川口技研のホスクリーン・SPC型とナスタ(NASTA)のエアフープを比較してみようと思う。



洗濯物を乾かすという作業において、衣類乾燥機を使用する以外の物干しには簡単に屋外干し派と室内干し派に別れるのかなと思います。

我が家で建築した一条工務店の家は高気密高断熱住宅を売りにしており、四季を通じての室内の温度・湿度管理は一定の知識を持ってさえいればある程度容易に可能になります。

また近年は花粉症などの影響や共働き数の増加により室内干しの需要はさらに高まっているのではないでしょうか?

よって我が家では完全に室内干しをしております。

それに伴い、室内干しをする為の物干しスペースの確保及び物干し金物の設置の需要も高まっているのではないかと思います。

その中でもタイトルに上げた川口技研のホスクリーンなどはかなり一般的な商品になるのではないかと思います。また一方で同じくタイトルに上げたナスタ(NASTA)のエアフープもそのデザイン性などから人気の商品かなと思うのです。

我が家ではこちらの2種類の物干し金物を設置しています。その使い心地からあまり皆さんが知らなそうな設置方法まで紹介してみたいなと思います。

川口技研 ホスクリーン・SPC型

まずはこちら、川口技研さんのホスクリーンです。公式HPはこちらになります。

我が家を建築した一条工務店さんでは2017年9月現在においても、こちらのホスクリーンのSPC型が3本サービスになっています。

ところでSPC型というからには他にも型があることをご存知でしょうか?

こちらSPD型は天井に取り付ける台座面の差込口がすり鉢状になっており、穴にポールを差し込む際にスムーズに差し込めるような仕様になっているようです。

こまめにホスクリーンを着脱される方などには良さそうですね。

こちらのSPE型は台座を天井に半埋め込みにするタイプのようですね。

一条工務店の家の天井は基本的に埋め込みのような作業は出来ないと思うのでこれを採用する事は基本的にできないかなと思います。

我が家のリビング天井のように、意図してふき下げた天井の場合には可能なのかもしれません。

ナスタ(NASTA) エアフープ

こちらはナスタ(NASTA)さんのエアフープになります。公式HPはこちらになります。

我が家では一条工務店のサービス品であるホスクリーン3本以外は全てエアフープで統一しました。

エアフープの良さは何と言ってもこのデザイン性かなと思います。無骨になりがちな物干しグッズですがシンプルなデザインで色々なテイストの家に合いそうです。

またデザイン性だけでなく隠れた良い点などもありますので、これから出来るだけ比較する形で紹介して行こうかなと思います。

仕様からの使い勝手を考える

ホスクリーン

こちらはホスクリーンです。

ポールはステンレス製であり先端部はナイロン製になっているようです。

輪っかの部分は滑り止めなどはありませんので丸いランドリーポールの場合はクルクルと回ります。

タオルなどを干した際に下に引っ張って取り込もうとすると、ランドリーポールが回った反動で一緒に干してあるタオルなどが落ちる場合があります。

これはタオルの取り込み方にもよると思いますので、慣れによって対応は可能かなと思います。

エアフープ

こちらはエアフープです。

ポールのステンレス部分はアクリル焼付塗装がされております。先端部はプリプロピレン製であり、輪っかの内側にはエラストマーと呼ばれる弾力ゴムが付いています。

参照:信越シリコーン

ランドリーポールが接する部分に滑り止めの弾力ゴムが配置されていますので、ホスクリーンとは違いタオルなどを乱暴に引っ張ってもランドリーポールが回ることはありません。

