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物干し計画:一年を通して湿度管理が出来るように考えましょう。




主寝室の物干し計画

我が家の主寝室にはこのようなタイプの物干し金物を取り付けようかな?と打ち合わせ段階では計画をしていました。

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フローリング部分のエアフープは冬期間の加湿対策と思っていますがズボラな我が家では夏も常設されないように気をつけなきゃです。問題は南側に降り付ける壁掛け用の金具ですね。

壁掛け用の物干し金具

壁掛け用の金物に関してはエアフープと同じナスタ社の壁面直付タイプを使用しようと思っていました。

http://www.nasta.co.jp/product/utility/008.html

このようなタイプを取り付けようと思った理由の一つには、天井から下げるホスクリーンタイプだと取り外しが面倒で取り外さなくなるか取り付けるのが面倒で使わなくなるかなという理由がありました。

がしかし、有名なPidが壁から出っ張っているから嫌と言った妻がこれはOKと言ったのも何となく腑に落ちずにおりました。一応打ち合わせ段階では窓の枠の出っ張りにくっつけて取り付けるから壁に単体であるよりは目立たないかな?っていうことでおりましたが、取り付ける前に確認だなと思った次第です。

ちょーーっと見えづらいのですが、同じサイズの養生テープを貼ってみたわけです。この時点で妻は大丈夫じゃない?って言ってたのですが、監督さんが同じようなサイズと厚さの木材を持ってきてくれて壁にくっつけてみたらやっぱり目立つ!!!

これは辞めようかね~っていうことで、こちらは大人しくエアフープを取り付ける事にしました。やはりPIDもそうですが、壁に出っ張りがあると目立つんですね。脱衣所などの狭い場所にPIDを設置するならいいのですが、居室の壁などの取り付けるとある程度目立つ事を念頭に置かなければならいなと思います。

エアフープのあまり語られない使い方

ちなみにエアフープですが実はポールを連結してかなり下の位置に物干し竿を設置することが出来るのです。なのでシーツなどを干す際に上に上げる必要がなく妻の負担が減るかなと思っています。

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参照先:株式会社ナスタ エアフープ WEBカタログ313ページ http://www.nasta.co.jp/product/utility/002.html

竿を取り付けるのが大変というか面倒ですけどね。エアフープ標準の物干し竿って可愛いだけじゃなくすごく軽いようなのでその点でも良いのかなと思っています。

こんな感じでS+LとかM+Lとかポールを連結して低い位置に物干し竿を設置することもできるので、シーツなどを干す際には逆に楽ちんでもあるわけです。この辺の使い方はあまり触れられている記事が少ないなって思いました。

ちなみにM+Lだと物干し竿の高さは上図のとおりH1450程度、L+LだとH1300位になるようですね。低くて大型のシーツ干しやすそうです。

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参照先:株式会社ナスタ エアフープ WEBカタログ315ページ http://www.nasta.co.jp/product/utility/002.html

ちなみに物干し竿ね、デザインばかりがクローズアップされますが可愛いだけじゃなくて軽いんですよ!一般的な物干しスペースとして1マス半とかの長さを考えているのならば一番短いタイプを最大限に伸ばして使えば済むわけですが重さはわずか460gで軽い!ステンレス製の物の半分とは言いませんがかなり軽いはずです。

欲を言うとハンガー掛けるギザギザのやつがあると良いんですけどね。室内干し限定なのでしょうが無いでしょうかね。

洗面所の物干し計画

予定外の洗面台の仕様

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こちら洗面所のモリテックハンガーですが、間取り紹介時には取り付け方法を迷っていましたが結果的に緑の位置に配置しようと思っていました。しかし監督さんと打ち合わせる中で問題が発覚。

設計さんとのお話の中で洗面台の高さ指定によって上下するのは洗面台の上下の遊び部分っていうのかな。

このオレンジの部分が増えたり減ったりするという説明を設計さんからされていました。なので我が家の洗面台はH=850なのでモリテックのルームハンガーを取り付けても上部扉の開け閉めには問題ないと思ってたんです。

しかし実際に取り付けられた後にクリアランスを見るとたしかにモリテックルームハンガーの出っ張りがかなりギリギリであり、無理にここに取り付けることは無いかなと思い直しました。

※追記分
以前に緑枠の鏡の部分が伸び縮みするという記事を上げましたが、その後監督さんから大きな間違いだった旨を伝えられました。大変ご迷惑をお掛けしました。

修正後の洗面所の物干し案

結果的に洗面所の洗面台側はナスタのエアフープを取り付ける事にしました。こちらのベース部分は天井からの出っ張りが少ないので扉とも干渉しないという事でした。

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参照先:株式会社ナスタ エアフープ WEBカタログ317ページ  http://www.nasta.co.jp/product/utility/002.html

