので専用のものをしっかりと取り付けをしてもらうことにしました。
このような金具(アイプレート)になりますね。
一条工務店の家として特徴的なハイドロテクトタイルが外壁材として貼ってあります。
我が家では設計時からお願いしましてこちらのアイプレートを設置してもらうことにしました。
プレートの設置については建築時に監督さんなどがサービス的に作業して下さる様子も見かけます。しかし一般的には金具やビスの支給や取り付け、タイルの加工など別途料金が掛かるものです。取り付けの際は担当の方などとよく相談の上でお願いいたします。
対面のシェードセイル用アルミ柱
シェードセイルなどの日除けを家側に設置する方法は先程も紹介したようにいろいろな方法があります。
逆に家の外壁側に設置したシェードセイルをもう一方で固定する方法もいろいろな方法が考えられますよね。
一般的にはシェードセイルは「日除け」の目的である事からこんな感じで設置する方が多いのかなと思います。
重りなどで固定する
このようにコンクリートブロックや水を入れたタンクなどの重りを設置して固定する方法です。
設置場所や準備にも手間がかからない一方で突風などの際に重りが飛ぶ可能性もありますので取扱には注意が必要でしょうか。
地面に固定する
このように地面に直接固定する方法です。
固定先はこの写真のように地面にペグなどの金具を打ち込む方法が一つ。
もう一つはこの写真のようにウッドデッキなどに紐などで固定する方法です。
また前項で紹介したコンクリートブロックなどを地面に埋める例も拝見します。
業者さんに頼んで金具をウッドデッキなどに設置する方もいらっしゃるようですね。
これら重りや地面に固定する方法は完全に室内への日除けや目隠しの目的になるのかなと思います。
なので基本的に窓を完全に覆うような形になるのかなと思います。
ポールなどで高い位置に設置する
先程の固定場所はいずれも低い位置でしたが高い位置に設置するとその用途が変わってきます。
このように目隠しのフェンスなどに設置したり。
このようにシェードセイル用のポールなどを設置する方法です。
こちらは日除けだけでなくシェードセイルの下で作業などが出来るようになっていますね。
とても良さそうに見える一方で以外なほど日除けの役割を果たさない場合もあります。
それは太陽の角度により日差しが横から入り込むからです。
太陽の角度は時間と共に変わりますからね。
真上からだけ陽射しがあるとは限りません。
なので時間帯によって場所や角度を適時調整できるとすごく使い勝手がよいなと思うのです。
我が家に設置したのもこのシェードセイル用のアルミ柱です。
今回はこちらのシェード用のアルミ柱と家の外壁に取り付けたアイプレートを使って鯉のぼりを吊るしてみたいなと思います。
鯉のぼりを設置!
鯉のぼりと言っても色々なタイプがあると思うのですが我が家で使うのはあまり大きくないものです。
一番大きな物の全長でも100センチ弱ぐらいのものですね。
新居で自分の土地がある!とはいえ立派な鯉のぼりをポールに立てることが出来る人はそう多くはないでしょう。
ポールを立てても風でなびく鯉のぼりがご近所さんの敷地内まで言ってはご迷惑になりますしね。
なので我が家では計画時からこんな鯉のぼりも吊るせるかな?と思って壁側に金具のアイプレートを多数設置していました。
設置場所
まずはこちらのシェード用のアルミ柱です
そして壁面側ですが金具が沢山取り付けてあります。
シェードセイルを貼る際に使うのは掃出し窓側の金具ですが今回は3連窓側に設置した金具を使います。
紐の設置
実は去年も鯉のぼりを揚げているので今年は準備済みなんです。
このように紐の両端及び鯉のぼりを設置する場所にカラビナを取り付けてあります。
あまり大きな金具を使うと重くてぶら下がったままになってしまうので出来るだけ小さく軽いものを選びました。
取り外しがしやすいように金具を設置したわけで取り付けもワンタッチです。
鯉のぼりを揚げる
あとは鯉のぼりを設置するだけですね。
こじんまりとした鯉のぼりですが元気に泳いでくれることを期待しましょう。
この場所に設置するとなによりも子供が家の中からいつも見ることが出来てとても喜んでいるようでした。
取り外しも簡単
今回は取り外しがしやすいように金具を取り付けてあります。
鯉のぼりは雨に濡れても大丈夫なものが一般出来ですしあまり取り外しはしません。
しかし流石に嵐や強風のような天気予報が出ている際には取り外しをします。
このような事がしやすいのも金具やポールを設置している利点なのかなと思います。
中間期の日射制御に日除けは必須
シェードセイルは目隠しという用途もありますが日除けの用途がメインになります。
日除けなんてカーテンなどがあれば問題ないと思っていませんか?
一条工務店さんなど現在のハウスメーカーの主流になっている高気密高断熱住宅はその性能が高ければ高いほど家の中にとりこんだ熱を逃さないことになります。
これはつまり全館冷房(全館除湿)をしていない時期において陽射しを満遍なく取り入れる事は家の中が暖まりすぎてオーバーヒートしてしまう事を意味します。
ここで窓を開けて換気すれば家の中が涼しくなるから良いよというのは間違いなのです。
地域によりますが床暖房を停止する4月前後からエアコンを稼働する6月前後までの間の期間を快適に過ごすのはこの日除けが大きなポイントになります。
カーテンは室内に設置されるもの。
陽射しを受ければ熱を取り込みそのカーテンが熱源となり室内を暖めることになります。
大きな窓を取り付ければ取り付けるだけカーテンではなく外部の日除けを設置することが大事なのかなと思います。
まとめ
今回はシェードセイル用に設置した金具を使って鯉のぼりを揚げてみたという記事でした。
我が家では設計時にこれらの金具を使って色々なことを想定してみました。
恐らく冬以外の全ての季節で活躍すると思われる日除けのシェードセイル。
しかしそのために設置した金具たちはシェードセイルだけでなく色々な用途がありましたよということで。
去年も活躍してくれたシェードセイル用の金具ですが今年はまたカスタマイズして違う使い方が出来ると良いなと考えています。
あっという間にくるであろう夏の時期。
日除けのために準備するならお早めに如何でしょうか?
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