間取り紹介#35 主寝室:紆余曲折を経た照明案



今回は主寝室の照明案について紹介したいと思います。

採用照明器具

図面の紹介

まずは主寝室の照明関係の図面から紹介したいと思います。

主寝室の電気図面はこんな感じですが、説明において分かりにくいので照明以外の表記を消した図面を使いたいと思います。

こちらになりますね。大分スッキリして見やすくなったと思います。ちなみに真ん中の【I4】番照明はシーリングライトの配線及び壁面スイッチのみを設置して現状は使う予定が無いので、分かりやすいように今後はここの表記も削ろうと思います。

これから説明する際に想定する布団の位置及び枕方向は青い線で表記していますので参考にして下さい。

I3及びI5:ダウンライト

LGB72244LU1
オプション料金:9,900円(定価19,800円)

布団を引いた際に足元を照らす照明として、リビング畳コーナーにも配置したシンクロ調色タイプのダウンライトを2灯設置しました。シンクロ調色の特徴についてはこちらをご覧ください。

I1及びI6:ブラケットライト

LGB81696LU1
オプション料金:12,500円(定価25,000円)

主寝室南側の東西の角にもシンクロ調色を備えたブラケットライトを設置しました。用途としては夫婦それぞれが寝る直前まで使える手元灯のような役割を考えています。

また、設置予定場所にはテレビが壁掛けされる予定ですので、テレビの後ろから壁面を照らす間接照明のような役割も担っています。主寝室なだけに夜に見る事が多いテレビですので、真っ暗闇でテレビだけ点灯するよりも目に優しいですし、寝室の雰囲気としても悪くないのかなと思っています。メイプル調の意匠でi-cubeの雰囲気にも合っているかなと思います。

リビングライコン(5回路マルチ調光タイプ 親機)及びリモコン

NQ28751WK
オプション料金:定価45,000円

HK9394
オプション料金:定価4,900円×2個

リビングライコン親機+リモコン
オプション料金:42,050円(定価計58,800円)

妻と私と、それぞれが好きな時に照明を消せるようにリモコンは2個お願いしました。リビングに設置したリビングライコンとの違いはシーン選択子機の増設が可能かどうかだけです。

ライコンでは5回路の照明を制御出来るのですが、主寝室においてはブラケットライト×2個とダウンライト×2個の4回路だけなので1回路余っていることになります。本当は足元のダウンライトをもう一個増やしても良かったのですけど。。。。

後で説明しますがこの主寝室にライコンを導入したのが着手承諾前の本当の最後の最後のギリギリだったんです。それに合わせて主寝室の照明の種類の場所もスイッチも大幅に変更したんです。規定の着手承諾日を週単位で過ぎていて本当にタイムリミットの前日とかの変更でした。

なので熟考する時間もなく躊躇しちゃったんですよね。ライコン導入に関してはこれから長く住む家ですし、寝る場所とはいえ1日の1/3を過ごす部屋ですし、ここでケチってどうすんだ!という勢いでライコンを導入したものの、ダウンライト1個の1万円をケチってしまってちょっと後悔している部分はあります。というか部屋全体に対する照明の必要量としては十分足りているので頭が回らなかったんですよね。

リビングライコン採用までの経緯

着手承諾前ギリギリで変更したという主寝室の照明案ですが、実は私が勝手に変更した訳ではなく設計さんとパナソニックさんとの確認作業が遅れていたことが原因でした。採用予定のスイッチと照明との組み合わせが大丈夫かのお返事がギリギリまで頂けず、ダメだった時の為に同時進行で書いていて貰ったのが現在採用された図面なんです。それだけ着手承諾前ギリギリは切羽詰まった状態でした。

これが同時進行で書いていた貰った当初の照明案です。あまり見慣れないスイッチの名前が見えると思うので説明しましょうか。

取ったらリモコン調光スイッチ

妻はこちらの取ったらリモコン調光スイッチを使う予定でした。とったらリモコン調光スイッチについての詳しい内容はこちらからご覧下さい。

ON/OFFタイプもありますが、こちらは調光操作まで出来るものです。一条さんのオプション表みたいなものに載っているのはON/OFFタイプか遅れ消灯機能がついているもので、打ち合わせ当時は調光タイプは載ってなかったです。

このように壁面のスイッチを取り外して枕元で操作が出来ます。妻は寝る際にこちらのスイッチを取り外しまして布団へ行き、自分のブラケットライトを調光しながら寝る時に消して寝るという計画をたてていました。

照明リモコン受信スイッチ

対して私が使う予定だったのはこの照明リモコン受信スイッチです。詳細に関してはこちらをご覧下さい。

こちらも珍しいタイプのスイッチですが、簡単にいうとメインのシーリングライトのリモコンを使って連動するダウンライトなどの照明操作も出来るようにしたものです。

私はこちらの照明リモコン受信スイッチを使いまして、部屋全体を照らすシーリングライトを調節しながら、最後の寝る前は自分の割当のブラケットライトをシーリングライトのリモコンを使ってそのまま調光・ON/OFFして寝ようと思ってたんです。

