今回はキッチン周りのコンセント計画を紹介しようと思います。
普通の方はカップボードや家電収納などに家電を置いて使うことが多いのでしょうから、コンセント計画といっても必要数を追加する位の考えの方も多いでしょう。我が家の場合は家電収納ようにルミナスラックを使っているので、想定される家電配置において使いやすいようにコンセント位置を細かく指定しました。
これから打ち合わせの方においてもキッチン周りでコンセント配置は重要でしょうから、何かのヒントになれば良いなと思います。
タップで飛べるもくじ
図面の紹介
とりあえず電気図面はこのようになっていますが、これだけ見ても訳が分からないと思うので、設計士さんの書いてくださった施工連絡表を見ながら紹介していきましょう。
冷蔵庫用コンセント
冷蔵庫用のコンセントは一般的に何も言わないと冷蔵庫の上(H=2200付近?)に配置される事が多いと思います。しかし冷蔵庫の上からコードがだら~んと垂れている見栄えを気にした点と、停電時などに太陽光の自立発電用コンセントに差し替える際の作業が大変そうなので、我が家では普通に手の届く位置にコンセントを配置しました。
上の施工連絡表では冷蔵庫を右側の壁ギリギリに配置していますが実際には掃除しやすいように左のルミナスラックに寄せた形で置くと思います。また、コンセントの手前には電子レンジが置かれるのでコードが見えることはありません。
同時に自立発電用のコンセントも同じプレートに配置してもらいました。これでいざという時の抜き差しも簡単です。
サブ冷凍庫用コンセント
こちらルミナスラックの中に置く予定のサブ冷凍庫用のコンセントです。こちらは冷凍庫の裏に隠れるように配置しました。最初は冷蔵庫用コンセントの右側に配置しようかと思ったのですが、将来的に冷蔵庫が大型化した時にコンセントが隠れないように冷蔵庫の裏に隠しました。この位置であればゴミ箱を出すと左脇からアクセスできますし、そもそもサブ冷凍庫は小型なので簡単に移動できますしね。
オーブンレンジ・オーブントースター用コンセント
オーブンレンジ(電子レンジ)とオーブントースター用の電源はこのように配置しました。電子レンジは裏側に隠れるように。オーブントースター用は下に配置しました。トースター用のコンセントはゴミ箱を出すと簡単にアクセスできるので出来るだけ目立たないようにという配慮です。また、オーブントースターはIHの脇に移動して使うことも考え、ある程度コンセントを抜き差ししやすくかつ目立たなくという配慮もあります。
炊飯器用こまめにスイッチ&コンセント
炊飯器用にはこまめにスイッチを採用しました。我が家では炊飯器を仕様後にコンセントを抜く習慣があります。その際にコンセントを抜き差しするのがとても億劫なのでこまめにスイッチは是非とも採用したいと思っていました。
※追記
前回の記事でもお伝えしましたが、炊飯器はオーブントースター予定の場所に置いています。コンセント計画に支障は全くありませんでした。
こちらのコンセントには緑色のこまめにスイッチと普通のコンセントが2個ついた三ツ口タイプを採用しました。ラックの下で目立たないのでコンセントがグリーンのタイプで分かりやすいように。
こんな風にサブ用のコンセントも開けてあるので、電子ケトルとかを使う際にこのコンセントを使っても良さそうですね。
L字部分のコンセント
ちなみにL型キッチンの角部分のスペースにも同じようにこまめにスイッチ&コンセントを配置しています。こちらは目立つ場所なのでコンセントは全て白いものです。油ハネが若干気になりますがここにコンセントが無いといざという時に詰むので配置せざるを得ないかと。
一応炊飯器を置くことも想定して設計しましたが、そもそもこのL字部分のコンセントは奥まっていて届きにくいので、差し込んだままでもスイッチでON/OFF出来るような仕様は良いなと思います。これで何を置いても使いやすいかな。
IH脇のサブコンセント
こちらIH脇にもコンセントを配置しました。オーブントースターなどを置く可能性もありますしね。
家電収納にルミナスラックを使用した理由
綺麗な一体感のあるL型キッチンなのになぜにスチールラックを使ったの?折角なんだから探せば丁度いい家電収納があったんじゃないの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。やはりサブ冷凍庫とゴミ箱を下に置いてなんていう想定をした家電収納棚なんて私には見つけられませんでした。
このルミナスラックには息子のことを考えての側面もあります。もしも息子が車椅子だったり床に近い生活をするようになった際に、サブ冷凍庫とゴミ箱を撤去してラックの高さを下げると生活に必要な最低限のポットや電子レンジなどを使いやすい高さに設定出来そうだなと思ったからです。大型の冷蔵庫が使いにくいなら息子が使うように小さな冷蔵庫を置いても良いでしょうしね。
一番の理由はi-cubeのカップボードの奥行が45センチで電子レンジなどを置く奥行がもっと欲しかった事ですが、結果として様々な要望を満たす事が出来る収納とコンセント案になったと思います。
間取り紹介はこちらからご覧頂けます。
https://www.maboko.net/category/layout/
コメントを残す