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施工検査・チェックされた場所は何処かな?




我が家の工事は既に大詰めとなっておりまして、内部工事はほぼ全て終了し外部の枡関係の工事やテレビ関係のアンテナの取り付けを待つのみとなっております。そんな中で引き渡しを前に監督さんと出来上がった家の内装や外装に関して傷や施工などで気になる点を指摘する機会をいただきました。

施工検査立ち会い

今回の施工検査とは?

施工検査につきましては通常は施主さんが立ち会うものではなく監督さんが数人いらっしゃって確認をするものだと思います。私も監督さんが何人もいらっしゃってた際にたまたま現場に立ち会っていたのですがその際は私が仕事中だったこともあり特別にチェックなどはしませんでした。

我が家の施工はほぼ終わっているものの、未だに細々した施工がちょいちょい行われておりまして仕事の合間を縫って業者さんがいらっしゃる際におじゃまして自分なりに気なる場所にマーキングをしておりました。

監督さんたちが付けたマーキングを横目に見ながら自分なりに気になった点を記録(マーキング)しておき、それを確認する機会として監督さんに立ち会ってもらいました。

監督さんが立ち会うのは普通ではない?

既に建築済みの方のブログを拝見してると、施主が立ち会っての検査自体をお断りされる方もいらっしゃるようですね。我が家の担当地域に限って言うと施主さんから申し出があれば機会を設けていますということでした。ただし全体からすると1割~2割も居ないかな?という事でした。私の場合は建築時から細かくチェックしていた事もあってやるのが当たり前みたいな空気がありまして、監督さんから何時ごろにしましょうか?とお話を頂けました。

ただし、通常は1日で家中全てをチェックすることは難しいと思います。状況にもよりますが、私はルームクリーニングが終わった後に細々した作業をしに業者さんが来ている時間を見計らって小分けにチェックしました。建築中の現場には業者さんが居ても監督さんか営業さんが同伴が基本なのでしょうからこの辺は難しい所ですね。

チェックにあたり

家中をチェックするに辺りpopologさんが公開されている施工検査チェックリストを参考にさせて頂きました。大変参考になりました、ありがとうございます。

http://ismart.popolog.net/articles/2016/08/myhome-checklist.html

こちらからPDF版もダウンロード出来ますので、これから引き渡しの方は是非参考にされて下さい。自分では気づけ無い点もありますのでこのような物があるのはとても助かります。ちなみにこのチェックリストを見た監督さんが思わず「すげぇ。。。」って呟いてました。

チェック箇所

これから私が見つけ場所を紹介しましが、これは監督さんたちのチェックが終わった後に私が見つけたもの=チェックから漏れたものです。監督さんたちはチェック箇所が決まっているのかもしれませんね。参考になればと思います。

外回り

ハイドロテクトタイルの欠けや割れ

こちらは足場が全て外れてしまっているので細かいチェックまでは出来ませんでしたが、以前玄関周りのチェックをして貰った時に私が気づかない点まで気付いて下さってたので私は細かくはチェックしませんでした。

実際に近づいてよーーくみると角がちょっと欠けた部分が塗られていたり、まぁ細々とはあるにはあるんですけどね。どうしても外壁は室内のようにキズが全くないとかいうレベルは難しいと思っているので、下からみて極端に外壁が浮いていたりタイルの列がズレていたりが無いか?だけを確認しました。

屋根周り

言い方が合っているか分からないのですが波風という部分なんでしょうか?施工が雑に見える場所がありましたので指摘しました。

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このように施工が雑に見える場所が1箇所と

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こちらももうちょい綺麗にしてくれてもいいかな?と思って指摘しました。

タイル関係

私は知識がないので分からないのですが、タイルデッキの小上がり部分のモルタルなのかな?このように垂れてきたような模様が出来ていました。水もないですし擦って取れるものなのか分かりませんがとりあえず問い合わせ中です。

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拡大するとこう見えます。

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ちょっとだけ気になっちゃいました。

ついでにタイルとタイルの間の目地の色が不均一なのはこれは落ち着いてきたら同じになるんでしょうかね?土間コンとか色が落ち着くまでに時間が掛かるとか聞きますけどこれも同じようなものなのかな?こちらも問い合わせ中です。

内装関係

玄関周りは常に物を出し入れしていた場所だからかなのか結構傷が目立ったように思います。監督さんたちが検査した時点で玄関周りにはまだ工事用の荷物が沢山ありましたのでチェックが隅々まで行き届かなかったのかもしれませんね。