しかしながらパナソニックさんからストップが掛かりまして。以下の理由から検証が必要になったんです。

  • この打ち合わせ当時に主寝室に採用予定だったシーリングライトが販売店オリジナルモデルのLSEB品で、使用しているリモコンの型式が分からずに動作確認が出来なかった。(パナソニックのOEM品だったので大丈夫かなとは思ってましたけど)
  • 同時に操作しようと思っていたブラケットライトが最新モデルだったために動作確認が取れなかった。マイナーチェンジだったので大丈夫とは思いながら適応表から外れていると機械的に採用不可と言われるようですね。

この確認作業が着手承諾ギリギリというかオーバーした状態で返事待ちだったんです。結果的にこの案は設計さんや私が調べたとおりに採用は出来る案件でした。しかし細かく調べている間にこの案の問題点に気づきまして。。。。

ギリギリで気づいた問題点とは?

この問題は私の案に限らずに、主寝室などの照明案を考える上で大事なことだと思うので他人事だと思わずに聞いて欲しいです。

とったらリモコン調光スイッチに関しては寝る前にリモコンで電源を落とせますが翌朝に壁に戻す作業が必要になります。メインの照明と完全に別れているのでついでに操作とか出来なくて地味に面倒です。

照明リモコン受信スイッチに関しては、寝る前にリモコンで照明を落としますよね。

朝になり、そして夜になります。

また照明を点灯するのにリモコンが必要になります。リモコンを使わずとも壁面のスイッチで点灯できますが、一度ONに鳴っている回路をOFFにした上でもう一度スイッチを押さなければならないはず。それが面倒であればリモコンを探して(使って)ONにするのか。

こんな事をずーーっと考えている間にもうとにかく面倒になってしまいました。洋室(子供部屋)なんかの照明案もそうなんですが、結局壁面スイッチはONにしたままでシーリングライトなどのリモコンで操作するパターンが多いのかなと思います。旧宅のリビングではそうしていました。暗くてもリモコン探してました。それが嫌なら壁面のスイッチを毎朝操作する癖をつけるしか無いのかなと思います。

加えて金銭面から考えます。この案で掛かるお金として「シーリングライト」と「とったらリモコン調光スイッチ」と「照明リモコン受信スイッチ」があります。これらに掛かる費用をダウンライト2個とリビングライコンとリモコン2個と比べると、そこまで丸々リビングライコンの費用がプラスになるわけではないなと思ったんです。もちろんリビングライコンを導入した方がお金掛かるんですけどね。

なので、パナソニックさんに確認作業を頼む一方でリビングライコン案の図面を進めている間に心の中ではこちらの方が良いんじゃないか?と思いながら打ち合わせを進めていました。

紹介したスイッチの注意点

とったらリモコン調光スイッチ

とったらリモコンなどは一条さんのオプション仕様書などにも書かれていますし、よく話題にもあがるスイッチです。特にも寝る場所に取り付ける照明に関しては調光機能があるほうが眩しすぎずに活用の巾が広がると思います。このような調光スイッチもありますので一案に加えてみてもよろしいかと思います。調光機能がついたダウンライトなどもそこまで予算があがる訳ではないと思います。

くれぐれも寝室に入る→布団に入る→照明を操作する→起きる→翌日また寝室に入るという一連の流れを考えて自分にとって本当に使いやすいものかを検討して下さい。

照明リモコン受信スイッチ

こちらはブログ上で話題にあがるのをほとんど見たことがないと思います。使い方によってはとても便利なスイッチだと思います。特にもLDKなどでシーリングライトとダウンライトが混在してて間接照明的にダウンライトを使う場合にリモコンが一つで済むので活用の巾が広がりそうです。

しかし、最新式の間接照明機能がついたようなシーリングライトの場合には専用のリモコンを使用しており、この照明リモコン受信スイッチには対応していないようなので確認が必要かなと思います。

また、ここまで説明しておいてなんですけど、照明案として調光機能だったりを個別に使おうと思うと面倒で使わなくなってしまう人も多いようです。そういう点でもシーン選択を予め設定しておけるリビングライコンというのはかなり有用なツールなんだなと思います。

まとめ

寝室の照明においては枕元の灯りがどうしても必要かなと思うんです。その照明をベッドの脇の個別のスタンドライト的な物で補うのか、シーリングライトで済ませるのか、足元灯などの照明で済ませるのかは人それぞれかと思います。

いずれにせよ、部屋に入ってから寝るまでではなく、翌日の昼なのか午後なのか夜なのか、再度寝室へ入ってくるまでの一連の流れを考えて無駄のない照明案を考えることが必要かなと思います。その点でいうとリビングライコンはリモコン操作しても壁面のスイッチを使っても全く気にすること無く使用出来る点からも、お値段以上の価値があるスイッチだなと思います。