【一条工務店】なぜLEDキャンペーンではなくパナソニックの照明を使う必要があるのかを照明の種類などから紹介してみる。



我が家で新築をした一条工務店さんにはLED照明で節電・省エネキャンペーンというオプションがあります。

3,000円/坪にて家中に省エネ・長寿命のLED照明を採用することが出来ます。

設置数などは部屋の種類や数や家の大きさなどにより異なりますが、人が暮らせるだけの最低限の照明は取り付けることができそうです。

個別に照明を取り付けるよりも比較的割安に設置出来ることから採用される方が多いオプションでもあります。

その一方で社外品の照明をあえて採用する人も居るわけです。

社外品の照明には設置場所が自由にならない場合もあるというデメリットも存在します。

照明に詳しくない人などはLEDキャンペーンを採用すればこのようなデメリットも無いわけです。

そんなデメリットがありながらも社外品の照明を使う理由はしっかりとした理由があるからです。

社外品の照明はオーデリックさんなどを候補に上げる方も多いですが、今回はパナソニックさんの照明に焦点を当てて導入する理由・メリットを書いてみたいなと思います。

比較的蔑ろにされがちな照明プラン

我が家で建築をした一条工務店さんの施主さんは古くはブログから、現在ではInstagramなどでもその情報発信が盛んなことで知られると思います。

セゾンやブリアールなどの軸組工法の家から、2×6であるi-cubeやi-smartなどまでそれぞれの特徴を活かした設計案などを参考にすることが出来ます。

間取りの工夫や住み心地などを参考にしてエコカラットやアクセントクロスなどで個性を出そうと思う施主さんも多いですよね。

一方で照明計画に関しては一条工務店さんで建築をされる方はLEDキャンペーンをそのまま採用される方も多く、必要なだけの明かりが確保できれば十分という方も多そうです。

こちらの記事で紹介しましたがパナソニックさんのあかりプランという照明提案プランを利用してみる方もいらっしゃいます。

しかしそれがどこまで自分の求める照明なのかは個人的に疑問に残るところです。

なぜ社外品の照明を採用するのか?