土間のタイルと框の境い目

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ちょっとだけ隙間が空いちゃってる場所がありました。

シューズボックスの棚板

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棚板に引っかき傷のようなものがあった物が2~3枚有りました。

シューズボックスの下

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シューズボックス下の角が捲れていました。よく工事用の資材なんかが置かれてましたからね。というか今でも置かれてますしね。

変形斜め框の折り返し

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斜め框が変則で曲がる場所ですね。施工完了時には無かったと思うので何かぶつけちゃったんでしょうかね。

コンセント

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何となく曲がってるなと思ったらやっぱり曲がってたコンセントが数か所。表のパネルを外してちょいっと調節するだけなんですけどね。自分でやるのが面倒でお願いしちゃいました。

畳コーナーの縁

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ここは生活始めてからも要注意ですね。傷ではないのですが結構こうやって凹んでる場所が多いんです。監督さんに聞いたら温めて膨張させてから云々と言っていたのですがとりあえずお任せしました。

クロスの繋ぎ目

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クロスの繋ぎ目が目立つ場所は数カ所ありました。どうせ引き渡して直ぐに床暖でも使うとまた出てくるとは思うんですけどね、とりあえず目立つ場所は補修してもらうことにしました。

引き戸のレール傷

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我が家は引き戸しか無いので各所にこのレールがあるんです。ビスを打つ際に傷が付きやすいみたいですね。事情が分からないではないのですが、やっぱりこのままでは嫌なので補修をお願いしました。ちなみに数カ所ありました。

ハニカムシェードの傷

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いやー、これめちゃめちゃ多かったです。ハニカムシェードの下の部分なんですが凹みがあったり傷がついていたり。

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縁の部分も結構禿げている部分が多かったです。車のフロントガラスの飛び石みたいな傷ですね。

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こちら写真ではわかりにくいのですが、ハニカムシェードをたたんだ時に汚れが目立つ場所がありました。先程紹介した傷が付いていたのでどうせ全交換の予定ですが、やはりいろいろな状態で見ないとわからないことも多いですね。

ハニカムシェードの傷がとても多くてビックリしました!監督さんたちはチェックされてなかったのですがこちらは検査項目に入っていないんでしょうか?この辺は簡単にチェック出来ますので気を付けて下さいね。

床材の見切りの傷

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引き戸が全て吊り下げ式になったので総フローリングのお宅には無いんですよね?フローリングとクッションフロアの見切りに傷が付いていました。

 巾木の穴の謎

チェックする中で気になった点がこちらです。

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こちらはフローリングと壁紙の境い目にある巾木なんですが、このような穴がある程度の間隔ぐらいで開いてるんです。こちらは自主検査中に気になってtwitterで建築済みの方に聞いたりしたんですが、どうやら頭のない釘のようなもの(隠し釘というのかな?)の跡のようですね。巾木や扉の木枠にもありました。

建築時期にもよりますが、穴が全くない方もいらっしゃいましたしnutsさん宅はこの隠し釘がちょいちょい出てきて打ち直してもらったとも仰ってました。不思議だなと思って監督さんに聞いてみました。

隠し釘は無いのが標準施工

恐らく全国的にこの施工はせずに両面テープや接着剤で貼り付けるのが標準施工ではあるそうです。

施工する理由

経年劣化や衝撃、床暖などを稼働するとどうしても接着剤が剥がれてくるそうですね。その度に補修するのが大変なのだそうです。

施工に関しては地域ごとの判断による?

我が家が建築している地域では全てこの施工をしているという事でした。ただしこの穴が嫌だという施主さんには事情を説明して釘を打たない施工ももちろん出来るそうです。標準施工ですからね。なので全ての地域でこのような施工がなされている訳では無さそうです。

まとめ

暮らし始めると傷なんていくらでも付くものです。その傷も引渡し時にはない状態で綺麗に引き渡してもらいたいと普通とは思いますが、やはり人の作るものですからそういう訳にはいきませんよね。

補修や交換をどこまでするかは施主さん次第な事もあると思いますが、引き渡しまでに時間がある施主さんはとりあえず自分で納得できるまでチェックをしてみると良いと思います。気になった点は要相談で。

大きなミスでなければその都度補修してもらっても良いでしょうしね。

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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