【一条工務店】ハニカムシェードのまとめ&電動ハニカムのリモコン反応が悪い方への対応のおすすめ



我が家で建築をした一条工務店ではハニカムシェードという設備があります。

ハンターダグラス社製のハニカムシェードを採用し、一条工務店の求める高気密高断熱住宅の性能をさらに高めるものとしてとても魅力のある装備品だと思います。

一条工務店さんのホームーページでは簡単に触れられていますが、特にも冬季において断熱性能を補助するものとして効果は絶大だと感じています。やはり冬季おける窓からの熱損失はかなり大きな割合を占めるようです。

ハニカムシェードには電動化オプションというものがあります。こちらはリモコン操作にて同時に最大4ヶ所の窓に設置されたハニカムシェードを操作できるという便利なオプションになります。

こちらの電動化オプションにおいて、引き渡し後にリモコンの反応が悪い場所がありましたので対策を行ってもらいました。

ハニカムシェードのまとめ的な内容と共に、どのような対策によって改善がなされたのかを紹介してみようと思います。

ハニカムシェードの設置要件

一条工務店といえば様々な装備が標準化または安価にオプション採用が可能という特徴があると思います。その中にもちろんハニカムシェードも含まれますよね。

しかしながら現在の建築数の多い人気のi-smartなどの情報発信が多いために誤解が多い部分もあります。

すなわち一条工務店で建築されれる建物全てにハニカムシェードが標準化されているわけではありません。

  • 標準化されている商品
    i-smart(アイスマート)
    i-cube(アイキューブ)
  • オプションで採用可能な商品
    セゾンV・F・A
    ブリアール
    百年
    セゾン・アシュレ
    ファミーユ
  • 不明な商品
    i-palette(アイパレット)

私もついつい間違えがちなのですが、ハニカムシェードが標準装備である注文住宅はi-smartとi-cubeだけになります。その他は採用にあたってオプション設定になります。

商品によってはオプション対応になりますのでくれぐれもお間違えの無いようにお願いします。

また標準で採用されるi-cubeやi-smartにおいても内土間があるタイプの勝手口ドアやお風呂などには標準の設定がされていません。というか設定が出来ないようです。

i-paletteにつきましては一条工務店さんが推進されている建売住宅の商品です。ハニカムシェードの有無は建築された建物によって変わるかと思いますのでご検討中の方は担当営業さんなどにご確認下さい。

ハニカムシェードを設置しないという選択

あまり馴染みのない設定ですがハニカムシェードを設置しないという選択肢もあります。i-cube・i-smartの標準で設定されているハニカムシェードを外しても減額になるものではありません。

キッチン周りなどの汚れが気になる場所や小さな窓でハニカムシェードの設置の必要を感じない場所に関しては、あえてハニカムシェードを取り外すという設定も選択肢にある事を知って頂ければと思います。

我が家ではキッチンに設置した3連の正方形窓にはハニカムシェードを設置していません。

そのお陰で正方形窓全体が綺麗に並んでくれてキッチンのスッキリ感に貢献してくれています。こちらの3連窓は油煙などが届いて汚れそうですし、ハニカムシェードを使うことも無いと考えて設置しませんでした。

また、ハニカムシェードを設置しないことにより窓枠のレールなどもなくかなりスッキリしているのがお分かりになると思います。

断熱性能に関してはハニカムシェードの力がかなり大きいことは否定できません。

しかしながらハニカムシェードを開け閉めする頻度やその窓の大きさや汚れやすさ、そして操作紐の存在感などを考慮すると取り付けないという選択肢が出てくる窓もありそうです。

ハニカムシェードの種類

ハニカムシェードは当初は断熱ハニカムシェードと呼ばれる物から採用が始まりましたが、現在は3種類のラインナップとなっております。

それぞれの断熱性能に関しては多少の差はあるのかなと思いますが、具体的に検証された情報や記事を拝見した事がないのであまり気にする必要はないのかなと考えています。

違いを見出すなら主に光を通す「採光性」なのかなと思います。明確な違いがありましたらコメントなどで教えて頂けますと大変ありがたいです。

断熱ハニカムシェード

採光性 ☆☆☆★★

一条工務店でハニカムシェードを採用した場合の標準的な物になります。ハニカムシェードの向こう側は完全に見えませんしそれなりに採光性もあります。色はクリーム色という表現が合っているのかな?