そもそも一条工務店さんのLEDキャンペーンの照明で満足されている方からすると社外品の照明を使う理由が分からないという方も居るかもしれませんね。

簡単に言うと一条工務店さんで紹介されるLEDキャンペーンの照明には無い機能が付いたものが沢山あるからです。

このような機能を知ることで照明の使い方へのヒントとなり、自分なりの照明案を考えるきっかけになってくれると良いなと思います。

我が家ではパナソニック製品を中心に取り付けたので、パナソニック製品の情報を中心にまとめてみます。

調光機能がある

我が家においてはリビングライコンなどを使った照明案を採用するために家中の照明がパナソニック製の照明器具、多くはダウンライトで構成されています。

リビングライコンなどの本格的な物を採用しなくても簡単な「調光スイッチ」と「調光機能」がついたダウンライトだけで灯りの明暗を自分で選択できる照明が設置できます。

一条工務店さんのオプション一覧にはこの調光スイッチが入っているんですよね。でもLEDキャンペーン品には対応した照明がないという不思議です。

この「調光機能」とは同じ色あいで色の明暗を調整出来るものになります。

なので寝室などで寝る前に照度を落としたい場所なんかに使用すると良いのかもしれませんね。

一方で最初は物珍しさで照度調節をすることも多いかもしれませんが、ほとんど調光機能を使わなくなったという人も多く聞きます。

調色機能(シンクロ調色)がある

またダウンライトは通常は色が電球色や昼白色などの1色選んで設置するのに対して、シンクロ調色機能というライトコントロール1つで色を変えられる機能もあります。

普段のくつろぎの際には電球色を採用しながら、勉強などの作業時には昼光色に変更するなど使う際のシチュエーションにより色合いを変更できるメリットが有ります。

このような光の変化を1つの照明で行うことが出来ます。照度を上げると昼白色系の明るい色合いに、照度を下げると電球色系の落ち着いた色合いになります。

特にもLDKなどで子供の勉強をさせたり、食後のくつろぎ時間に使ったり、深夜に照度を落として雰囲気を出してみたり。

生活の中でその用途が多様な場所ほど効果を発揮する照明ではないかなと思います。

採用するためには「シンクロ調色(調色)」機能をもった照明と「調光スイッチ」をセットで取り付けるだけになります。

「調光機能」との違いは色の明暗だけでなく色あいまでも同時に変化させることが出来るということです。

かってにスイッチ(ほんのり点灯)に対応できる

内容的には調光機能と同じようなものかもしれませんけど。

我が家のトイレや洗面所においては「かってにスイッチのほんのり点灯」という指定時間になるとダウンライトの照度を落としてくれるスイッチを採用しています。

正確には指定した時間から設定した時間だけ照明の照度を自分で設定したものに変更が出来る機能です。

我が家では21時~6時までの間は洗面所とトイレの照明を通常照度の10%まで絞り、夜間にトイレに行く際などに動線として眩しくないように足元灯と組み合わせて採用をしています。

眩しさ対策としてはホームセンターなどでも売っているコンセントに挿し込むセンサー式の照明などを使うことも出来ます。

しかし老後などは視力の問題などが出る可能性もあり、あまりに最低限の明るさでは廊下など通過だけならまだしも室内の作業に困ることも出てくるでしょう。

あくまで部屋全体を「まぶし過ぎないように」照らす目的は「ほんのり点灯」を使うしか無いのかなと思います。

このほんのり点灯を採用する為にはダウンライトに「調光機能」が必要であり、一条工務店さんのLEDキャンペーン品では対応が出来ないのです。

夜間の眩しさ対策の為にかってにスイッチのほんのり点灯を使用する場合には、トイレだけでなく寝室などからトイレへの動線においても眩しさ対策が必要であることは忘れないようにしましょう。

一条品にはない色(温白色)がある

一条工務店さんで採用しているLEDキャンペーンの照明は基本的に電球色(2700K)と昼白色(5000K)の2種類しかありません。

しかしパナソニックさんを含めた社外品には中間色である温白色(3500K)という色の照明が存在します。

参照:大光電機

電球色のようにオレンジ色過ぎず、かといって昼白色のように青白っぽすぎず、かなり自然な感じの光で落ち着ける光かなと感じます。

特にもリビングなどの空間で調色・調光機能を使わない場合でも採用してみたいなと思わせる色になっています。

電球色と昼白色には好みがあると思いますし照明の色を選ぶ際にもよく選択に迷う様子を目にします。

しかしこの温白色は中間色ということでくつろぎと作業性を兼ね備えた空間に自然な光と言えそうです。
※大光電機さんHPより引用

美ルック対応品がある

パナソニックさんには美ルックという「演色性」の高い特別な照明が存在します。

「演色性」とは自然にある色をどれだけ再現できるか?という指数であり、これが高いと部屋の雰囲気がグッっと変わります。

美ルック対応のダウンライトは通常の照明に比べて定価で1万円ほどお値段が跳ね上がりますが、家の雰囲気をグッと変えてくれることでしょう。

図面で見るとこちらの照明が美ルック対応の照明になっています。

我が家では主にお化粧をすることがある洗面所と、料理をしたり食事をするダイニングキッチンの照明で採用出来る場所の多くにこの美ルック対応のダウンライトを多用しています。

こちらのエリアに美ルック対応品を採用しなかったのは先ほど紹介した「シンクロ調色機能」が欲しい場所だったからです。

「シンクロ調色」と「美ルック」を両立させた照明は現在はまだありません。

眩しくないダウンライト「パネルミナ」

ダウンライトというのは照明のタイプによりますが概ねこのように光源が剥き出しになっています

寝室や畳コーナーなどの照明案でも触れましたが基本的に天井を見上げるような条件の場所には向きません。

天井を向いた直上から外れれば大丈夫だと思われるかもしれませんが、かなり角度(距離)があっても眩しく感じることに違いはありません。

例えば我が家の寝室です。

このような向きでこれだけの距離を離したとしても、天井を見上げるような条件ではダウンライトが眩しいことには代わりがありません。

照度を落としても眩しいことに変わりはないので、寝るという目的で使う寝室の用途からすると普段はほぼ点灯しないダウンライトになります。

寝室にこのような配置で照明案を組まれる方は必ずスイッチ回路を分けるようにしましょう。

一方でパナソニックさんには「パネルミナ」と呼ばれる直視しても眩しくないダウンライトがあります。

ダウンライトがこのようなシェードで覆われているので直視しても眩しくないんです。

我が家ではソファコーナーの上のダウンライトにこのパネルミナを採用しました。

ソファは座る他にも横になる機会も多いのではないでしょうか?

