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無印良品のサーキュレーターで出来るフローリングの傷防止対策のDIYをしてみた。




我が家では室内の空気循環のためにサーキュレーターを導入しています。導入したのは無印良品のサーキュレーター2種類になります。

今回気になったのは2種類あるサーキュレーターのうちでも低騒音ファン・大風量タイプと呼ばれる大きい方のモデルになります。

こちらのサーキュレーターですが消費電力や騒音性などには全く不満が無いのですが、使用する環境によってはフローリングなどに傷が付きやすそうだなと思っていました。

今回は我が家の使用環境でどのような点が気になったのかと、それに対してどのような対策を取ってみたのかを紹介したいなと思います。

無印良品のサーキュレーター2種

我が家で使用している無印良品のサーキュレーターはこちらの2タイプです。

  1. 低騒音ファン・大風量タイプ
  2. 低騒音ファンタイプ

サーキュレーターの紹介に関してはこちらの記事にて紹介しておりましたので宜しければご覧ください。

https://www.maboko.net/appliance-02/

こちらの2種類なんですが、今回気になったのは低騒音・大風量タイプの大きい方のサーキュレーターになります。

底面の形状を確認してみる

それぞれのサーキュレーターの底面を確認してみましょう。低騒音・大風量タイプの大きい方のサーキュレーターはこのようになっています。

こちらは底面に5ヶ所このような出っ張りがあります。この出っ張りは何のために有るんでしょうか?そしてこちらは低騒音タイプの小さい方のサーキュレーターです。

こちらはネジ穴を兼ねているようですが同じように出っ張りがあります。

底面の出っ張りの理由をサポートセンターに聞いてみた

この出っ張りですが何かとドッキング出来たりするのかな?もしかして隠れオプションでゴムとか取り付けられるのかな?と思い無印良品のサポートセンターに問い合わせしてみました。

低騒音タイプの小さい方に関してはネジ穴という理由がありそうだったので、問い合わせの際には低騒音・大風量タイプの大きい方の出っ張りに限定して問い合わせしてみました。

その回答は要約するとこのようなものでした。

こちらの出っ張りは製品を作る際の型枠の関係で出来た出っ張りになります。それ以上の特別な理由はありません。

という事で電話でのやりとりはもうちょっとあったのですが、こちらの出っ張りには全くもって理由がないということでした。

出っ張りが原因で出来る傷が心配

こちらの出っ張りを何故こんなにも気にするのかというと、サーキュレーターを使う際にフローリングなどに傷が出来そうだなと思ったからです。

正確に言うとサーキュレーターを「移動する」際にフローリングに傷が付きそうだなと思ったからです。例えばこちらのテレビボード前に置いている、寝室へ冷気を送り込むサーキュレーターです。

こちらのサーキュレーターはロボット掃除機のブラーバを使う際にはテレビボードの上に、夜間は寝室の近くへと頻繁に移動するんです。

無印良品のサーキュレーターには移動時に本体上部に手を掛ける場所がありまして。

このように手をかけて移動することが多いです。しかしその際に本体はどうなるかというと、

写真を撮影する都合で手の向きなども違うのですが、このように本体は斜めになるわけでして

このようにフローリングとの接地面がちょっと気になるわけです。持つ時の接地面だけでなく単純にサーキュレーター本体をちょっとだけ移動しようと思うとどうしても引きずってしまう訳で、その際にもフローリングとの傷が気になるわけです。

もちろん生活する中でフローリングには傷がどんどん出来ていくわけです。それは仕方のない事ですし暮らしていく中の思い出として消化していくしか無いのです。かといって自分の手でわざわざ傷が付きそうな事をするのはちょっと気になるわけです。

こちらはリモコン壁の前にあるカップボードの人造大理石の上に置かれた、暖まった空気をエアコン方面へ送るサーキュレーターです。

こちらのカップボードの人造大理石面って結構簡単に傷がつくと聞きます。我が家ではまだ目立った傷はありませんが、エアコン方向へ風を送るだけではなく洗面・脱衣所方面に風を送る為に移動することもありますのでこちらも傷などが気になります。

