間取り紹介#27 リビング:光を意識した畳コーナー

我が家のLDKは個別に点灯出来る据え付け照明は無く、全てリビングライコンで制御しています。どのような事を考えて照明を配置したかを電気図面と共に紹介したいと思います。

畳コーナーの電気図面

図面の紹介

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電気図面はこのようになっています。まずはスイッチとコンセントを紹介しましょうか。

スイッチ&コンセント

  1. こまめにコンセント&スイッチ。床面の照明としてのフロアランプなどを配置したさいに手元で照明をON/OFF出来るように。テレビを見ながらアイロンを掛ける際に使えるコンセントとして。
  2. リビングライコン親機(後で説明します)
  3. 熱線センサ付き足元灯。コンセント1個付き。

かってにナイトライト(熱線センサ付き)

オプション料金:6,100円

熱線センサつき足元照明に関してはこのようなセンサーライトを使用しました。詳しくはこちらのHPをご覧ください。

パナソニックさんのHPを紹介しましたが、一条さんで取り扱っているのも同じものだと思います。夜間の足元灯としてはハンディ保安灯付きの物を採用する人も多いでしょう。

一見ライトを取り外し出来ますし停電時にも非常灯として使えるので良さそうなのですが、やはり採用には注意が必要です。我が家ではあえて熱線センサ付きのタイプを採用しました。両者の違いは大まかにこんな感じかなと思います。

熱線センサつき

  • 周囲が暗くなった後に、熱線センサで人や物などに反応するときだけ点灯してくれる。
  • センサーオフが出来ないので暗くて人や熱源を感知するといつでも点灯してしまう。
  • 停電時には点灯しない

ハンディホーム保安灯

  • 周囲が暗くなると人が居ても居なくても点灯する
  • センサーオフが手動で可能
  • 後付で保安灯部分だけコンセントに指して使用可能
  • 停電時には自動点灯してくれる

我が家での使用を考えた際に、夏場などはLDKと寝室の扉を開けっ放しにして全館冷房をする生活を想定しています。なのでハンディホーム保安灯のように暗くなると常に点灯している保安灯は避けたかったのです。

年に数回も無い来客時にリビングの畳コーナーで寝るなんて事があったらセンサー部分にマスキングテープでも貼ってやり過ごそうと思います。センサーに反応しなければ点灯しませんしね。

畳コーナーの照明案

G8:ダウンライト

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オプション料金:9,900円(定価19,800円)

こちらはシンクロ調色タイプのダウンライトを4灯配置しました。シンクロ調色機能に関してはこちらをご覧下さい。

シンクロ調色とは

簡単に説明するとダウンライト1個で電球色から昼白色までの色合いを全てカバー出来る照明器具です。操作にはリビングライコンなどの調光スイッチが必要になります。

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参照:パナソニック シンクロ調色商品特徴 http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/synchro/tokucho.html

このように照度を変更するだけで段階的に色合いと明るさが変わります。パナソニックさんがどんどんラインナップを増やしている温白色と呼ばれる中間色ももちろん再現出来ます。

操作はリビングライコンでLDKの照明と共に一括操作になります。もちろん個別に照度を調整するようにライコンスイッチを取り付けることも出来ますが、LDKに点在する照明を個別に操作するなんて普段の生活では無いと思うので、宝の持ち腐れにならないようにリビングライコンでの一括操作としました。

温白色でだんらんの光を

我が家では洗面所や脱衣所以外の居住空間は全て電球色を採用しています。しかしパナソニックさんによるとリビングなどの空間の中心に温白色があると電球色1色よりもリラックス度が高まるそうです。

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パナソニック すまいのあかり設計集より

我が家ではこの効果を狙ってLDKの周辺部のダウンライトは電球色、中心部の照明はシンクロ調色機能を採用しました。これには息子がダウニングテーブルで勉強をする可能性も考えてです。

LDKの照明案に必要なスイッチたち

LDKの中心位置に設置したリビングライコンにて一括制御することにしました。個別にくるくる回すライコンなどを設置しても、毎日の生活ではきっと使わないと判断しました。

リビングライコン(5回路マルチ高機能調光)

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オプション料金:66,000円(定価)

こちらはリビングライコンの親機になります。子機と接続できるライコンの中でもちょっとだけ高いタイプですね。

シーン選択子機

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オプション料金:15,000円(定価)

