【間取り設計失敗例】トイレ選択の一考に加えて欲しい。アラウーノの座面が高いと感じてしまったのは何故なのか?

間取り設計失敗例




パナソニックの高機能トイレであるアラウーノシリーズ。

我が家では一条工務店さんで新築をした際にこの新型アラウーノタイプ1を採用しました。

トイレのシェア的には恐らくTOTOさんが第一人者になるのでしょうか。

一方でアラウーノシリーズの良さはそのラインナップと価格体型からアラウーノSⅡという対費用効果が優れすぎている機種を有することなのかなと思います。

今回紹介します失敗例というのは本当に些細な事です。

でも入居2年目を迎える今になって改めて認識したことでもあります。

トイレを選択する際の一つの目安として頂ければと思うと共に、他の住設選びにも通じる事なのかなと思います。

そんな事なのかよと思うかもしれませんがご覧頂けますと嬉しいです。

間取り設計失敗例シリーズのおことわり

この記事の目的は間取り設計時に気づきにくい問題点を改めて確認する為の物です。

過去に建築された方などの事例や実際に住んでからの失敗・後悔点を参考にしてその問題点を確認するためのものです。

また過去事例にとらわれず、間取り設計中に気をつけたいポイントなども紹介していきたいと思っています。

紹介する内容については成功・失敗の捉え方が人により変わる点もあります。この相違は生活習慣の違いだったり感性の違いなどにより発生するものです。

失敗と思わない方も人によっては問題点と捉えかねない事案であるという事でご了承下さい。

これにより紹介した方を蔑んだりするような意図が全く無いことを予めご了承下さい。

パナソニック製 新型アラウーノ

我が家で採用したのはパナソニック製のアラウーノシリーズでも最上位機種になる新型アラウーノタイプ1になります。

各機種の性能の違いについては今回の話題には関係の無いことなので触れないでおきます。

しかし新築時にアラウーノシリーズを検討する際に大きく分けると2種類のアラウーノが存在します。

  • 新型アラウーノ(タイプ1・タイプ2)
  • アラウーノSⅡ

今回あえてこの2種類をなぜ紹介したのかは後で触れさせて頂きますね。

きっかけ、それは子供用の足場。

今回の間取り設計失敗例として紹介する事案は記事タイトルにもある通り簡単に言うとトイレの座面の高さについてです。

私の息子はこの記事を書いてる時点で3歳9ヶ月ですがやっと自分でおトイレに行けるようになってきました。

トイレの際には自分で便座に登って座ることが出来るのです。

しかし小さな子供にはまだ便座が高めですし保育園でもトイレ前に踏み台を置いていることから我が家でも足場になるスツールを置いています。

使っているスツールはこちらになります。

普段から便器の前に置きっぱなしなので私もそのまま用を足すのに便器に座ります。

いつもは邪魔だなぁと足で避けるのですがある時にふとこのスツールに足を乗せてみたんです。

「あれっ、なんか用を足しやすい。」

という感覚を覚えました。

便座に座ると「かかと」が床面に接地してない

我が家では用を足す際も便座に座っています。

先程紹介した違和感を覚えてからというものその正体が何かをトイレに座りながら考える日々が少しだけ続きました。

その理由はやはり便座に座った際に足が床面に完全に接地していない為の踏ん張り感の違いなのかな?と思いました。

身体の大きさの問題?

まず最初に言い訳させて下さい!

私は身長170cmの典型的な日本人体型でスラッっとした足を持ち合わせていません。

簡単に言うと短足の部類になるかと思います。

その上に暫くやっていたスポーツの影響でお尻から太ももの裏のハムストリングスにかけての筋肉が発達しているので余計に座高が高いのです。

なので便座に座った時にお尻から太ももがガチッとしているのでかかとが浮くのかな?などという事も考えました。

それを差し引いたとしてもですね。

足の長さも妻とほとんど変わらないのですがその妻も両足のかかとがベタッっとついている訳ではないようでした。

トイレを決める時に座ってみなかったの?

もちろん座りましたとも!