その際に直上のダウンライトが眩しくないようにパネルミナを採用しました。

万能に見えるがラインナップが少ない

先程パネルミナ紹介の際に主寝室のダウンライトが眩しくて普段は点灯しないとお伝えしました。

ここにパネルミナを採用すれば良かったのではないか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかしこちらのパネルミナには「美ルック機能」も「調光機能」もありますが「シンクロ調色機能」は無いんです。

主寝室の照明はシンクロ調色機能を持っていることが条件だったので今回は見送りました。

介護などに使用するようになりダウンライトの使用が難しくなった場合の為にシーリングライトが設置可能なスイッチなども計画しています。

LEDユニットE対応品

ダウンライトに関しては一般的に電気工事の資格がないと交換作業などが出来ません。

一条工務店さんのLEDキャンペーン品に限らずに、我が家が着手承諾した2016年4月頃まではパナソニック品に関しても自分で交換作業が出来ませんでした。

しかしパナソニックさんの「LEDユニットE」というシリーズにおいて自分で照明(LEDユニット)の交換が出来るようになっています。

こちらの「LEDユニットE」ですが、我が家が着手承諾した2016年4月の翌月2016年5月に発売になりとても悔しい思いをしたんです。

自分で交換作業が出来る

特にもダウンライトに関しては不具合が起こると資格を持った電気業者さんでないと交換作業が出来ません。

LED照明は一般的に耐久期間が10年と言われていますが、正確に言うと光源寿命40000時間(光束維持率70%)という物が多そうです。

1日10時間の点灯と考えると約11年の寿命計算になります。

しかしこれはLEDモジュールの寿命であり、照明器具としての寿命は他の光源を使用した器具の場合と同様の考え方になりますとパナソニックさんでも紹介されています。

このように一般的に思われているよりも早く交換時期が訪れる事も考えないといけません。

そしてそのような交換時期は多くの場合が保証期間が終わった後に訪れるものかと思います。

保証期間内に不具合が出た場合は気にせず業者さんに頼めますが、それ以降は費用負担は全て自分です。

その点このLEDユニットEに関しては光源部分が原因の場合に限りますが部品を取り寄せて自分で交換が可能になります。

交換方法に関してはコネクタを差し替えるだけの作業になりますので特別な知識は要らなそうですね。

ただし吹き抜けなどの上に取り付けたダウンライトの作業の場合には危険を伴うので自分で作業をするのはちょっと考えたほうが良いかもです。やはり吹き抜けにはダウンライトは採用しないほうが無難かなと思ったりします。

