【Web内覧会】その軒の長さで大丈夫?入居後に対策してて良かったと思える、雨に対して本当に必要な軒の長さ。



我が家の玄関ポーチ部分は屋根形状が陸屋根になっており、通常では軒がありませんでした。

そこで坪単価計算に入らないギリギリの範囲で屋根を作ってもらいました。

しかしそれだけでは不安だったために、設計士さんに頼んで軒部分を料金が掛からないギリギリの範囲で伸ばしてもらい、出来るだけ屋根として雨をしのげる部分を増やしてもらいました。

梅雨時期になり雨が降ることが増えた中で、こちらの軒延長が生活に直結し本当に満足度が高い物になっています。

時期的なこともあり是非とも皆さんにお知らせしたく、入居後Webの第一弾として紹介したいなと思います。

我が家の軒の設計図面

それでは今一度我が家の玄関ポーチ付近の軒の設計図などをご覧下さい。

図面上は何てことのない玄関ポーチになっていますね。

我が家では一条工務店のi-cubeで平屋を建築をしております。一条工務店では一般的に多いi-smartやi-cubeなどの2×6工法の場合は2階建ての場合は総2階建てが基本になるのかと思います。セゾンやブリアールなどの木造軸組工法の場合にはもうちょっと自由度がありますけどね。

2階建ての方が誰でも我が家のように屋根を作れる訳ではないことは予めご了承下さいね。

軒を出せるのは通常は約1マス分まで

総2階建ての場合のルールがちょっと曖昧で申し訳ないのですが、我が家のような平屋の陸屋根形状の場合に屋根を伸ばして軒を作れる範囲は約1マスが限界になると思います。

これを超える長さの軒を作るには袖壁が必要になり、平屋の場合は坪単価の1/2がかかってくると思います。

また、壁ではなく壁の一部をくり抜いた?ような柱的な物を作った場合にも同じく坪単価が掛かるようですね。

数年前にこの方法で坪単価が掛からずに施工されて居る方をブログで見たような記憶があったので設計さんに提案してみたのですがダメでした。平屋だけのルールなのか、2階建ても同じルールなのかは分からなくて申し訳ありません。

ということで、これでも坪単価が掛かるということで我が家ではこれ以上屋根を出すことを断念しました。

設計士さんにお願いしてさらに軒を延長してもらう。

こちらが設計当初の玄関ポーチ上の陸屋根部分の設計図になります。

このように通常のi-cubeではその名の如くcube(箱型)のような形状になっており屋根と呼べる部分が全くありません。よって約1マス分の屋根部分を作ってもらいました。出来上がった図面がこちらです。

そしてここからがポイントです。オプション料金の掛からない範囲でさらに陸屋根部分の軒を延長してもらいます。そうすると図面ではこのようになります。

結果的にはご覧の通り壁心からの計算ではありますが玄関ポーチ方面には約55センチ、さらにカーポート方面には約86センチ分の軒を延長することが出来ました。

実際の出来栄えはこちらになります。

こちらが入居前Web内覧会でも紹介しました玄関ポーチ付近の屋根の出来栄えになります。

ご覧のように一般的に出せる約1マス分の屋根に軒延長をして雨を凌げる部分が広くなった屋根が出来上がりました。

実際にどれだけの雨が凌げるの?本当に必要な軒の長さを考える。

梅雨時期を迎え雨が増えてくるとこの延長した軒の存在を大きく感じることができます。

横殴りの風を伴ったような雨が降っている時は別として、シトシトというか、ザーザーというか、いわゆる普通の雨が降っている場合を考えると我が家で雨をしのげる部分はこのようになっています。

ちょーーっと見難いですが雨に濡れている範囲はこのようになっています。濡れている範囲自体はもうちょっとあるんですが、常に雨が当たる部分というのがこの位の範囲になります。

玄関ドアを開けるとちょうど雨が当たらない範囲で扉が開いているのがわかると思います。

ちなみに玄関ドアを空けた時の上の様子ってあまり気にしたこと無かったのですが、ちょうど約1マス分の屋根を作った分の範囲になるんですね。

我が家ではプロセレーネの親子ドアでアーモンドメイプル色の断熱タイプドアを採用しています。

雨はどうしても少しは入り込んでくる。

いくら風の影響が少ない場合を前提に考えているとはいえ全く無いわけではありませんので、どうしても若干の雨の入り込みはありますよね。我が家の場合でもそれなりの強さの雨が降ると若干の吹き込みは有る訳です。

つまり、もしも約1マス範囲で出してもらった屋根の上にプラスアルファで軒延長をしてもらわなければ、雨に濡れる範囲はもっと玄関ドアに近くなっていたということです。

となると玄関ドアを開ける時などにも雨に当たる可能性があり、玄関を出てから雨を凌げる範囲は物凄く小さな範囲となるということです。

実際にはさらに風が吹き込んでくる場合もある訳で、玄関ドアの外で幼稚園のバスを待つとか傘を閉じるとか玄関ドアを開けるとかいう際の雨の当たり具合は全く違うと思います。

実際に住んでみるとこの雨を凌げる範囲が大きいというのはかなり満足度が高いです。

カーポート方面もみてみる

こちらは玄関ポーチを出てからカーポート方面に軒を延長してもらった部分になります。

こちらを見ても分かるように、家の脇を通ってカーポート方面に歩いていけるだけの雨を凌げる通路が出来ています。こちらのスペースは設計士さんにお願いして出してもらわなければ無かった場所になります。

こちらのカーポートをもっと家の外壁に近づけて設置し雨が当たらないようにする事も出来ました。しかし将来的に外壁面に足場を組んだり屋根部分のメンテナンスなどをする際に作業性が良いようにあえて間隔を開けたんです。

結果として雨に当たる部分は出来てしまいましたが、一歩踏み出せば済む場所ですし冬季にカーポートの雪が積もった際は雪下ろしも必要になりますので、結果として正解だったと思っています。

これから見ても軒を延長するメリットは多大だと思います。我が家では窓を空けない生活をしていますが、普段から窓を開ける方にとってはこの雨に当たらない部分を作れるのは突然の雨などにも対応出来る点からも大きいのではないでしょうか?

まとめ

我が家では玄関部分が陸屋根という形状になっていた為にこのような方法で屋根として雨を凌げる部分を増やすことにより設計が成功したと思っています。

しかしながら総2階建ての場合は私のように屋根を掛けるわけにはいきませんし、2階にバルコニーを配置して玄関ポーチの屋根代わりとする方も多いですよね。その場合には我が家のように軒延長は出来ないと思います。

全ての方に通じる方法でないことは分かっていますが、一般的に作れるだけの屋根では雨の際に満足できるほどの雨よけにはならない可能性があるということは分かって欲しいなと思うんです。みんな普通に作れる屋根はコレだけだからこれで十分ですよ!ってい訳ではないと。

様々な条件があると思うのですが、外構面などで対応が可能な方はカーポートを玄関ポーチと出来るだけ近づけて設置して雨の当たらない場所を増やすとか、風の入り込む場所に風よけ兼目隠しフェンスを配置してみるとか、テラス屋根的なものを玄関付近に取り付けるとか。

対応できるならば是非ともおすすめしたい施工というか計画です。玄関付近の雨よけというのは大事だなということをお伝えして今回の入居後Web内覧会とさせて頂きます。