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間取り紹介#11 洋室:オプションで考えたこと




今回は洋室(子供部屋)に採用したオプションを見ながら設計時に考えたことを紹介していきたいなと思います。

洋室(子供部屋)の図面

まずは改めて図面紹介からです。

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※図面は見やすいように加工してあります。

こちらに設置したオプションから設計時に考えたことを紹介していこうと思います。

物干し金物の設置へ向けて

このお部屋は息子の子供部屋として作りましたが、暫くの間は子供の遊び部屋及び物干し部屋として考えています。よって物干し計画は余分に考えています。

天井補強

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図面の青枠は天井補強をした場所になります。主に物干し金物の設置用です。

オプション料金:3尺×9尺 2,050円
オプション料金:3尺×6尺 1,900円

室内物干し金物(室内用ホスクリーンSPC)×2本

図面のオレンジ色の◯は一条標準の物干し金物を設置しました。

オプション料金:ショート 3,600円/本
オプション料金:ロング  3,900円/本
※平成27年5月以降仮契約の方に3本標準サービス
※記載がないのですがショートタイプなのかな?と思います。

こちらの一条標準のSPCは金属っぽい支柱で可愛くないので、息子がこの部屋を使うまでの限定使用で考えています。ここにはシーツなどを干せれば良いなとと思ってるので、出来れば後でロングタイプの支柱をゲットしたいと思ってます。

NASTA AirHoop(エアフープ)

オプション料金:セット品で7,000~8,000円程

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図面の緑丸は施主支給品のエアフープになります。こちらの商品は一条さんにお願いしても取り寄せて頂けませんでしたので施主支給品として取り付けて貰います。色はやっぱりホワイト×レッドでしょう!

この商品はデザインも可愛いのでずっと出しっぱなしの物干しとして考えています。前にも紹介したとおり、ロスガードのお掃除の際に突っ張り棒などに掛かっている物を避難させる為の場所でもあります。

建具小窓施工(木彫造作タイプ)

オプション料金:500円/個

引き戸には小窓を設置しました。しかしこの小窓は設置位置が高すぎて実際は光の状態もほとんど確認できません。せめて小窓を位置を下に移動したいなと思ったのですが、施工位置の変更は不可能でした。格安オプションなのでとりあえず設置はしましたが用を成すかは疑問です。

その他オプション

壁補強

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壁下地補強
オプション料金:6,825円(幅3185ミリ×高さ1,800ミリ)

ウォークインクローゼット内の壁には全て補強を入れて貰いました。「間取り紹介#10」でも紹介しましたとおり収納内は色々なカスタマイズが出来るように全面補強としました。

壁下地補強
オプション料金:1,950円(幅910ミリ×高さ1,800ミリ)

南側の壁にも補強を入れてもらっています。こちらは壁掛けテレビを設置出来るようにという考えでしたが、机を置く場所でもあるのでもしかしたら本棚などを設置する可能性もありますね。

ハニカムシェードの考察

最後に窓のオプションです。窓は全て電動ハニカムとしまして、遮光+レースの二重ハニカム化しました。

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遮熱トリプルハニカムシェードへ変更(断熱ハニカムとの差額)

オプション料金:6,800円(家全体での料金)
※家全体の換算なので単価は分かりませんが、かなりの数のハニカムシェードを遮熱化していますのでかなりお安く変更出来るようですね。

レースハニカムシェード追加

オプション料金:121,900円(家全体)
※こちらも家全体のなで単価が分からないのですが、大小合わせて8可処分のレースハニカムになりますので、窓1枚に対して大体10,000円~20,000円くらいの単価なのかな?と思います。

トリプルハニカムシェード変更(電動式へ変更)電気工事含む

オプション料金:10,000円×2箇所=20,000円

遮熱(断熱)+レースのダブルハニカムにすると電動化が必須ですね。故障などの心配はもちろんありますが、我が家では居室の窓は全て電動化してあります。恐らく図面上の数字(この図面だとC1・C2)は電動ハニカムリモコンの数字になるのではないかと思うので拘る方は番号の指定もお忘れなく。我が家では図面表記どおりの番号指定になっていました。

図面に記載の通りこの部屋の2箇所の窓は他所から見える可能性のある窓なのですが、立地的に窓の下の部分から見えるだけなのでカスミフィルムなどを窓の下半分などに貼ることを考えています。ハニカムシェードの選択に関しては別記事にてまとめようと思いますので後ほどご覧頂けますと幸いです。

