間取り紹介#42 小屋裏物入:収納の主役です



今回は小屋裏物入の紹介になります。小屋裏物入に関しましては以前は3.5寸勾配の屋根にしか設置が出来ませんでした。しかし数年前から1.5寸勾配の屋根にも採用が可能になりまして、設置に関してはかなりハードルが下がったなと思います。

小屋裏物入

小屋裏物入のコスパ

小屋裏物入のメリットとデメリットは今までに採用されている方の記事でも散々語られていると思いますが、我が家のような限られた面積で家を建てようと思うと季節物の収納などを入れる場所としての対費用効果は一番高いのではないか?と思います。

収納場所として条件の良し悪しを比べると以下のようになると思います。
普通の部屋>ロフト>小屋裏物入>外の物置

これを6畳分(3坪)のスペースで大まかに料金を比べてみると
普通の部屋(150万)>ロフト(80万)>小屋裏物入(30万)>物置(10万強×3個)
※お値段はかなり大雑把ですが大体こんな感じかと思います。

もちろん収納用のお部屋を作れるのが一番良いのですが建坪の関係だったり予算の関係でそういう訳にもいかず、かといって外の物置に置きたくないような物を収納する場として小屋裏物入はのコスパは抜群に良いと思っています。

ロフトとの比較

ロフトに関しては収納として考えた場合、ハシゴ式のロフトだと荷物に上げ下ろしが小屋裏物入以上に大変そうです。小屋裏物入も急な階段ではありますが、まだ荷物を両手に持ったまま昇り降りが可能です。ハシゴ式の階段ではそれは難しそうです。

対して固定階段式のロフトの場合は階段部分の坪単価も掛かってくるので余計に予算面を圧迫しそうです。物置部屋として固定階段式のロフトを採用できるのなら少し小さくても普通の物置部屋を作ったほうが良いのではないかと思ったりします。

小屋裏物入の断熱材

小屋裏物入の断熱ですが、設計時にいえろぐ様の施工を拝見していたのでそこまで心配はしておりませんでした。

設計時には断熱材は入りません。と言われていましたが、実際には若干薄いながらもしっかりとEPSにて断熱がされているようでしたし、もしも断熱がされていないとしても外の物置よりは条件が良いだろうと思っていたので我が家では納得の採用でした。

こちらが実際に建築途中の小屋裏物入の断熱材の施工の様子を記録した記事になります。

上棟時に運ばれてくる壁などに断熱材がしっかり組み込まれている状態で施工がされました。ご覧の通り我が家ではしっかりと断熱がされています。もちろん居室のように【気密】されているわけではありませんが、少なくとも外の物置よりは条件が良さそうだなと思います。

※我が家では断熱材の施工がされていましたが、地域によっては断熱材がない場合もあるようなのでしっかりと確認されて下さい。とはいえ一般的に小屋裏物入に断熱材は入らないと言われて終わるのが一般的な回答のようですが。。。

設置場所

我が家の小屋裏物入の入口はリモコン集約壁の前になります。階段を下ろすと洗面所の入口前に登り口が来ることになります。小屋裏物入の形状を図面に示すと上図の緑枠のような形になります。こうやって見ると7畳分でかなり広いスペースです。

入口部分の1畳を使えないとしても実質6畳分の収納専用スペースなのでこれだけあれば安心かなと思います。また、階段を下ろした先が狭い通路ではなくフロア的になっており物の出し入れの際に障害が少ないように考えたところこの場所への設置となりました。

ハシゴを下ろすための金属の棒などもダイニングの押入Z(パントリー)に入れておこうと思っています。また、小屋裏物入内の照明や換気扇のスイッチも登り口の洗面所入口に設置してります。こちらは追って説明しますね。

小屋裏物入(平屋1F桁上)3.5坪 フローリング仕上げ

オプション料金:298,500円

こちらはフローリング施工代を含んだ料金になります。大まかな計算になりますが、小屋裏物入のオプション料金はこんな感じの計算式で算出できそうですよ。

ハシゴ代=100,000円
部屋代=25,000円/畳(50,000円/坪)
フローリング代=5,000円/畳
ハシゴ代+部屋代+フローリング代=小屋裏物入料金
※あくまで大まかな料金設定です

もちろん施工範囲によって前後はすると思いますが、小屋裏物入の予算を大まかに検討するなら1畳増やすに従って25,000円のぐらいのプラス料金で可能になるということですね。実際は23,000円/畳ぐらいなのかもしれません。収納場所は金を出しても買えと言いますが、施工範囲が許すなら出来るだけ大きなスペースを作っても良いのかなと思います。小屋裏物入を導入する方で予算ギリギリでエコカラットなど導入するぐらいなら物入を増やしたほうが幸せになれるような気もします。

床面の追加施工代

小屋裏物入の床面は階段下収納などと同じく通常はブラスターボードと呼ばれる、簡単に言うとベニヤみたいな施工になりますよね。フローリングやCF(クッションフロア)を貼る施工はどちらも5,000円/畳で追加施工が可能です。床暖がないとは言え驚くほど安い施工費だと思います。ちなみに階段下収納や押入の床面も同じような単価で施工が可能のようですね。

入居後に自分で施工する(DIYする)という手もあると思いますが、引っ越してすぐに物を入れる可能性が高いと思う点、そのシートなど床材を手配するとそれなりに材料費も掛かる点を考えると、床面に手を加えるつもりの方はオプション料金払って施工してもらったほうが良いかなと言う個人的な考えです。

我が家では天井が低い小屋裏物入内では収納ケースなどを床面を引っ張って(引きずって)移動することも考えフローリング施工をお願いしました。クッションフロアだと角が引っかかって破れる可能性を考えました。こちらのフローリングは傷がついても全く気にしない方向で考えます。

※こちら入居してみて、冬はフローリングがめっちゃ冷たいのでキッチンの足元に敷くような細長いマットを通路部分に引いています。膝をついたりしながらの作業も多いので助かっています。とはいえブラスターボードでも同じことだと思いますしササくれなどの事を考えるとやはりフローリング施工は間違っていなかったと思います。

壁紙施工はせず

階段下収納は使用頻度が高いのでフローリング及び壁紙施工をお勧めしたいですが、小屋裏物入に関しては頻繁に出入りする場所でもないので壁紙までは施工しませんでした。まぁやっても良いんですけど。。。。

次回の小屋裏物入の記事で紹介しますが、我が家の小屋裏物入の壁にはアイプレートのような金具を壁に設置しようと思っています。その際は流石にDIYになるので構造体などを狙う点からも壁紙がない方が作業性が良いのかなと思ったり。

小屋裏物入は天井も低いですし、ちょっと長いものを入れようと思うと結構壁や天井に接触することもありました。なので壁紙の痛みを気にするならそのままでも良いのかなと思ったり。壁紙を使用することでボードの保護という点もありますけどね。正直に言うと予算削減が第一でしたけどw

小屋裏物入の形

部屋というと四角いスペースになるのが一般的かと思うのですが、収納場所と限定するならば人が留まっている場所は必要ないわけで、あえてこのような長方形タイプにしました。

基本的に真ん中部分を通路として使い、左右の壁沿いに荷物を置くということを考えています。四角い部屋よりも荷物を置けないデッドスペースが少なく、荷物も埋もれたりすることなく手の届く位置にあって取り出しやすいのかなと思います。

こちらの小屋裏物入の使い方の想定は次回の間取り紹介にしようと思います。

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