私が今まで日々暮らしてきた中で床に敷くマットというのは当たり前のように存在していました。
- キッチンマット
- トイレマット
- 洗面所マット
- バスマット
- 玄関マット
家を新築しようという中で設計時に考えさせられたのがこの沢山のマット類の取捨です。
設計時に家が出来上がった後の生活を一生懸命想像する中でとても考えさせられた事です。
結果的に我が家においては敷きっぱなしのマット類は一切使用せずに生活をしております。
そこに至るまでの考え方と実際にどのように運用し暮らしているのか?
そんな事を紹介させて頂きたいなと思います。
マット類の思い出
当たり前に使っていたマット類
高校を卒業し大学に入ることでひとり暮らしを始めた時からマット類というのは使って当たり前のものでした。
- キッチンマット
- トイレマット
- バスマット
少なくともこれらのマットは必ず専用の物として売っている物を使っていました。
しかし実は使っていただけでお恥ずかしながらほとんど「洗う」という作業をしてこなかったのです。
まぁひとり暮らしでしたしね。
バスマットは流石に週に1回ぐらいは洗っていましたので洗い替え用に2枚持っていました。
しかしキッチンマットとトイレマットは正直言うと数ヶ月に1回だけ特別に汚れたようなときだけ洗っていました。
今思うととても汚いですね。
洗うのが大変なマット類
妻と暮らすようになり流石にマット類も洗うようになりました。
しかしマットって一度洗うと中々乾かないんですよね。
そしてキッチンマットなどは干してみるとなんと大きいこと!
大きさで言うと我が家で使っていたものは確か長さ3メートルぐらいあったような気がします。
それを干そうと思うと内側が滑り止めになっていますしなかなか乾かない。
乾きやすいように斜めにしてみると物干し竿の高さや長さが足りなかったりしました。
とにかく大変な事この上無かったのを覚えています。
洗うタイミングが難しい
一般的なマットって裏に滑り止めなどがついていることが多いですよね。
洗濯機で洗う際には他の洗濯物とは別に洗うのではないでしょうか?
しかし決まったペースの洗濯サイクルにプラスして洗うというと手間も掛かりますしどうしても億劫になりがちです。
マットのせいで汚れが溜まる?
定期的にマット類を洗うと言っても毎日洗うわけではありませんよね。
例えばですがこんな事があったのですが皆さんはどうでしょうか?
キッチンマットの周りに米粒が
お米がキッチンマットとキッチン台の間によく挟まってました。
お米だけなら良いのですが切った野菜の皮の端っことかも。
マットが敷いてあるだけに下に落ちて挟まっている事に気づかずにキッチンマットを洗ったり掃除しようとめくった時に気づくんですよね。
毎回ちゃんと掃除しなさいと言われればそれまでなんですけどね。
何かもうキッチンマットが無い方が綺麗なんじゃないかと思っていました。
トイレマットって逆に汚いような気が
そもそもトイレマットって何のためにあるんでしょう?
男性が立って用を足す際の飛び跳ねをガードする目的?
トイレのインテリアのため?
新居に越すまでは私も立って用を足していましたので恐らくかなりの飛び跳ねをしていたことでしょう。
もちろんトイレマットの上にも盛大に飛び跳ねていたことでしょう。
でも毎日洗っていたか?と言われると洗っていませんでした。
トイレスリッパもそうですがそこにマットとスリッパがあるがだけに余計にトイレがダーティーなゾーンになっているような気がしてならなくなりました。
地味に高いキッチンマット
ひとり暮らしをしている時はキッチンは大きくなかったのでマットも小さかったのです。
しかし妻と暮らすようになり使っていた長さ3メートルほどあるキッチンマットは近所のホームセンターで5,000円ほどしてお会計に行ってビックリした記憶があります。
洗い替え用にもう1枚購入しようと考えたのですがどうしてもお値段がネックになってしまい購入出来ませんでした。
結果として洗濯中はキッチンマットを敷かないで作業をしていました。
しかし今思うとマットが無い時に何か不便だったか?と聞かれるとあまり不便も無かったような気がします。
お掃除の主役:ブラーバの邪魔になる
作業時のマットをどうするか?
我が家では新居を計画する際に基本的に拭き掃除ロボットのブラーバを最大限に活用できるように考えた経緯があります。
現在では畳エリアを除いたほとんどのエリアのお掃除をブラーバが担当しています。
この計画でもしも家のいたる所にマットを敷いていたらどうなるでしょうか?