この写真は他のハニカムシェードとの比較の為にちょっと薄暗い室内から撮影しております。実際はもうちょっとクリーム色っぽいかなと思います。一般的に展示場などでご覧になるハニカムシェードなのでお分かりになりますよね。

遮熱ハニカムシェード

採光性 ☆★★★★

一条工務店でハニカムシェードを採用した場合に、i-smartやi-cubeでは標準で西側の窓に設置されるハニカムシェードになります。西側に設置される理由は主に西日の暑さ対策なのかなと思います。

採光性が★5つでなく★4つの理由です。遮熱ハニカムはほぼ100%の日光の入りを遮ってくれるのですがハニカムシェードの両サイドのレール部分の隙間から若干の光の入り込みを確認することが出来ます。

寝る際などに光を遮る目的であれば十分ですが、完全に真っ暗な空間を作りたい際には遮熱ハニカムの他に遮光カーテンなどの採用も考えないといけないかもしれません。

昼間に映画を見るなどの為に完全に暗い部屋にしたいなどの方向けの情報です。その場合は扉の形状(吊り戸・引き戸など)によってもかなり光が入り込むのでご注意下さい。

レースハニカムシェード

採光性 ☆☆☆☆★

一条工務店でハニカムシェードを採用する際にオプションとして採用が可能なハニカムシェードになります。レースカーテンの代用として設定をしたのかなと思うのですが、一般的なレースカーテンと同じ役割を求めると失敗しそうですのでその採用にはご注意下さい。

断熱ハニカムシェードに比べて採光性は良いと思います。また外部の様子もうっすらと確認することも可能ではあります。しかしながら明確に外の様子を伺えるかというとそれは疑問に思います。

色は白っぽくまさにレースっぽいデザインになっています。

ダブルハニカムシェードの採用

ハニカムシェードは1種類だけでなく2種類を同時に採用することも可能です。その際の組み合わせとしては

  • 遮熱(外)+レース(内)
  • 断熱(外)+レース(内)

の組み合わせしか採用が出来ません。またこのダブルハニカムシェードを採用する際には後に紹介する電動化オプションを採用しなければなりません。

恐らくハニカムシェードを上げ下げする操作紐を設置する隙間が無いからだと思います。

断熱ハニカムとレースハニカムは若干の違いはあれど併用するメリットはあまり感じられません。ダブルハニカムシェードを採用する場合には遮熱ハニカム+レースハニカムのセットを前提に考えてよいのかなと思います。

ハニカムシェード設置に関わる料金について

ハニカムシェードが標準で採用されているi-cubeやi-smartを除き、ハニカムシェードを採用する際にはその窓の大きさによってオプション料金が掛かってきます。

また標準で採用される断熱ハニカムシェードからの変更においても差額料金としてオプション料金が掛かってきます。

  • 断熱→遮光
    ※i-cube・i-smartにおいては西側の窓については差額無しで変更可
  • 断熱→レース

これらは差額の対応になるのでそこまでビックリするほどのオプション料金は掛からないかと思います。しかしながらダブルハニカムシェードを採用するにあたりレースハニカムを追加すると結構な料金が掛かってきます。

我が家で大小8ヶ所の窓にレースハニカムを採用したところ12万程のオプション料金が掛かりました。我が家ではカーテンを採用しない代わりにレースハニカムを導入しましたので良いのですが、その運用方法についてはよく計画されることをお薦めします。