その代わりにランドリーポールを差し込む際に弾力ゴムに若干の引っ掛かりを感じます。

表面の仕上げから見てみる

ホスクリーン

ホスクリーンのポール表面はむき出しのステンレス製になっています。

私のように皮脂がちょっと多い人が触りますとその時は分からないのですが時間とともに変色してきます。拭けばすぐに綺麗になりますが若干気になります。

特にもホスクリーンの長さ調節をしたり取り外しをする場所の場合には、触れることも多いと思いますので個人的に気になりました。

エアフープ

対してエアフープのポール表面はステンレス製には代わりは無いのですが、アクリル焼付塗装がされておりホスクリーンのように変色が気になることは全くありません。

肌触りもステンレス製的な感覚はあまりなく、ホスクリーンに比べて手間がかかっていると思わせる表面処理になっています。

長さ調節を見てみる

ホスクリーン

こちらは5種類の全長と最大3段階の長さ調節機能があります。

我が家で建築をしました一条工務店ではSPC(標準サイズ)が標準採用されているようですね。

この部分を押しながらポールを上下させると長さを調整する事が出来ます。この調整は設置場所を決める際に高さを選ぶとほとんど操作はしなくなると思います。

エアフープ

エアフープのポールは基本的にS・M・Lの3サイズになります。

しかしながらこのポールは自由に繋げる事が可能になります。

このように必用なサイズのポールを連結し長さを調節することが可能です。

ホスクリーンでは調節機能により長さが最大で3段階に決まっていましたが、エアフープはその組み合わせによって長さを自由に変更することが可能になります。

長さ調節による利点

ホスクリーンやエアフープは一般的に使われるようなサイズよりも長さを増やし、床面に近い距離で使うことが出来ます。

ホスクリーンの場合はSPC-LやSPC-LLというサイズを使うと660ミリ~1200ミリという長さを確保することが出来ます。

対してエアフープに関してましては先端の部分は共通であり、S・M・Lのポールを必要に応じて連結させる事で長さを変更する事が出来ます。

上記の説明ではS+LやM+Lが例に載っていますが、パーツさえあればS+S+SやL+Lなどの組み合わせは自由になるので自分で使いやすい高さ設定を選ぶことが出来ます。

このようにポールとポールはネジ込式のジョイントで接続することが出来ます。

我が家ではこのようにシーツなどを干すためにエアフープのL+Lという組み合わせで床面より1200ミリ程度の高さの物干しを作っています。

シーツなどは大きいですし干す際にも上に持ち上げるのは大変だったりしますよね。

このように低い位置に設置できる物干しポイントを作っておくと毎日の家事が楽になるのかなと思います。

天井に設置されるベースとポールの接点

ホスクリーンもエアフープも天井にベースとなるものを設置した上でポールを吊り下げるようになっています。

ホスクリーン

ホスクリーンの設置方法はポールをベースの穴に入れた上でポールを時計回りに回転させることによりロックが掛かる仕様になっています。

ロックが掛かるとポールを揺らしても自然に脱落することはなく設置上の安心感はあります。

ただし私の場合に限ってだと思いますが、このクルッっと回して入れる作業が慣れるまでは上手に出来ず苦労しました

またポールの根本にはバネ状の機構がありますので、とっさにポールに横から力が掛かってもある程度の力は吸収してくれそうです。

エアフープ

対してエアフープはポールの先端部をベースに入れた後にスライドして引っ掛けるようなイメージの設置方法になります。

自然に脱落することは絶対にありません。しかしランドリーポールを設置する際やエアフープ1本のみで何もぶら下げずに使用し接触して揺れた際に不意に脱落したことがあります。

この点はホスクリーンの方が怪我やフローリングに対する傷付きの面からも安心感があるのかなと思いました。

我が家では寝室のエアフープはランドリーポールのみ外し、普段は天井からぶら下がったまま生活をしております。

よって天井からぶら下がったままのエアフープの接触して天井から落ちたことが数回あります。もちろんランドリーポールを設置した状況で脱落する事はありません。あくまで天井からポールのみぶら下げている場合です。

このような使い方は一般的では無いと思うのですが、我が家の使い方で気になる点として参考にして頂ければと思います。

入手性の良さ

ホスクリーン

こちらホスクリーンに関しましては販売網も確立されているようで、一般的なホームセンターではほぼ取り扱っているのではないかと思います。

ただし、先程も紹介しましたSPC-LLなどの標準的なサイズ以外のものに関しては通販などを利用したほうが簡単に手に入るのかもしれませんね。

エアフープ

エアフープに関しましては私の住まいの近くのホームセンターなどでは一切取扱を確認できませんでした。

通信販売などの方が連結ポールがS・M・Lセットになったような物もありますので、そちらで入手されたほうが早いかもしれませんね。

まとめ

今回のホスクリーンとエアフープの比較に関しましては、あえてデザイン面にはあまり触れずに紹介を進めて参りました。

実際の使い勝手から考えますと

  • 何もぶら下げていない状態でポールに接触した際に天井から脱落する可能性がある

というレアな場面を除くと

  • 先端部分のランドリーポールとの接点に弾力ゴムが採用されている点
  • 表面加工がされている点

からナスタのエアフープをお薦めしたくなります。

実際に違いとして私が挙げるのはこの位でして、一番の違いはやはりそのデザイン性にあるのかなと思います。

物干しグッズは多くの家ではほぼ設置したままになるのではないか?と思います。ホスクリーンの無骨な機能美とも言えるデザイン性を否定はしません。

しかし入居後にホスクリーンからエアフープに設置し直す方のほとんどが、そのデザイン性を求めての買い替えのように思えます。

新築時に一条工務店さんからサービスされるホスクリーンに関してはあまり目立たない場所に設置をし、エアフープに関しては特にも毎日の生活で目に触れるような場所に設置するなどの対策を当初から取っておいたほうが後悔がないのかもしれませんね。

くれぐれも設置予定の場所には天井の補強を忘れずに行っておきましょう。

物干しに関しましてはいろいろな記事で触れておりますのでよろしければご覧下さいね。