毎日必ず1回はブラーバを稼働させる我が家。
マットの種類にもよりますが恐らくマットをぐちゃぐちゃにしながらの作業になるのかな?と思います。
もしくはブラーバを起動する度に毎日マットを邪魔にならない場所に退避する日々。
これはもう運用の邪魔でしかありません。
またお掃除ロボットのルンバでもマットの種類によっては巻き込んだり押したりしてぐちゃぐちゃになって困る方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ルンバの場合はマットを選べば大丈夫
ブラーバは拭き掃除ロボットなので段差に弱いです。
なのでマット類でもある程度の重さがあったりフローリングと密着していてブラーバのセンサーが働くレベルであればマットを障害物と認識して上手く回避してくれるでしょう。
一方でお掃除ロボットであるルンバはある程度の段差もどんどん乗り越えていくだけに困ることも多いようですね。
https://tori-ismart.net/pappelina-kitchen-mat/
こちらキッチンマットとして人気のパペリナマットはお値段は立派ですがルンバが登ってもズレること無く使用できるようですね。
リンク先には動画などもありますので興味の有る方はご覧くださいませ。
固定したマットは使わないことにした
ということで我が家においてはブラーバを最大限に活用する観点からも固定されたマット類は一切使わない事にしました。
しかしマットを全く使わないわけではありませんよ。
我が家ではタオル生地のバスマットを色々な場所に流用することしました。
これにより綺麗な状態のタオル生地マットを常に使うことで清潔感を保つ事が出来ます。
そして普段はそのマットを敷かない事によりフローリングを全面に出す生活をすることにしました。
使用しているタオル生地バスマット
まずは我が家で今使っているタオル生地マットを紹介しましょう。
マットを選ぶ際に条件にしたのが以下の事です。
- タオル生地である
- 出来るだけ大きいもの
- 出来るだけ厚みのあるもの
- 出来るだけ肌触りの良いもの
えぇ実は全くアバウトな条件で探しました。
タオル生地であるのは分かるのですがその後はもう買ってみないと分かりません。
実物を手にとって選べれば良いのですが近所のホームセンターなどでは見つけられませんでした。
そんな時に我が家で愛用しているバスタオルなどを取り扱っているヒオリエさんで取り扱っているしろくまバスマットを購入してみました。
こちらの商品はタオル生地のバスマットを探した際の条件を我が家としては満たすものでした。
ヒオリエさんはバスタオルだけじゃなくてバスマットも取り扱ってらっしゃったんですね。
タオル生地バスマットの運用方法
キッチン
シンク・作業エリア前
まずはキッチンで1枚を使用します。
普段はこのように何もない状態になっています。
まな板を使ったりシンクでちょっとした洗い物などをする際にはこのようにバスマットを敷きます。
シンクで水が跳ねたら?
タオル生地のマットなので足でちょいちょいと拭きます。
作業中に何か落ちたら?
ちょいちょいマットを移動してるので直ぐに気づきますのでこまめに拾います。
作業の流れ的にシンク前と作業エリア前で同時に作業することが少ないのであまり不便はありません。
欲を言うともうひと回り大きいと嬉しいなとは思います。
CHECK
カワジュン(KAWAJUN)のハンガーレールを使った機能的なキッチンシンク回りの紹介はこちら。
ビルトインIH前
こちらは作業内容によっては油ハネもありそうですよね。
茹で系の料理をする時にはこんな感じでマットを移動してきて使っています。
炒め物などをする際にはこんな油ハネガードを使っているので意外と手前には跳ねてこないようですね。
もちろん料理の内容にもよるとは思うんですけど。
一応盛大に油ハネするような料理をした際には個別にフローリングの掃除をします。
掃除の際はセスキ水をフローリングに吹きかけてショップタオルでちょいちょいっと拭き掃除を。
面倒だなと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが固定されたマットを使っている方はこの飛び散った油の上を何度も行き来するんですよね。
今になって思うとそっちの方が他の部分も汚しそうです。
また使っている油ハネガードは勝手にお友達と思っているnutsさんから教えてもらいました。
https://www.instagram.com/p/BbHdTxaB-HM/?hl=ja&taken-by=nuts_icube
それまで100均の油ハネガードを使ってボロボロになったら買い替えていたのです。
こちらはしっかりとした作りになっていますし何より分解して食洗機で洗えるのが良いですね。
汚れたらお洗濯
こちらは汚れたなと思ったり他のお洗濯のタイミングで交換します。
実際は炒め物などしない日もありますし毎日は交換していません。
しかし普通のキッチンマットに比べればその交換頻度は高く綺麗な状態で使えていると思います。
トイレ
トイレは今回のタオル生地バスマットの運用外なのですが一応触れてみますね
このように我が家ではトイレにはマットやスリッパ類は全く使っていません。
用を足す際は座っていますし息子がこぼしたりした際にもマットがないだけに直ぐに気づいて拭き取りが出来ます。
むしろトイレマット等が無いよりも清潔感を持って使えると思います。
我が家のトイレはスロップシンクエリアと含めてかなり広いと思うのです。
なので「トイレ」というよりも「トイレもあるサニタリールーム」というダーティーなイメージが全くない部屋になっていると思います。
玄関ホール
トイレと同じく我が家では玄関ホールにもマットはありません。
そもそも玄関マットって何のためにあるんでしょう?
