【一条工務店】忘れがちなロスガードのフィルターメンテナンスは自分なりの交換時期を決めるべし。



一条工務店の家ではロスガード90という24時間換気システムを採用しています。

高気密・高断熱の住まいで快適に過ごすためには、計画換気が重要です。2003年に、シックハウス対策などの目的で、建築基準法が改正され24時間換気システムを設置することが義務付けられました。1時間に室内の空気の半分が入れ替わる計画換気が必要とされています。

参照:一条工務店 計画換気

こちらのロスガード90の詳細につきましては一条工務店のHPをご覧頂ければと思います。

このように近年増えつつある高気密高断熱住宅において換気システムは必要不可欠なものになっています。それに従い適切なメンテナンスも必要になってきます。

主にフィルターのお掃除ですね。

今回はロスガードのメンテナンスに焦点を絞ってその手順と内容を紹介してみようと思います。

また設計時にはあまり考えることのないこのお掃除ですが、この記事を見てその設置場所などを再検討するきっかけになってくれれば良いなと思います。

ロスガード90の定期メンテナンス

こちらロスガード90のメンテナンスに関わる部分は2箇所になります。

  • 給気フィルターの清掃
  • 防虫袋の交換

今回紹介する給気フィルターと防虫袋の清掃・交換作業の様子は入居からおよそ10ヶ月経過した際の様子をお伝えしようと思います。

実際に営業さんや監督さんから詳しい説明をされると思います。しかしながら作業頻度が少ないのでいざ作業する時にどうやるんだっけ?という方も多いかと思います。参考になれば幸いです。

本来はもっと短いサイクルでメンテナンスが必要な場所になります。今回はある程度の期間を経たものがどのような状態になるのかを確認するために放置しておりました。

ロスガードのフィルター等交換手順

ロスガードの運転停止

それでは実際に交換の手順を紹介してみようと思います。まずはロスガードの運転を停止させましょう。

RA(排気フィルター)の清掃作業時には短時間で終わる事が多いですしボタンを1回押した「お休み」で良いと思いますが、ロスガード内の作業の際には3秒長押しして「停止」させたほうが安心かな?と思います。

このように作業時にはリモコン操作が必要になります。先程紹介したRA(排気口)も基本的にロスガードの近くに配置されるかと思います。ロスガードリモコンはロスガードに近い位置にある方が便利なのかもしれません。

2階建ての方などはロスガード本体は2階に設置されるでしょう。その際に同じようにメンテナンスが必要なRA(排気口)も2階のロスガードの近くに配置されると思います。

ロスガードリモコンは一般的に1階に配置されそうなLDKに設置されるリモコンニッチのような場所ではなく、2階に設置したほうが都合が良いのかもしれませんね。

もちろんその導線を毎日通過してフィルター交換ランプに気づける場所であることが必要です。

給気フィルターの清掃・交換

我が家のロスガードは子供部屋の3枚扉で仕切られたWIC収納の中に配置されています。

普段はロスガード前には荷物の入ったRVボックスが置かれており、子供のジャングルジム兼秘密基地となっています。

ロスガードの扉を開けると左下にこのような各種フィルター交換用の蓋があります。

蓋を開けますとこのように防虫袋と給気フィルターがセットされています。まずは給気フィルターから様子を見てみましょう。

こちらは手前に引っ張るだけで給気フィルターが外れてくれます。給気フィルターは枠に入っていますので裏側から押すと簡単に外れてくれます。

こちらが新しいものとの比較になります。こちらの面は防虫袋からダイレクトに汚れが入る場所なのでかなり汚れが目立ちますね。

埃っぽいというより炭みたいな黒い汚れです。正直この状態で掃除機などを使って吸い込みたくないです。

こちら逆の面ですが同じく真っ黒です。

メンテナンスノートによると2~3ヶ月の掃除を推奨していますが、既に10ヶ月使用していますので今回は掃除せずに交換しようと思います。

新しいフィルターは2ヶ月訪問などの際に営業さんが持ってきてくれると聞きますよね。我が家もそのパターンでした。

フィルターには2種類あり通常のタイプとPM2.5対応型と2種類あります。「セシウムイオン吸着」となっているのは我が家が福島県だからでしょうか?