図面のとおりベース部分の出っ張りは13ミリなので干渉しない予定です。ちなみに一条さん標準品の川口技研製のホスクリーンのベース部分も出っ張りは13ミリで同じです。

そもそも洗面所側と、特にも洗面台側の物干しは梅雨時期などに余程の物を急いで乾かしたい時に脱衣所と洗面所を深夜に閉めきって物干し部屋にする際に使用する予定でした。

なので頻度が低いことから考えてもこれで良かったのかもしれませんね。その変わりに常に物干しをしていると思われる脱衣所の方にシングルポールのルームハンガーを持ってくることにしました。

脱衣所の物干し計画

次に脱衣所のくるリングの計画変更です。くるリングとは下記のホームページをご覧頂けると分かるのですが、ホスクリーンと違い使用時にだけ天井から引き下げて使う物干しでして使用後もワンタッチで天井に戻ります。

http://www.molitec.co.jp/products/unit/kururing.html

当初はこのような配置計画をしていました。どちらも脱衣所でピッチハンガーなどをぶら下げる用途として考えました。しかし洗濯機脇のくるリングは脇にバスタオル掛けがあったりして配置的にもギリギリだなーって思ってたんです。

今回はこれを改めましてこのように考えてみました。

洗面所のルームハンガーの配置が決まったことでくるリングをこのように配置してみようと思います。

脱衣所側のくるリングは普段からピッチハンガーなどをぶら下げて使いそうだなと思いますが、洗面所側のくるリングは2つを物干し竿で繋げて使うときにのみ使用するつもりで考えました。

変則的なくるリングの配置の根拠は?

用途はただ一つ、大型のシーツを干すためです。

我が家ではダブルとセミダブルのお布団を使っていますが、シーツはダブルサイズを使っているので幅で言うと200センチ位有るんです。これを干せる場所は今のところ主寝室の南側しかありません。他の室内でこれを干せる場所がありませんでした。

普段は主寝室で乾かせると思いますが、急ぎの際や梅雨時期などに慌てて干そうという際にはやはり洗面所と脱衣所を繋げて除湿乾燥機を使うのがいいなと。その際に干す場所を確保する為にこのような配置を考えました。

物干し混在の不安

物干し同士が干渉しているように思われると思うのですが、くるリングは最大でH1200まで下がりそこから100ミリ単位で固定出来ますのでシーツを干すという役目から考えてもかなり下の方に物干しをする事が出来そうです。よって、上部の物干しとほとんど干渉すること無く使用できると考えています。

また、トイレに入る際にもちょっと邪魔になるかもしれませんが、半マスあれば出入り自体は難しくないのかなと思うのと、ホスクリーンやエアフープタイプだと天井から固定された棒なのに対して、くるリングは紐でぶら下がっているタイプなのでちょっと邪魔ならちょっと手で押せば通路が開けられる点も、臨時用とはいえ逆に使い勝手が良いのかなと思います。。

物干し計画のまとめ

当初の計画とは変わってしまいましたが、結果的に脱衣所と洗面所でシーツも干せるようになりましたし良かったかなと思います。

数回前のブログから洗面所などのダウンライト位置に気を使うのはこのように物干し金物を設置する予定があるからであります。

室内干しの方は是非とも場所の確保を!

まだ住んでも居ない私が言うのも変な話ですが、一条ハウスは乾燥するから洗濯物は室内干しで大丈夫ですよ!なんていう無責任な営業さんが未だに居るようですね。

他の方のレポからも分かるように室内でガンガン干せるのは床暖使用時ぐらいなもので、梅雨時期や夏などは普通に湿度過多になりそうですね。なので室内干しを前提に考えられる方は是非とも物干しを出来る部屋や隔離スペースを確保できるように考えられたほうが良いのかなって思います。

洗濯乾燥機を使う前提の方はまた違うと思うんですけどね、我が家では乾燥機の匂いが慣れなくて嫌いなので乾燥機能は余程の緊急事態以外は使いません。最新式の洗濯乾燥機は違うのかな?匂いの感じ方は人それぞれなのでこればかりは何とも言えませんね。

床暖を稼働しない一年の半分以上の期間における室内の湿度管理の難易度は、物干し計画によって難易度がかなり変わるのではないかな?と思うわけですので打ち合わせ段階からよく計画される事をお薦めします。折角作った物干しスペースですが、室内の過加湿を招いて不快になっては本末転倒になってしまうと思います。

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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