- 足元のホコリや汚れを受け止める
- 玄関ホールのアクセント
- 風水関係?
こんな所なのでしょうか?
足の汚れなんかを取る目的だったらそれこそ頻繁に洗わないとダメですよね。
インテリアとして玄関マットを採用されるのであればもう何も言うことはありません。
我が家の認識としては何もなくてスッキリしてて良いなと思っています。
もしも玄関マットを敷こうと思った時には斜め框に合いそうな形のマットって何だろう?と深みに嵌まるんだろうなとは思います。
三角形のマットとか特注しそうなので我が家は深みに嵌まらなくて良かったです。
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まさにバスマットの本来の使い道ですよね。
普段はこのように何もない状態ですが。
マットを敷くとこんな様子になりますと説明するまでもないですね。
普通のお風呂マットと違う所はタオル生地なので床に垂れた水滴もそのまま拭いちゃえるところでしょうか。
珪藻土のバスマットも流行っていたので検討はしてみたのですが小さな子供がいると色々面倒な事が多そうだなと思い採用しませんでした。
バスマットとして使用後はお風呂の扉にバスマットを掛けて乾かしておきます。
CHECK
洗濯機の排水口って洗濯機の下がベストだと思っていませんか?それは間違いです。
洗面所
こちらはお風呂場から脱衣所を挟んであります洗面所になります。
これが普段の様子です。
マット等も無くかなりスッキリですね。
我が家にはスロップシンクがありますので洗面所で水を使った作業をするのは基本的に朝だけになります。
朝には顔を洗ったり髪の毛を濡らして寝癖を直したりという作業があります。
もちろん水が跳ねますのでマットが欲しくなります。
朝に使うこのバスマットは前日の夜にお風呂で使ったバスマットが翌朝に乾いた物です。
タオル生地のバスマットの良い点はやっぱりそのまま飛び跳ねた水を拭き取ることが出来ることですよね。
マット外の水はねに気づいた時はそのまま足でちょいちょいっと拭き取ってしまいます。
作業が終わりましたら夜のお風呂の際に使えるように物干しに掛けておくかお洗濯行きになります。
お洗濯に行くタイミングは夜のお風呂の後だったり朝の洗面後だったり。
タオル生地のバスマットなので他のバスタオルなどと一緒に洗うことが出来ますので洗濯のタイミングに合わせて洗うことが出来ます。
我が家の運用法のまとめ
ということで我が家では常に使っているタオル生地バスマットは2枚になります。
- キッチンで1枚
- お風呂&洗面所で1枚
どちらも同じものを使っていますので4枚も準備すれば洗い替えにも十分対応出来ます。
また同じものを使っているとあっちのマットがお洗濯間に合ってない!とか言うことが無くてとっても良いです。
キッチンで急遽汚れちゃった時も浴室からバスマット持ってきて!って出来ますからね。
次に狙っているタオル生地バスマット
我が家で今使っているバスマットですが使用感に全くの不満はありません。
強いて言えば大きさでしょうか?
69cm×40.5cmですがもう一回り大きいとキッチンなどでも余裕があって良いなと思います。
そんな中で懲りずに探していたらこんなものを見つけました。
今使っている物よりも一回り大きい80cm×67cm。
そして何よりも安心の今治タオルブランド。
お値段は立派ですが今治タオルってヘタらずに本当に長く使えるんですよね。
次の買い替えが来る前にサンプルで手に入れて使用感を確かめてみたいなと思います。
その際はまたレビュー出来ると良いなと思います。
まとめ
ということで今回は我が家のマット事情を入居後Web内覧会として紹介してみました。
以前から抱えていたキッチンマットやトイレマットへの不満点。
これに新居の計画時に考えていたブラーバ運用を考えた結果としてたどり着いたのがこのようなマットを全く敷かない生活です。
我が家では毎晩ブラーバさんが拭き掃除をしてくれるのですがその機能を最大限に使えていると思います。
そしてなによりマットが無くフローリングがスッキリしていますのでキッチンの一体感を損なうことがありません。
暮らし方に関しては人それぞれかなと思いますがこんなマットの運用方法もありますよということで入居後の内覧会でした。
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