参照:一条工務店 夢発電アプリ オンラインストア

このように4枚セットになっていますがお値段差があまりない印象です。これなら在庫分を使い切ったら黙ってPM2.5対応フィルターを使いたいなと思います。

新しい給気フィルターを枠にはめる際にはこの「↑AIRFLOW」マークの矢印を合わせるようにします。

枠にはこのように2面だけにテープが貼ってあります。

フィルターをはめる際にはこちらのテープがある面にフィルターを当ててから押し込んだほうが良さそうです。

吸気フィルターのフィルター交換はここまでにして防虫袋の交換をしてみましょう。

防虫袋の交換

それでは防虫袋の交換にうつりましょう。防虫袋には取り込んだ外気に混ざって一緒に入ってきた虫さんを集める役割があります。

防虫袋を取り出す際に袋の中に入ってきたばかりの虫さんがいますと室内に逃げてしまう可能性があるようですね。

個人的に殺虫剤系は使いたくないのでそのまま作業しました。

防虫袋はこのように上の部分を引っ張ることにより取り外しが出来ます。

この際に上に開いている穴から生きている虫が逃げてしまうんですね。今回の作業では逃げた虫がいませんでしたが、次回交換で取り外しの際に上にダンボールでも当てながら引き出してみようかなと思います。

先程の給気フィルター交換も合わせて大きめのゴミ袋を1枚用意しておくと良さそうですね。

中の写真はあえて公開しませんが、10ヶ月放置した我が家の防虫袋でもあーこんなものかという位の量でした。お住いの地域によって事情は変わりそうですね。

内部には空洞があり、防虫袋から漏れた虫などが死んでいますので掃除機で吸い取りましょう。前回の記事で紹介したマキタ掃除機+フレキシブルホース+棚ブラシが役に立ちますよ。

給気フィルター・防虫袋の取付

掃除もして綺麗になりましたので新しいフィルターと防虫袋を取り付けてみましょう。

取り付けにあたっては方向性もありますし逆向きに取り付けるようなことはほとんど無いと思うのですが、念の為にこのような空気の流れであることはイメージしておくと良いかもしれませんね。

防虫袋から入った外気が給気フィルターを通してロスガード内へ取り込まれていくイメージです。

フィルターですが、AIRFLOWの向き及びフィルター枠の出っ張りを合わせて入れるだけですので難しいことはないと思います。

このように綺麗に収まってくれました。次は防虫袋の設置ですね。

防虫袋はこちらの箱に入っています。1箱に12枚入っています。

入居時にこれだけの枚数を頂いていると数年は持ちそうですね。

防虫袋を装着する際はこちらの「手前」マークを手前にして装着します。

こちらのレールに沿って入れるのですが、防虫袋のパッキン?的なものが新しい方が大きいというか範囲が広いといいますか。

再装着の際に結構入らなくて苦労しました。あのレール状のものもちょっと曲げてしまいました。あとで監督さんに相談してみましょう。

ということで、給気フィルターおよび防虫袋の交換作業が終了しました。

最後にしっかりと蓋を閉めましょう。

ロスガードの運転再開

忘れてはいけませんよね。作業を完了した後はロスガードの再運転を忘れないようにしましょう。

ついでに給気フィルターを交換した際はランプのリセットボタンを3秒長押ししてリセットしておきましょう。

これで万が一交換を忘れても暫く経ったらランプが点灯してくれるでしょう。

フィルター類のお値段から考える我が家の交換ルール

フィルター類のメンテナンスに関してはメンテナンスマニュアルにも掲載されていますが、詳しい内容はロスガードの取扱説明書にも掲載されています。

  • 給気フィルター:3ヶ月に1回程度を目安に掃除機で清掃し、お手入れランプが点灯したら交換
  • 防虫袋:夏季終了時の交換

ロスガード本体に関わるフィルター類の記載はこの通りです。また給気フィルターに関しては掃除機などの掃除で毛羽立ってきた場合にはランプ点灯を待たずに交換することがおすすめされています。

給気フィルターのメンテナンス

給気フィルターのお値段はこのようになっています。

参照:一条工務店 夢発電アプリ オンラインストア

通常のタイプとPM2.5に対応したタイプがありますね。このお値段差であれば、入居時に頂いたフィルターを使用後に関して私は黙ってPM2.5に対応した吸気フィルターを使用したいなと思います。