傷が気にならない場所もあります

それに対してこちらはエアコンの下に設置したエアコンの冷気を撹拌するためのサーキュレーターです。

こちらはフローリング面にタイルカーペットを敷いているので傷なんて全く気になりません。タイルカーペットの詳細はこちらの記事でも紹介しています。

https://www.maboko.net/furniture-01/

また、こちらの低騒音タイプの小さい方のサーキュレーターですが

主に脱衣所から浴室へ換気扇代わりにタイマー式コンセントを使って風を送り込む用途になります。こちらを置いてある脱衣所ではクッションフロアを採用しておりますので同じく床面への傷は気になりません。

よって、テレビボード上とカップボード上に置いてあるサーキュレーター2個への傷対策をしてみたいと思います。

用意したのはクッション材

対策として色々と考えました。出っ張りに丁度よいキャップ的な物が無いか?出っ張りの穴に丁度よい丸いゴム的な物を突っ込めば良いのではないか?

でも丁度良い物が見つからずに、結局は簡単な方法でこのような物を使うことにしました。

こちらは皆さんのお宅にもあるのではないでしょうか?シューズボックスや洗面台の扉の取っ手が壁紙に当たったりする場所に貼ってある方も多いのではないかと思います。

こちらのクッション材を底面の出っ張りに貼ってみることにしました。

今回用意しましたのは直径9.5ミリのこちらのタイプです。

こちらの出っ張りの直径が8ミリなのでちょっと大きいのですが、私の通えるホームセンターでこれ以上小さな径のクッション材がありませんでした。

取付にあたっては出っ張りに貼るだけなので難しいことはありません。

しかしながら出っ張り部分の真ん中に穴が空いている場所に貼っていますのでしっかりと貼り付けないと外れる事もあります。接着面が落ち着くまではあまり力を加える移動はしないようにしてあげましょう。

もしも剥がれてしまってもクッション材なんて安いものですからどんどん張り替えても良いなと思ってます。フローリングなどに傷がつくよりは余程良いです。

貼付け後はクッションが滑り止めとなり引きずるような移動は出来ないのでしっかり持ち上げましょう。

底面にはある程度引きずれるようにフェルトなどを貼っても良いのですが、サーキュレーター本体を持ち上げる際にこの赤丸の部分がフローリングに接触するように感じるので、今回のクッション材のように厚みがある物だとそれが防げそうです。

私の記事を参考に取り付けられる方は使いやすそうだなと思う方を使っていただければと思います。

クッション材を取り付けたメリットは他にもあった

今回は苦肉の作でクッション材を取り付けたわけですが、思わぬ効果がありました。

サーキュレーター自体の騒音は静かなのですが、お掃除などをした後に蓋を取り付ける際にちょっとバランスが崩れるとサーキュレーター作動中に若干カタカタと音がすることがありました。こちらはしっかりと取り付ければ問題ないわけですが夜間などにはフローリングとの音が若干気になる時もありました。

しかしながら今回のクッション材を取り付けたことによりそのような音が全く気にならなくなりました。これは思わぬ収穫でした。

また我が家ではお掃除ロボットの「ブラーバ」を使用しております。稼働時にはしっかりお掃除出来るようにテレビボードの上に移動しているのです。もしもテレビボードの上に移動しないとサーキュレーターに接触した際に動いてしまうことがありました。

しかしながらクッション材を取り付けて滑り止めになってからはブラーバが当たっても移動することがなくなりました。

私は持っていないのですが同じお掃除ロボットの「ルンバ」などはタイマー運転で外出時に稼働する方も多いかと思います。この場合に同じようにサーキュレーターにルンバが接触しても動かなければ使い勝手も良いのかな?と思ったりしますが検証が出来なくてすみません。

当たる強さが違うのでダメかな?とも思うのですがどうでしょうか。

まとめ

今回の対策はクッション材を貼り付けるだけという簡単なものでした。

しかしながらこまめに移動をするサーキュレーターと床面との接触による傷つきを気にしていた事を考えると心理面での対費用効果は結構大きかったなと思います。

低騒音の小さい方のサーキュレーターに同じような施工をする際にはもうちょっと大きめの径だと良さそうですね。ネジ穴の径が15ミリだったのでそれに合うクッション材を取り付けると良いと思います。

傷は付くものですけど極力付かないようにしたいですよね。この記事が誰かのお役に立てると嬉しいなと思います。

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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