間取り紹介はこちらからご覧頂けます。
https://www.maboko.net/category/layout/

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2件のコメント

教えてください。我が家もレースハニカムを追加しようか検討しています。設計士さんいわく、ハニカムは風のある日はハニカム外れて使いにくいと言われました。ですが後でレースカーテン付けるより楽だしスッキリすると思い採用したいです。8箇所もつけているとのこと、レースハニカムのメリットデメリット、付け心地教えていただけないでしょうか。

のりさん初めまして!
ハニカムの選択に関わる点は後日記事にまとめようと思っておりました。この返信のみでお伝えできるかどうか不安ですができるだけ頑張ってみますね。
まずは根本的なことから確認をさせて下さい。我が家ではほぼ全ての居室の窓をレースと遮光のダブルハニカム化にしています。基本的な事柄として我が家では基本的には窓を開けないことを前提に考えています。冬は全館床暖房・夏は全館冷房・梅雨時期はエアコン除湿を使用・中間期はシェードセイルなどを使い日差しを遮って出来るだけエアコンを使わない事。網戸を設定していますが後で欲しいタイミングで困らないように設置しているだけです。よって、のりさんの設計士さんが危惧されるような風に煽られて外れるという事は想定していません。
ハニカムの選択に当たっては春夏秋冬、そして朝昼夕方晩と全てのシチュエーションを想定する必要があると考えています。私は一つ一つ考えた上でこのダブルハニカムを採用しています。
我が家では隣家の視線を遮る必要が無く気にせず生活が出来る環境がある事を前提にレースカーテンを一切使用せずにハニカムだけの生活が可能と考えております。つまり基本的には昼間はハニカムを開けっ放しという事です。リビングの掃き出し窓は寝るまでハニカム全開ですし、寝室やリビングも寝る際は遮光ハニカムを閉めますし。そして昼間は窓を開けっ放しでも視線が気になりません。子供部屋のみ昼間でもお隣の畑から見える可能性がありますが、こちらは気になる際には複層ガラスに対応したカスミフィルムを貼ることで対応するつもりで設計をしました。
一方レースハニカムの具体的な用途ですが、夏季の昼間に直射日光を防ぎたいが室内に光は入れたいなという時。もしくは我が家の子供部屋ですが日差しが入らない場所になりますので冬の昼間でもハニカムを閉めて極力冷気が入り込む事を防ぎながら採光も欲しい時に仕様する予定です。夏の昼間など家族全員が外出する際にはレースハニカムではなく遮光ハニカムで日差しを遮った方が良いと考えています。遮光ハニカムは決して眩しい日差しを遮る為に西側の窓にあるわけではありません。必要以上の採光により室温が上がるのを防ぐ目的です。よって子供部屋のレースハニカムは冬季もフル稼働でしたが、リビングや主寝室のレースハニカムは現状ではほとんど使用したことがありません。これから夏季や夏季になる前の中間期に用途が増えてくると考えています。
もしも隣家の視線が普段から気になる状況で窓を開けて風を取り入れる生活をされたいと思うのならばレースハニカムの選択は一考が必要かと思います。レースカーテンの隙間から外の様子を伺いたいような生活をされる方もレースカーテンの方が良いかもしれませんね。しかしながら付近の窓の遮光ハニカムなどを電動化している場合についてはせっかく電動化しているにも関わらずレースカーテンのみは手動にしなければならないなどのチグハグさも出ると思います。私の個人的な意見としては電動化するべき場所は全て電動化にしたほうが毎日の生活のストレスはたまらないかなと思います。LDKなどで電動と手動の場所が混在するとどちらにしても後悔が出そうな気がします。
そもそも一条工務店のハイスペック住宅は窓を開けないことが前提です。開けることを悪しとは考えませんが、昔からの生活習慣を変えて適応し温度管理や湿度管理が出来れば本当に温度変化の少ない快適な生活を送ることが出来ます。その為には色々と準備が必要になるわけですが、それを出来るだけ記事にしてみなさんにお伝えできるように頑張っています。
のりさんが欲しいお返事になったかどうか分かりませんが、ハニカムやカーテンの選択は周りの立地環境やそれに伴う住まう方の生活をどのようにシミュレート出来るかによる所が大きいと思います。一生懸命日差しの入り方や生活の仕方を想像されて下さい。
また別の疑問が出てきましたらいつでもご相談下さい。

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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