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4者面談で決まったこと




現場で直接相談させて貰いました

昨日は現場にて4者面談が行われました。

監督・営業さん・電気工事屋さん・私とで図面からは見えない問題点とそれに対する解決案をみんなで相談して考えて意思を共有するという目的でした。

電気工事屋さんとはある程度お話しておりましたが、一番は監督さんからのOKが出ないと電気工事屋さんも作業が出来ないわけで、結構重要なお話し合いでした。

一部ですが内容を簡単におさらいしてみます。

ダウンライトとSA.とNEの配置について

構造体の件でも少し触れましたが、このラインを出来る限り並べてもらうように正式にお願いしました。ナノイーについてはユニットが思っているよりも大きいために等間隔に並べることは不可能だそうです。SAだけでもダウンライトとともに6つの穴が並べられるように努力して頂けるようにお願いしました。

この辺のからくりはまた後で説明できればいいなと思います。

寝室のダウンライトとSAも出来るだけ並べて貰うようにお願いしました。しかし移動できる範囲は1/4マス内程度なので完全にダウンライト2灯の真ん中に来ることはありません。

予め計画されたダクトの長さによってロスガードの吸気量をインプットして計画換気できるように設定されてきているそうです。よって明らかに違う長さにしてしますと換気計画的にダメなんだそうです。

なのでオレンジのラインでダクトがあるので真ん中にSAを移動すること自体は難しくないのですが出来ないんだそうです。

空配管の為に究極の2択を迫られる

寝室から引き回されるΦ28ミリの空配管です。

改めてみるとΦ28ミリと言っても外径で33ミリだかあるので相当太いです。これが寝室内で2本とテレビ方面に1本引き回されるわけです。

中身はHDMIケーブルとスピーカーケーブルですね。

HDMIケーブルはリビング方面からの15メートル分は光ファイバーの配管用HDMIケーブルを1本用意しましたが、寝室内で使用する10メートル分はARC(オーディオリターンチャンネル)に対応している光ファイバーのHDMIケーブルが見つからずに通常の太いHDMIケーブルを配管に入れた状態で引き回す予定です。

スピーカーケーブルはベルデンの8473ケーブルを10メートル用意し、おおよそ7メートルの使用で済ます予定です。こちらも2個のスピーカー用に2本配管内に入れる予定です。

いずれも配管自体が太くて引き回しに苦労する上に中身を通すのも大変なので壁を貼る前に配管内にケーブルを入れた状態で引き回す方法をとっています。

上の写真ではぶら下がってますがオレンジ色のSAのダクトがあるので配管はこの場合ダクトの上を通さなければならないのですが天井補強をする場所でもあり配管が交差する隙間がありません。

対応策として考えられたのが上の断熱材を削る方法、こちらはおおよそ10センチほど削る件と削った跡がかなり汚くなるということ。

もう一つは天井を10センチ下げる方法。

リビング天井は10センチ下げておりますが、寝室は下げたくなかった件と、この部分だけ断熱材を削っても体感できる性能には変わりがないと思い断熱材を削ってもらう事にしました。

よって赤マル部分を削って頂きます。ただし、このSAダクトを微妙に交わしたせいで後の配線を引き直す際には大変ですよ~~って脅かされました。

なお、同じ寝室内に持っていく配管ですが寝室内を移動させると配管を曲げるスペースが全く無いので、一度天井が下がっているリビング方向に配管を移動した上で壁下に落とす方法を取りました。

こんな感じでございまして、偶然にも下がっていたリビング天井ですが、ここが下がっていなかったら結構ヤバイ状態になっていたそうです^^;

配管自体が太くて曲がりづらい上に、後で配線を引き回すことを考えると曲がり角度(アール)をある程度大きくとらないといけないっていうことです。

なので、太い配管を施工予定の方はよく相談の上で設計してくださいね。我が家の場合大きく曲がるリビング天井は天井が下がっていましたし、配管の出口付近(主寝室のWIC上)も壁をふかしてあったので偶然にもOKでした。あれが無かったら完全に天井下げるとか出口を買えるとかしないと無理だったそうです。

スイッチの高さ指定の再確認。

我が家のスイッチ系は全てH=1100に設定していますが、個別に高さ指定がされていないスイッチに関しては通常の高さH=1200の状態でHRDで取り付けられて上棟されます。

よって電気屋さんが高さを全部10センチ下げなければなりません。この作業自体はそんなに時間のかかるものではありませんが、H=1200で取り付けられて来たスイッチを下げなければならないのでその分の外壁の断熱材が余計に削られることになります。

ちょっとした事ではありますが、もしも私と同じようにスイッチを下げたくて断熱材を出来るだけ削りたくない方は全てのスイッチに個別に高さ表記を入れてもらう必要がありそうです。私の場合は電気図面連絡表に記載以外のスイッチは高さ1100という記載であり、図面自体にH1100の表記はありませんでした。かなりゴチャゴチャした図面だったので出来るだけ表記したくなかったんでしょうね。

