間取り紹介#37 タイルデッキ:お手入れが決め手でした



今回からタイルデッキの紹介になります。タイルデッキの件を細かく記事にされている方をあまり拝見しないので、需要があるが分かりませんがちょっと細かく書いてみようと思います。

タイルデッキに決めるまで

タイルデッキの採用理由

我が家ではガーデニングというかお庭部分には全く拘りが無くて、芝生なども手入れが絶対に出来ないと思っていましたし、雑草を処理するのも嫌ということで出来るだけ手入れの掛からない庭を目指してタイルデッキを施工しました。

ウッドデッキを採用しなかった理由

リビングの掃き出し窓から繋がった空間としてウッドデッキやタイルデッキを施工される方も多いですよね。ウッドデッキは樹脂製の素材が採用され始めて、以前のように定期的なメンテナンスも減ってきているように思います。しかしウッドデッキは下の空間を有効に使うことが難しそうだと思った事から採用をせずにタイルデッキを選択しました。

我が家の地域は西風が強い地域でして、庭の西側には隣家の植栽があったりします。ウッドデッキ下に風が入り込むのでウッドデッキ下を土間コン施工したとしても落ち葉だったりゴミが入り込んでお掃除が大変になるのが目に見えます。これがウッドデッキを採用しなかった一番の理由ですね。

施工業者の選定

タイルデッキの施工に関しては外構と一緒に作業をお願いする方も多いと思います。その場合はデザイン性や貼るタイルの種類なども細かく打ち合わせできるかもしれませんね。我が家では一条さんのオプションを使ってのタイルデッキ施工をお願いしました。この場合玄関ポーチなどに採用されるタイルを使用するのが基本になるようです。

一条さんに頼む利点

これは施工をする段階でわかったことなのですが、タイルデッキを別施工にすると当然タイルデッキだけ追加で施工する事になりますよね。その際は基礎に差し筋などをするのが一般的な施工だとは思うのですが、一条さんにタイルデッキ施工をお願いしたら基礎部分と一体となったタイルデッキを施工してくれました。これはすごい良い点だと思います。地震などの際に家の基礎部分とタイルデッキ部分にヒビ割れや隙間が出来ることを回避できますからね。

こちら建築中の基礎の写真ですが、タイルデッキ部分が家の基礎としっかり一体化しているのがわかります。基礎部分も強固になっている感じがします。

後々で外部仕上表を確認したらしっかりと記載がありました。

あまり気にしてなかったのですがこの基礎ベース延長っていうのがこの事だったんですね。

タイルデッキの仕様

図面の紹介

図面上ではタイルデッキはこのように表記されています。

施工連絡票 L-1 外部テラス

設計さんがこのような施工連絡票を作って下さいました。結構深くまで施工するんだなという第一印象でした。この深さは地域によって変わるんでしょうね。寒冷地だと凍結によってタイルデッキが浮き上がるのを防ぐために深めに施工すると聞いたことが有ります。同時に犬走りなんかを施工した際も同じように深めに施工がされるようですね。

鉄筋補強の有無

外部仕上表に鉄筋なしと記載があります。我が家では鉄筋補強の無いタイプにしまして、タイル色は玄関ポーチと同じT2109のタイルを選びました。鉄筋補強のある方がもちろん安心なのですが、予算の都合で鉄筋補強無しとしました。恐らく一般的な外構業者だと補強をしていないほうが多いのではないかな?という営業さんのお話もありました。少なくとも私の地域の施工をみてきた営業さんのお話では補強なしが多かったようです。

テラス床タイル追加(ヨーロピアンタイル・テラコッタタイル)

オプション料金:324,500円

営業さんは単価表を持ってらっしゃいましたが、私の記憶だと28,000円/㎡の計算だった気がします。我が家の場合でいうと

4マス(3.640m)×3.5マス(3.185m)=11.5934㎡×28,000円=324,615円

ということで計算上は大体合っているかと思います。鉄筋補強を追加すると10,000円/㎡の追加だった記憶がありますので施工をすると約100,000円の割増という事になりますかね。

ウッドデッキとタイルデッキの施工方法の違い

ウッドデッキとタイルデッキの差別化として大きな違いの一つに掃き出し窓からフラットに施工出来るか出来ないかの違いがあげられると思います。ウッドデッキは掃き出し窓からフラットに施工できますがタイルデッキは一般的にはフラットには施工が出来ません。

ただし、タイルデッキをフラットに施工されて居る方もいらっしゃいます。

MaSさんのお宅で採用されている中庭パティオでタイルデッキをフラットに施工されています。この施工の為にはちょっとお値段の張る部品が必要になるみたいですね。こちらのアメブロは更新が止まっていて今はInstagramで活動されているようです