アラウーノにしようかなと思ったのはコスケさんのアラウーノ記事を拝見したのは大きいです。

しかし新築時の打ち合わせの際には念のためにTOTOのネオレストとアラウーノ双方をショールームまで出掛けて実際に座ってみました。

アラウーノの方が座面がゆったりしているような感じはしましたが特段に差を感じなかったこともあり、そのままアッサリとアラウーノに決定した経緯がありました。

POINTアラウーノの座面がゆったりしていると感じられるのは良く目にするレビューですので心配な方は是非ともショールームなどで試してみて下さい。

原因はショールームで座ったときにあった

便器を選定するにあたってパナソニックさんとTOTOさんのショールーム双方に伺いました。

ショールーム内で服を着たまま座っても見ました。

またトイレに入るとアラウーノ・ネオレストがそれぞれ置いてあってお尻を出して実際に座ることも出来たのです。

しかしこの事態になって改めて気づいたんです。

靴を脱いで座っていなかったということに。

我が家ではおトイレにはマットも敷いていませんしトイレ用のスリッパもありません。

来客は今のところ親類に限られていますので用を足す際には座って下さいと言うだけで済んでいます。

そうなんです。

我が家の場合には毎日の生活を考えるのならばショールームに行った時にせめて靴を脱いで便座に座ることが必要だったのだと思います。

トイレの中で靴を脱ぐのは厳しいかなと思うのでせめてショールーム内で服を着たま座る時に靴を脱いでみるべきでした。

CHECK

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アラウーノって座面が高いの?

この件に関してはちょっと調べてみました。

これがなかなか大変でして。

蓋も含めた便器全体の高さ表記は見つけられるのですが便座面の高さというのは資料から見つけることが出来ませんでした。

パナソニック アラウーノ

アラウーノに関しては公式HPにしっかりと記載がありました。

関係の有りそうな場所に下線を引いてみました。

  • 新型アラウーノ
    385+30~40=415~425(mm)
  • アラウーノSⅡ
    388+30~40=418~428(mm)

アラウーノSⅡの方が3mmだけ座面が高いようですが体感としては誤差の範囲なのかな?と思います。

TOTO ネオレストAH

TOTOさんはHPなどで広報しているものが見つからなかったのでサポートセンターにお問い合わせしました。

  • ネオレストAH 410(mm)

新型アラウーノの低い部分よりもさらに5mmほど低いようですね。

INAX サティスG/A

INAXさんってLIXILなんですね。

こちらもHPなどで広報しているものが見つからなかったのでサポートセンターにてお問い合わせしました。

  • サティスG/A 420(mm)

何となくネオレストよりも高くてアラウーノよりも低い的な感じがします。

各社の便器の座面高さまとめ

今回の座面の高さの検証に関しては数字だけでは一概に比較が難しいのかもしれません。

例えば公に公表していたアラウーノの座面高さが415~425(mm)と幅を持たせているのは座面の高さと言っても高さが一定ではないからなのかな?と思うのです。

我が家の新型アラウーノで測定してみると座面の湾曲に合わせての415~425(mm)のように思えました。

また座面ってどこのメーカーさんも湾曲していますので最低から最高まで高さが違いますよね。

今回サポートセンターに問い合わせをして確認をしたTOTOネオレストとINAXサティスはそれぞれの「座面の高さ」をお聞きしました。

しかし座面のどの部分なのか?までしっかりと確認する事は出来ませんでした。

ただし一つだけ言えるのはやっぱり実際に座ってみなければわからないという事ですね。

高さの低いものから並べてみると

  1. TOTO ネオレスト 410(mm)
  2. INAX サティス  420(mm)
  3. パナソニック 新型アラウーノ 415~425(mm)

という順番にはなりますがこの高さがどの部分かも明確ではありませんし。

ただしネオレストが一番低そうなのかな?とこの数値からは思えます。

アラウーノは座面形状も関係ある?

アラウーノの座面って特徴的だと思いませんか?