でもね。どのみち配線分の断熱材はけずられるのでその差はチョットだけですけど。

加えて言いますがHRDでは通常の電気図面の通りに馬鹿正直に部材を作ってきますのでお気をつけ下さい。施工連絡表とか関係ありません。1枚の電気図面上に表記してある内容です。

お風呂のスイッチです。赤いラインの位置に当初はスイッチボックスが取り付けられて上棟しました。今回の相談では打ち合わせ時の図面上には出てこなかった水抜きのリモコンの高さどうしますか?っていうことで、他のスイッチと同様に10センチ下げてもらいました。

リモコンニッチ部分ですが変更前はこんな感じで図面通りに配置されてたのです。コルクボードを施工予定の場所までスイッチが配置されております。細かすぎて電気図面上ではこの壁一面にリモコン系が書き込まれていた上に欄外にも記載がありました。

このように施工連絡票どおりに配置しなおしてもらいました。全部監督さんがやってくれましたよ。監督さんすげぇっす。

HRDでは電気図面通りにしか作らないので施工指示書にていくら指示しても最初の段階では電気図面通りに出来上がってきてしまうそうです。

それを監督さんが一生懸命作りなおしてくれました。そしてポイントはオレンジの○部分、下の施工連絡書では1番のドアホン操作盤になりますか。

ドアホンの操作盤が一番顕著なんですが、施工連絡表では構造体にくっついて配置されていますが、実際にはスイッチボックスの上にかぶるように配置されるので、そのままだと施工連絡票のように構造体に沿って真っ直ぐに並ぶことはないということです。

よって、スペーサーのような木を噛ませながら出来るだけ揃うように監督さんが配置しなおしてくれたのがこの写真です。なのでかなり下がっているように見えますが計算上は並ぶはずだと。

3番の床暖リモコンと6番8番のスイッチ板も着手承諾後に気付いたというかコメントでも指摘されてたのですが、やはり入り隅で干渉するようです。よってスペーサーを入れてもらって床暖リモコンを若干左に移動してもらいました。

でもミリ単位ではずれるのはご了承くださいねって言うことでした。中には1ミリとか2ミリずれているっていう施主さんもいるので念の為にって言ってました。これはきっと私がそこまで気にするタイプだと思ってるんだなと。

私、細かい指定はしますけどそこまで過度に五月蝿いことは言わないつもりですからw

コンセントの細かい配置をチェック

図面上ではこうなってるコンセント。

イメージではIHに向かって左の奥の壁に取付けるイメージだったんですが、上手い具合に移動してくれなかったんですよね。

HRDでは図面の通りの場所にスイッチボックスを配置してきた訳ですが、これを奥に移動してもらいました。こんな細かいような点が何点かありました。

大工工事が進む中で微妙な指定はまだ出てくるかもしれません。

これも現場に行ってないと分からなかった件で出来上がってからコンセントが真ん中に付いちゃったな~っていう件になるところでした。

電気図面は要チェックです

電気図面のスイッチやコンセントの位置って予想以上に図面通りに出てくるようです。そして電気図面の注釈にあるように図面とちょっと違う位置に配置されることがありますというのは、このように基本的にスイッチボックス単体の場合は構造体に取付ける形で配置されてくることによるんでしょうね。

なので、自分なりに細かいお願いがある際は監督にお願いするなりしてこの工事の段階で指摘修正できる機会を設けて貰うことも必要かなと思います。

場合によってはスペーサーを使ったりして微調整も可能かと思います。

特注の電気図面

ほかにもちょいちょい合ったのですが、実は一番驚いたのが現場にあった電気図面です。

上にある図面が普段みなさんが一条バッグにいれて打ち合わせの時に使う大きなA3用紙です。現場にある図面が超でっかいです。電気屋さんも普段みるものの他に壁に貼ってあったりして、やっぱり現場施工するさいは大きな図面使うんだな~って思ってたんです。

そしたらね、監督さんがね、ポロッと言ったんですよ。

監督「私こんな大きな図面見たの初めてです^^;」

まぼこ「Σ(゚Д゚)えっ、まじっすか!」

監督「このサイズの用紙に特別に印刷してもらって1枚1700円ぐらい掛かった気がします」

まぼこ「現場ではこういう大きな図面でやるんじゃないんですか?」

監督「だってこの図面、この位のサイズに拡大しないと細かすぎて見えないんですもん^^;」

まぼこ「よ、よろしくお願いします^^;」

えぇすみません。確かに見えないです。。。。A3用紙と比較して大体A1用紙ぐらいなのかな。。。今日までに電気配線の第一陣が終わる予定です。次は大工さんが壁を貼るはず。近くて良かった現場ですね♪

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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