親機と連動してシーン操作を出来る子機です。親機と離れた場所で操作する為に必要です。

ワイヤレスリモコン

HK9394
オプション料金:4,900円(定価)

ライコン用のシーン選択リモコンです。

合計

リビングライコン親機+シーン選択子機+リモコン
66,700円(定価計85,900円)

ライコンの設置位置

リビングライコンを設置したこの場所(2番)はLDKの中心にあります。普段の生活の中で操作しやすいだけでなく、夜に寝る際にはここで照明を全て切ってから主寝室へ向かえるように考えました。そして寝る前にトイレから主寝室への動線でもあります。

子機に関しては玄関ホールからLDKへ入った場所に設置しました。こちらは追ってキッチンの際に改めて紹介しますね。リモコンもソファから操作したいなと思う際に必要かな?と思い同時に注文しました。

和室・畳コーナー・寝室の照明について

畳にダウンライトは不向き?

和室や畳コーナーなど畳を敷いてある場所にはダウンライトは不向きと言われます。それは主に畳に横になって上を向いた際にダウンライトを直視すると眩しいと言われるからだと思うのです。同じく主寝室に関しても横になる際に直上のダウンライトが眩しいです。

我が家の場合はリビングのメインにある畳コーナーですので、ここに布団を敷いて寝るような想定は年に1回あるか無いかです。リビングにある畳コーナーとしては視線は横方向から下方向がほとんどなのでダウンライトでも問題ないと判断しました。

また、畳コーナーに横になる際もライコンのシーン選択において基本的に畳コーナーの上のダウンライトは使用しない予定です。ここのダウンライトを使用するのは息子が畳コーナーの上で遊んだり、机で作業をする時だけだと思います。畳コーナーの脇に配置した間接照明で普段の光源としては十分なはずです。

ソファの回で紹介しましたパナソニック製の「パネルミナ」などの眩しくないダウンライトもあります。眩しさを軽減する目的としては十分ですが、パネルミナにはシンクロ調色機能がないので、この畳コーナーの上に設置する事が出来ませんでした。

和室や寝室にダウンライトを設置するには?

和室や寝室にダウンライトを配置する際には枕上にダウンライトが来ないように足元などに配置することやパネルミナを採用すると良さそうです。合わせてブラケット照明などで枕元を照らし、手元で操作出来るようにすると良いのかなと思います。

畳コーナーやリビング隣接の和室の場合は?

畳コーナーやリビング隣接の和室の場合、お子さんが小さい間に寝かせたり来客時の寝室としての用途と想定する事が多いと思います。しかしそのような使い方をするのは家を建ててから暮らしていく中での期間を考えるとごく限られた期間や回数ではないかと思います。

ダウンライトを設置する際には寝る際に眩しくないように、サブ照明としてフロアランプなどを使えるようにコンセント配置をすることや、隣接するLDKの照明を和室側から操作できるようにスイッチ配置を考えると良いかもしれません。また、和室にブラケット照明などの間接照明をサブ的に取り付けておくことによりリビングから見ても雰囲気のある空間に仕上げることが出来るかもしれませんね。

和室のシーリングライトって意外とお高いと思いました。もちろん後で交換する手間が楽という点はありますが、そこに掛けるお金を間接照明を使うことで全く違う雰囲気の空間を作ることが出来るかなと思います。

リビングライコン・ダウンライトに拘る理由

一般的なシーリングライトはリビングライコンでは操作が不可能です。畳コーナーなどを含めたLDK全体空間の配光を考えるとやはりブラケットライトやダウンライトに頼らなくてはなりません。

LDKと繋がった空間だからこそ普段の生活で目に触れる場所だと思います。だからこそ個別にライコンで照度を調節するなんて事は普段の生活ではあまり無いことだと思います。シーリングライトの調光・調色機能だってほとんど触ったことがない人も多いのではないでしょうか?それはやっぱりその都度調節することが面倒だからだと思うです。その為にリビングライコンを設置し、LDK+離接の和室などをシーン選択を記憶することにより普段の生活が変わるかなと思います。やっぱり光が生活に及ぼす効果ってあると思うんです。

LDKの照明において、光の選択(電球色・温白色・昼白色)や照明位置の配置に頭を悩ませる方も多いと思います。もう一歩前進してLDK全体を一つの空間として照明を配置しライコンで一括制御する事を考えるとLDKの印象が随分変わるのではないかと思います。

間取り紹介はこちらからご覧頂けます。