  • 1282円/枚

3ヶ月に1回の掃除機清掃がおすすめされています。

また給気フィルターランプが点灯したら交換となっていますが、恐らく給気フィルターランプは10ヶ月経過しても点灯していないことから1年ほどは点灯しないのではないか?と思います。

取扱説明書の記載を見るとフィルターが目詰まりして空気の流れが悪くなるとランプが点灯するかのような記載もあるのですが、工事課に確認しましたところそのような空気の流れを感知するようなものではないようです。

我が家の10ヶ月経っての状況をみるに、我が家でのメンテナンス目安としては

  • 3ヶ月毎に掃除機で清掃
  • 6ヶ月毎に新品フィルターに交換

このようにしようと思います。

防虫袋のメンテナンス

防虫袋のお値段はこのようになっています。

  • 135円/枚

虫の増えるであろう夏季終了後の交換が推奨されていますね。

しかしながら冬季も含めた10ヶ月程の使用で防虫袋はかなり汚れている印象がありました。そしてこの防虫袋のお値段は想像以上に安いと感じます。

よって我が家の防虫袋のメンテナンスは

  • 3ヶ月毎に確認し必要に応じて交換
  • 6ヶ月毎には最低でも交換

このようにしたいなと思います。特にもこの防虫袋を経由して家中の室内に空気が回ってきますので、このお値段であれば3ヶ月おきにどんどん交換してやっても悔しくないなと言う印象です。

フィルターや防虫袋などの注文方法を確認

一条工務店の家中で使用されているフィルター関係は全て工事課の担当監督さんや営業さんにお願いすると手配をしてくれると思います。

現在では太陽光発電を利用されている直営エリアの方はスマートフォンで使用できる「夢発電アプリ」から注文が出来るようになっています。

夢発電アプリから注文した物に関してはカード決済が可能ですしとても便利になりましたよね。

フィルターの保管場所について

フィルターの保管場所に関しては色々な場所が考えられると思います。

我が家ではロスガードにも近い玄関ホールに設置されたシューズボックスの上部に収納しています。

このように入居後に一式もらえるフィルター類がすっきり収納できるようです。奥行きもピッタリです。

またシューズボックスには耐震装置が取り付けられていないようなので、地震時の事を考えると収納上部にはこのような軽いものを入れるのが安心なのかなと思います。

ロスガードのメンテナンスに関するまとめ

今回はロスガードに関わるメンテナンスの流れを紹介しました。

ロスガードに関わるフィルター類はどうしても外気と関係のある設備になります。つまりお住まいの地域の外気の状態や虫などの生息状況、そして季節などにより汚れ具合は千差万別かと思います。

それはつまり、給気フィルターや防虫袋の適切な交換時期はその家によってかなり差が出そうだということです。

我が家ではフィルターのお値段から考えて先程紹介したように

  • 3ヶ月おきに防虫袋と給気フィルターのチェック・清掃
  • 6ヶ月おきには必ず防虫袋と吸気フィルターの交換

というルールを決めてメンテナンスを行おうと思います。

とくにも給気フィルターはPM2.5に対応したものを使用したいなと考えています。PM2.5は黄砂などと一緒に飛散することが多いようで、その飛散時期に関して多くなりそうなのは春先なのかなと思います。

よって春先を目安に考えてという訳ではありませんが

  • 12月
  • 3月:給気フィルター交換
  • 6月
  • 9月:給気フィルター交換

という3ヶ月サイクルにて時期を区切り、メンテナンス時期に据えてみようと思います。

ロスガードリモコンの給気フィルターランプの点灯を待っているだけではメンテナンスに関してはちょっと心配かなと思いました。

皆さんも入居後は自分の家のフィルターがどの位の期間でどのぐらい汚れるかを確認の上で、何月ごろに交換をする!というルールを自分なりに決めておくと良いのかなと思います。

これだけはお友達の家が交換したから!というものでは無いと思います。自分なりにしっかりメンテナンス時期を決めておきましょう。

この他に家中のフィルター清掃に関するお掃除についてはこちらの記事で紹介しておりますので宜しければご覧下さい。