タイルデッキの施工としては珍しい施工だと思います。詳細を質問されたい方はアメブロではなくInstagramのダイレクトメッセージにて気軽に聞いて下さいと言って下さいました。とても素敵な家に仕上がってらっしゃるので是非ご覧下さいね。

タイルデッキを選んだ理由

手入れが楽そう

先程もちょっと触れましたが、なにより手入れが楽そうだからです。ウッドデッキも樹脂製のものならばお手入れの手間が少ないのは分かるんですが、何となく高圧洗浄機だったりデッキブラシでガシガシ洗えるのが良いなと思ったりしました。一条さんに施工を頼むと玄関ポーチと同じタイルが貼られるので、転んだ時にちょっと怖いなと思ったりしますが、そもそも転ばないようにあのような材質にしてあると思うので水遊びや水を伴った作業などをする可能性を考えるとタイルが滑って転ぶよりは良いのかなと思います。

敷地の形から考える

また、敷地内ギリギリにウッドデッキを作るのなら別の話ですが、我が家の場合はタイルデッキ部分の先に更に敷地があるので、全体的な広がりを考えるとスペースが分断されないタイルデッキの方が用途が広いと感じました。

管理する自信がない

新築=ウッドデッキという憧れのある方も多いでしょうか、私もそんな単純な考えしか持っていなかった一人です。私はこのタイルデッキというものを家を建てようと調べている中で初めて知りました。実際に住宅街なんかを回ってみてもウッドデッキをしっかり手入れして使っている人って本当にごく一部でした。多くはウッドデッキの下に乱雑に物が入れられていたり手入れが出来ずにボロボロになっているのを見て、ズボラな私には絶対に管理できないなと思ったのが一番大きいです。

日中に見ても洗濯物などを干している人は多くないように見受けられました。地域性もあるかもしれませんけどね。私がウッドデッキを採用するならば外構で雨よけの屋根などを取り付けてよほどの雨の吹込み以外は防げるようにして、外にサンダルを置きっぱなしにしてても大丈夫なぐらいの構想が欲しいなって思います。夏の日除けにもなりますし。

雨の跳ね返りが少なく窓が汚れ無さそう

ウッドデッキだと掃き出し窓とフラットに施工するのが一般的でしょう。強めに雨が降った際にウッドデッキ上にある土埃などが雨で跳ね返って掃き出し窓が汚れそうな感じがしました。
※私個人の勝手なイメージです。外構が終わる前に基礎部分が汚れているものに近い勝手なイメージです。立地にもよりますが我が家の場合は周囲の環境からこのような可能性が高いと思っています。

タイルデッキで拘った部分

縁側みたいな腰掛ける部分が欲しかった

ウッドデッキでBBQしたり子供を遊ばせる際には大人は椅子に座るのかな?我が家ではそんなに頻度があるわけでもなく、椅子やテーブルを出しっぱなしはありえません。出来ればそのまま腰掛ける場所があった方が助かったのでタイルデッキは掃き出し窓から階段状に作ることで簡易縁側としました。ウッドデッキでも腰掛けるベンチなどを置いておくと同じことが出来るのかなと思います。

我が家の使い方としてはふらふら~っと行ってちょっと腰掛けて子供を遊ばせたり、ビール飲むぐらいの使い方が出来るかなと思っています。

施工連絡票で見るこのオレンジの部分が段差部分になります。設計さんの計算ではタイルデッキのGL+50部分から1回床までがおよそ500ミリのようなので、この段差部分はおおよその半分をとってGL+250としました。
※GL=グラウンドレベル。家を建てる祭のイメンの基準の高さです。

階段としては足を上げるにも高すぎないし腰掛けるにも低すぎないし調度良い高さかなと思っています。これならば椅子の用意はほとんど要らないかなと思っています。また南側にアクセスしやすいようにオレンジ色の段差部分を南側ギリギリまで施工しなかったことも使いやすい要因になってくれれば良いなと思っています。

掃き出し窓から階段状に作っているものの、実際は掃き出し窓から出入りする場面は少なく階段として使うよりは腰掛ける場所としての側面が強いです。普段から掃き出し窓から出入りするには履物の置き場所などの問題がありますからね。あくまでタイルデッキで何かをしている時に室内から物を渡したり、外から一時的に中に入るというような時にしか出入りは無いかなと思っています。

実際使うの?

多分あまり使わないと思います。タイルデッキを導入した一番の理由は庭部分のメンテナンスフリーを狙っての事です。子供が小さいうちは遊んだりするかもしれませんが決して頻度は多くないですよね。外でビール飲むったって現実はエアコンの効いた部屋の中で飲むほうが美味しいに決まってます。この辺も夏は夜までかなり暑い地域なので。

でも草を刈ったり芝を手入れしたり鉢植えの手入れをする手間を買ったと思えば決して高い買い物では無いと思っています。