照明色の変更が出来る

パナソニックさんには「電球色」「温白色」「昼白色」という3種類の色合いの照明があります。

一条工務店さんの照明を含めて一度設置した照明色は業者さんに頼んで照明本体ごと交換をしないと色合いを変更できません。

よって家族内で好みの色合いが分かれたりすると、設計時にどちらにするか判断に迷う方もいるかと思います。

先程も紹介しました通りこちらのLEDユニットEは光源部分だけを自分で交換可能です。

生活する中で色合いを変更したいと思った際は自分で簡単に交換し色合いの変更が可能になります。

明るさの調節ができる

照明設計時に明るさを60Wにすべきか100Wにすべきか迷われる方も多いかと思います。

我が家でも明るさに迷った場所に関してはあかりプランに相談をして確認をしました。

しかしこのLEDユニットEに関しては光源部分の交換が容易なので明るさの変更も簡単に出来ます。

いざ暮してみたら暗すぎた!とかもっと明るさがほしい!なんていう際には光源部分を交換するだけで簡単に変更が可能です。

ラインナップの少なさが残念

こちらのLEDユニットEですが、機能面というよりはダウンライト本体の構造面のお話なので全てのダウンライトに対応していれば良いのですがそういう訳ではありません。

  • 調光機能
  • 電球色・温白色・昼白色

に対応していますが「シンクロ調色」には対応していません。

また一番のネックと言えるのがそのお値段構成になります。こちらのLEDユニットEは2017年12月現在で対応品は全て「美ルック」対応品のみとなっています。

「美ルック」対応なのは綺麗な演色性が特徴でとても良いものです。

その一方で通常品に比べてお値段が高いです。定価でおおよそ1万円ほど高い照明になります。

特にもユニット交換に関わる将来的な作業や手間を考えると前面に押し出して積極的に採用したい照明なのですが、「美ルック」機能まで必要が無いと思われる方に関しては余計な出費になってしまうことになります。

実際には定価の50%ほどで購入が可能ですので、将来的な交換に関わる出費や業者さんを招き入れる時間的な負担などを考えると積極的に採用したいなと思います。

そしてまだまだ発売されたばかりの照明なので、今後ラインナップが増えていってくれることを願います。

広い空間に対応ができないシーリングライト

これまでに紹介した機能の中にはLEDキャンペーンの照明に機能が含まれている物もあります。

  • 調光機能
  • 光色切り替え機能
    (電球色⇔昼白色)

などはLEDキャンペーンのシーリングライトでも機能を有しております。

またパナソニックさんのシーリングライトには間接照明的な機能をもったシーリングライトもあります。

このシーリングライトひとつで光の演出が可能な一方で、シーリングライトは基本的に単独での照明案に使うことしか出来ません。

寝室や子供部屋などの単室で使うのならば良いでしょう。

しかしLDKのような多数の照明が組み合わさって空間全体のあかりを演出したい場合には逆に使いにくかったりします。

また基本的にシーンを記憶できない事から、毎日の生活の中でその都度照明の色や照度を変更するか?と言われると操作していない方が大半になるのではないでしょうか?

その点リビングライコンなどを使った照明案ではそのシーンごとに照明の状態を記憶できるので照明のスペックを最大限に活用できるんですよね。

また現在はシーリングライトを使った場合でも他の照明と連動してライティングの管理が可能な「LINK STYLE LED」というシリーズもあります。

これらの照明案につきましては別の記事にて紹介したいなと思います。

まとめ

今回は社外品でもパナソニックさんの照明に注目して一条工務店さんのLEDキャンペーンで採用される照明には無い機能を紹介してみました。

  • 調光機能
  • シンクロ調色機能
  • 美ルック

などという機能については提案されやすくピンポイント的に採用される方も多いことでしょう。

個別に採用することでそこまで金額的な負担も多くなく採用が可能ですしね。

個人的に積極的に採用してほしいのが

  • パネルミナ
  • LEDユニットE

になります。

パネルミナに関しては畳コーナーや寝室など天井を見上げる機会が多そうな場所に積極的に採用して欲しい照明です。

ダウンライトを直視する、もしくは直視しなくても視線に入るだけで眩しいという失敗談はよく目にします。

このパネルミナを導入するだけでその失敗談は解消されることでしょう。

またLEDユニットEに関しては将来的な照明交換の手間や照明の種類を気軽に変更可能という点で今までに無い画期的な照明だと思っています。

まだ対応品が少ないのは難点ですが将来的な出費や作業の手間を考えた際には設置可能な場所にはどんどん採用したいなと思わせるものです。

一条工務店さんのLEDキャンペーンはお金の掛かるオプションではありますが、照明が無いと実際の暮らしが成り立たないことから住設として考えると必須標準装備的な感覚なのかなと思います。

一方でパナソニックを含めた他社製の照明に関しては追加機能を求めたオプション的な扱いになるのかもしれませんね。

注文住宅を計画するときにオプションをどれだけ掛けるかはその人の趣味嗜好や資金計画などによるものが大きいと思います。

必須的なオプションに比べると照明のバージョンアップというのはプラスアルファの要素が高く後回しになりがちなのかもしれません.

しかし照明こそ毎日の疲れを癒やす過ごしやすい空間を作る為に欠かせないものだと思います。

間取りなどと合わせて是非とも拘って欲しいポイントかなと思います。