私が先程ショールームに行った時の感想でサラッとお伝えしたことがヒントになるのかな?と思うのです。

アラウーノは便座の座面がゆったりしているような気がする。

これが地味に大きいのかなと思います。

便座に座った際にかかとを床面につけようと思って座ればつくことが出来るのです。

しかし便座にドカッと座るとそのゆったりした座面の形状から便座に埋まる感じが強くてかかとが本当に少しだけ浮いてしまう気がするのです。

便器の高さ変遷とその背景

こちらに関してはお時間のある際にこちらの記事をご覧になって頂いたほうが早いかもしれません。

こちらの記事では便器の蓋と便座を除いた部分での高さ比較をされていました。

これは対象にしていたトイレの種類が多すぎて網羅しきれなかったという事のようですね。

今回の私の記事に関しては3機種に限った内容なので「便器+座面」まで考えた実際に使用する高さで記事を書かせて頂きました。

時代を経るにつれて高身長化してきたことから便器についても昔に比べると大きくなってきているようですね。

今お使いのトイレが作られた年代によっては新しいトイレは軒並み高くなってしまう可能性もあるということです。

そして先程紹介させて頂いた記事について補足説明をさせて頂くと、

  • ショールームでは出来るだけ新居での状態で座面に座ってみること
  • 高さだけでなく座面形状による座り方の違いもありそうだということ

こちらも補足して注意して頂ければと思います。

座面が高い=悪ではない

ここまでは座面が高いことによりかかとが接地せず踏ん張り具合が違うという観点からお伝えしてきましたがご家庭の事情によっては悪いことではないのかもしれません。

介護などを考えた際に一般的な車椅子の座面の高さは430(mm)を基準に考えられているそうです。

参考 とうきょう福祉ナビゲーション 車椅子の選び方・使い方

車椅子に関しては乗る人の体格や身体の状態に合わせてカスタマイズされる物だと思います。

しかし先ほど紹介したのトイレの座面の高さ

  • 410~425(mm)

を考えると逆に高めの方が車椅子などからの移動が楽だったりするのも確かです。

使用する人の身体の大きさや家族構成・ライフスタイルなどによって最適解は無いのだと思います。

アラウーノには不満はない

今回の記事を書くにあたって誤解がないようにしたいのですが我が家で使用していますアラウーノに関しては使い心地に全く不満はありません。

特にも台所用の中性洗剤を使った「激落ちバブル機能」は効果を感じられるものです。

便器の材質などと共におトイレの掃除に関してかなり手間が減ったと感じます。

各社同じような汚れ防止などの対策をされていると思いますが実際に使っているアラウーノに関してはその効果を自信を持っておすすめすることが出来ます。

私の採用した新型アラウーノタイプ1は付加機能の為にお値段が張りますが、売れ筋のアラウーノSⅡに関してはその基本機能からは考えられないような低価格を実現していると思います。

他の住設選びにも通じるものがある

今回はトイレの便座の高さについて記事を書かせて頂きました。

簡単に言うと

ショールームで試した時に新居で暮らす状態を再現しきれていなかった

という事が失敗の原因になります。

この件はトイレに関しては失念してしまったのですが他の住設選びにはしっかり生かされていました。

キッチンの高さ

一条工務店さんではキッチンの高さは80cm・85cm・90cmから選ぶことが出来ます。

我が家では室内では1年を通じてスリッパを履かない生活を想定していました。

来客用のスリッパもありません。

その為にキッチンの高さを調べる際には

  • スリッパを履かない
  • まな板を持ち込んで高さを調べる

という事を展示場でやってみました。

POINT結果として一般的な85cmで大丈夫だった訳ですが、スリッパやキッチンマットの有無で最適な高さが微妙に変わってくる可能性もあるということをお忘れないようにしましょう。

洗面台の高さ

一条工務店さんでは洗面所はキッチンと同じく高さを75cm・80cm・85cmから選ぶことが出来ます。

我が家では色々なことを考えて85cmの洗面台を採用しましたがこれも施主さんによって最適解は異なるのだと思います。

しかしキッチンと同じくスリッパの有無などにより最適な高さが変わる可能性が有ることを忘れないようにしましょう。

まとめ

今回の間取り設計失敗例はいかがでしたでしょうか?

私が便座に座って用を足す際に偶然にも子供用のスツールに足を乗せてみたら凄く使い心地が良かったことから気づいた点を記事にしてみました。

同じくアラウーノを使用されていてスリッパを履かない方でも全く問題なく足が届いているよ!という方もいらっしゃる事でしょう。

あくまで全く足が接地しない訳でもなく座り方によってはかかとが少しだけ浮いてしまうという事です。

そして入居後から1年以上もあまり違和感も感じること無く使っていた事からも使用上の不満がある訳でもありません。

しかし便器に座った時にしっかりとかかとまで接地した状態の方がより用を足しやすかったということです。

今回の事例から考えなければならないことは実際に使う時の状況を出来得る限り再現しなければならないということでしょうか。

こんなちょっとした事ですが気づいてしまうと気になってしまうものですね。

トイレに関しては永久に使えるものではないと思っています。

おおよそ10年を目安にリフォームなども検討しなければならないのかなと思っています。

その際には比較検討に上がるトイレに関しては絶対に靴を脱いで座ってみたいなと思います。