またレースハニカムの追加料金の一部については閑古鳥さんが紹介されていました。

電動化オプション

ダブルハニカムシェードを採用される方は必須オプションになりますが、単体のハニカムシェードの場合にも採用が可能です。オプション料金は

  • 10,000円/箇所

になります。リモコン1個につき4箇所の窓の設定が可能になっています。採用にあたっては主に2パターンの採用例が考えられると思います。

  1. 手が届かない場所(吹き抜けなど)への対応
  2. 毎日一斉に開け閉めするような場所への対応
    ※掃き出し窓などの大きな窓の上げ下げの補助

ハニカムシェードの開け閉めは住まわれる方の生活の仕方によるものが大きいと思うのですが、一般的に上に挙げた2種類の要素の窓については同じ部屋、同じようなエリアにあったとしてもリモコンを分けられるなら分けたほうが良いなと思うんです。

毎日一斉に開け閉めする場所については通常はリモコンの「全」ボタンによって開け閉めする事が多いと思います。その際に吹き抜けなどの届かない場所に設置した場所が同じように動いては困る事も多いかなと思うのです。

特にも吹き抜けの窓においては夏季は日差しを遮る目的でハニカムシェードを閉めたままにされる方も多いと思うのです。

また、同一室内で電動化された窓と手動の窓が混在する場合は出来るだけ全てを電動化したほうが良いと思います。せっかく電動化して利便性を取ったのに、その電動化されなかったハニカムを手動で開け閉めする度に後悔をしそうな気がするんです。

もちろんリモコンに設定した窓の種類や個数にもよります。春夏秋冬・朝昼夕晩という様々なパターンを想定されると良いと思います。

電動化は壊れたら大変!?

電動化による故障時の対応などに不安を持たれる方もいらっしゃると思います。電動化は建築設計時に設定しておかないと電気配線が無いので後から追加することは出来ません。

対して電動化されたハニカムシェードは故障した後に使わなくなった場合には最後は取り外すという選択肢もあります。

取り外した後はハニカムシェードを使わないのであればそのままで良いでしょう。また電動化はもう必要ないと思えば手動のハニカムシェードを後付けすることも可能です。

故障時に半端な状態で吊り下がってしまったような場合は取り急ぎ監督さんに取り外しをして貰えば済む件です。

その際にハニカムシェードが無いと外の目が気になってダメ!という運用方法をされている方はそもそもの計画を練り直す必要があるのかもしれません。

個人的には迷ったら取り付けておいたほうが後悔がないのかなと思っています。

リモコンの仕様

リモコンは4箇所の窓を個別に選択する「1~4番」ボタンと全体を一括で操作する「全」ボタンを選択しながら操作をします。

このように選択ボタンを押して1→2→3→4→全→1という風に押す度に操作する場所を移動する仕様になっています。

窓の選択をするために選択ボタンをポチポチ押して移動するのは私としては面倒に感じるんですよね。

先程提案した「電動化する場所を場合によっては同じ部屋だとしても分けたほうが良いかも」というのはまさにこの為です。普段から「全」操作をする事が多い場所は分けたほうが毎日の操作が楽かなと思うわけです。

また、電動化された窓が2個しかない場合などは3・4番は欠番になり、1→2→全→1というように移動してくれます。

また、ダブルハニカムシェードを採用している場合はリモコンサイドのこちらのスイッチにて外側と内側のハニカムシェードの操作を選択します。

写真提供:tagayaさん

シングルで電動化されたハニカムシェードのリモコンにはこの外・内のスイッチは無いようです。

電池は単4電池2本を使用しています。

こちらのリモコンですが、テレビのリモコンのように方向性のある赤外線式ではなく電波式を採用しているようです。つまり窓の方向を向けずとも操作は可能ということです。

よってリモコンは窓の方向に向けて操作する必要はなく、例えばリモコンニッチなどの壁に設置したまま操作が可能ではあります。

※台座に入れたままだと横の外・内のスイッチ操作が若干面倒ですし結局手に取る事も多いと思いますけど。

電波式だということは一般的な赤外線式を使っている学習リモコン等は使えないということです。最近はスマートフォンなどで外出先からテレビやエアコンなどの操作ができる商品が販売されているようですね。

一般的に赤外線方式を使っているようなので電動ハニカムには使用ができませんのでご注意下さいね。
※自作で信号を変換して対応されて居る方もいらっしゃいましたが今回は紹介を控えようと思います。

リモコンの反応が悪い場合の対処方法

我が家では引き渡し後に電動ハニカムシェードを操作するにあたって気になる点がありました。

こちらの主寝室は3連窓+引違い窓の4ヶ所を1つのリモコンで管理しています。就寝時には冬季を含めて完全に遮熱ハニカムシェードを下げて真っ暗にします。

また夏の陽射しが強い際などには、外出時なども積極的にハニカムシェードを下げますので使用頻度が高いです。

個別に窓を操作することはほぼ無く、完全に「全」ボタンにて一括操作をしています。

先ほど紹介したリモコンにて4箇所を一斉に操作すると、3連窓で反応しないことがある窓がありました。こちらは反応しない窓が変わったりして不思議な現象でした。さらに全閉しても下がりきらないこともあったりしました。

一条工務店のブロガーさん情報でも吹き抜けに採用した電動ハニカムシェードなどでリモコンの反応が良くない報告が見受けられましたね。

こちらの問題については随分前に対応されていたようですが、自分の家において改めてその対応方法が確認できましたので紹介してみようと思います。

こちらが引渡し時からついていた電動ハニカムシェードになります。電源の配線コネクタも見えますが、リモコンのアンテナは本体に内蔵されているようです。

こちらのアンテナの反応が悪いことが原因のようですね。

ということで、最新の物はこのように配線コネクタの辺りにリモコンのアンテナ部分が露出している仕様になっているようです。これによりリモコンの送信が確実に行えるように対応されたようですね。

我が家においては対応後はしっかりと反応してくれるようになりました。

新仕様は新築の家には採用されている模様

こちらのアンテナ部分が露出された仕様になった電動ハニカムシェードは、この記事を書いている2017年8月現在で新築されている家においては全て新しいものに切り替わっているようです。

また切替前の家においてリモコンの動作が不安定な場合は入居後2年間においては保証の対象になっているようです。

ただしこのアンテナの反応が悪い件については気象条件などの影響によって動作状態が変わる件でもあるようです。

我が家の場合はリモコン感度の問題の他にハニカムシェードが下がりきらないという現象もありましたので交換して頂きました。

交換の際にはハニカムシェードごとの交換になるようです。動作に不安が残る方は早めに監督さんに連絡・相談されることをお勧めします。

状況により全ての事例において新しいタイプに交換される訳ではないかと思います。監督さんに相談の際には状況説明をしっかりされて判断を仰いで頂ますようお願い致します。

まとめ

ハニカムシェードの運用については使われる方によって様々なパターンが考えられると思います。特にもハニカムシェードがあるとカーテンが必要か?必要ないか?というお話もよく話題に上がるように思います。

これについては色々と考える所がありますが、私としては「条件を満たせば」カーテンは不要と考えています。我が家もカーテンは一切使用していません。しかしながらその状況というのは一部の方にしか当てはまらないのかなとも思います。

こちらは改めてまとめて記事にしてみたいなと思います。

ハニカムシェードの上げ下げは全く行わない場所と毎日頻繁に操作する場所とかなり差が出来るのかなと思います。特にも大きな窓に設置されたハニカムシェードなどはかなり重いので電動化は必須かなと考えています。

オプション料金が掛かるからといって安易に生活に直結する部分を節約すると、毎日の生活において常に後悔を感じることと思います。

とにもかくにも、ハニカムシェードの設定においてはその種類の選択・電動化を含めて設計時に色々な想定をされることをおすすめします。