アイロボット社の床拭きロボット「ブラーバ」で侵入防止対策!バーチャルウォール機能無しでどうする?



アイロボット社から展開されている自動お掃除ロボットシリーズ。大きく分けてロボット掃除機の「ルンバ」と床拭きロボットの「ブラーバ」の2種類になります。

床拭きロボットの「ブラーバ」は今までのお掃除ロボットとは異なり床を拭くという単純な動作でありながら画期的なお掃除ロボットだと思います。

ブラーバには特性の異なる2種類のシリーズ展開がありますが、我が家ではブラーバ380jを愛用しております。ブラーバジェットと呼ばれるもう1つの種類との比較は今回は最低限にしまして。

このブラーバを使用するにあたり1つの悩みの種が「侵入させたくないエリアの指定」かなと思うのです。

今回は我が家のLDKと主寝室に設置している畳コーナーへの侵入防止の為に行った対策を紹介してみたいなと思います。

侵入防止対策としてのバーチャルウォール機能

アイロボット社のお掃除ロボットには侵入防止対策として「バーチャルウォール」という機能があります。

その名の通り「バーチャル」な見えない壁を作ることによりお掃除ロボットの侵入を防ぐものです。

ロボット掃除機「ルンバ」シリーズ

ルンバシリーズには代々バーチャルウォール機能がありますよね。付属のバーチャルウォール子機を使うことによりルンバが侵入させたくない場所を自分で作ることが出来ます。

ルンバのバーチャルウォール機能には単純な壁を作るだけでなく様々なモードもあるようですね。今回は詳しくは割愛しましょう。

ブラーバジェットシリーズ

こちらは床拭きロボットのブラーバジェットシリーズになります。

ブラーバには先にお伝えしたとおり2種類あるわけですが、こちらのブラーバジェットシリーズにはバーチャルウォール機能がついています。

ルンバのように複数箇所にバーチャルウォールを作ることは出来ませんが、スタート地点から後ろには行かないようにという簡易的なバーチャルウォール機能は有しています。

ブラーバ300シリーズ

こちらが我が家で使用しているブラーバ300シリーズです。

これまで紹介してきたバーチャルウォール機能はありません。

とても残念ですが、バーチャルウォール機能がなくても十分用途を全う出来る性能を有しています。

ブラーバ300シリーズとブラーバジェットの選択

我が家でブラーバを購入するにあたりバーチャルウォール機能の有無は当初から問題になっていました。

我が家には大きな畳コーナー的な場所が2ヶ所あります。こちらの畳コーナーにはブラーバを侵入させたくありませんでした。

特にもリビングに設置した畳コーナーはその場所的な問題からお掃除ロボットを使うに当たり頭を悩ませました。

このように図の点線の位置にバーチャルウォールを作ることが出来ると畳コーナーへの侵入対策となり、メインで掃除したいダイニングキッチンや玄関ホール付近を掃除する事が可能だなと考えていました。

これだけ考えるとブラーバジェットのバーチャルウォール機能で解決しそうなところです。しかし我が家ではあえてそのバーチャルウォール機能がないブラーバ300シリーズを購入しました。

ブラーバ300シリーズとブラーバジェットは多数の項目で比較検討が出来ると思います。我が家で購入にあたっての決め手となったのは以下の項目からです。

消耗品である専用クリーニングパッド

ブラーバジェットは本体価格が安い代わりに、専用のクリーニングパッドが消耗品であり毎回の交換が必要になります。

このように繰り返し使用可能なパッドもあるようですが、洗浄剤が含まれていないことから本来のブラーバジェットの効果を発揮できるのか?という不安がありました。

我が家でのブラーバを使用しての床拭き掃除はフローリング清掃の根幹なのです。ここに消耗品であるパットに多額のお金を掛けるのはやはり気が引けました。

使い捨ての専用クリーニングパッドはいずれも100円/枚ほどします。つまり1度の掃除で約100円を使うことになります。

ブラーバ300シリーズにも使い捨てのクイックルワイパーシートなどを使用しますがその単価は比べ物になりませんよね。

自作にてクイックルワイパーシートなどを取り付ける方法もあるようですが、今回は一般的ではないので触れないでおきます。

充電方式が本体から取り外してコンセントに入れる方式だった

ブラーバ300シリーズは専用の充電台に載せるかコードを差し込んでの充電でした。

つまり使用後は充電台に乗せるかコードを差し込む、使用時には充電台から取り出すかコードを抜くという動作だけで済みました。

これがブラーバジェットは本体からバッテリーを取り外してコンセントに差し込み充電する方式でした。

ブラーバの場合はデジカメなどと違い毎回充電が必要になります。

その都度本体からバッテリーを外しコンセントに差し込み、次に使用する時はまたコンセントから取り外しバッテリーを装着するという工程は予想以上にストレスに感じそうに思いました。

ただでさえブラーバでもシートを取り付けるなどの作業が面倒で使わなくなりがちという方もお聞きするぐらいです。この点は地味にマイナス点かなと思っています。

バッテリーが切れた際にサブバッテリーがあれば続けて掃除が可能であるという利点はありますが、そもそもそこまで連続しての使用は想定外です。

結論

ということで我が家では一番大事なバーチャルウォール機能を捨てたとしても、ここまで紹介した観点からブラシ300シリーズを採用することにしました。

もちろんバーチャルウォール機能の代わりとなる畳コーナーへの侵入防止対策が出来そうだなという思惑があったからです。

ブラーバジェットに関してはワイピングのモードが多彩であり、クリーニングパットに洗剤も含まれていることから局所的に汚れを落とすという作業に関しては使いやすそうには感じました。

逆にブラーバ300シリーズは気軽に広範囲を掃除できる点からも、使用頻度が多い方はこちらの方がランニングコスト的にも良いかなと思います。

ブラーバはどれだけの段差を超えられるのか?

今回バーチャルウォール機能が無いブラーバ300シリーズを使うにあたり、ブラーバの侵入対策をする為に知っておかなければならないことは「ブラーバはどの位の段差を超えられるのか?」ということかなと思います。

合わせてブラーバがどのようなセンサーを使ってその挙動を判断しているのかも大事なことですよね。ブラーバには3種類のセンサーがあります。

前面センサー

 

こちらの前面センサーは正面の壁などの存在を感知しているようですね。主に壁への接触段階でスピードを弱める為のセンサーのように感じています。

よって、毎日ブラーバの挙動を見ていますが、このセンサーによって壁に当たる前に本体の接触を防ぐという物では無さそうに感じます。

衝撃吸収バンパー内のセンサー

 

こちらの衝撃吸収バンパーもセンサーの一端を担っているようです。

取扱説明書のセンサー関係の記載には載っていないんですよね。しかしサポートセンターに確認したところ、こちらのバンパーが稼働する=何かに接触した段階でストップがかかるように内部センサーがあるようです。

前面センサーと合わせて壁に出来るだけソフトに当たるように設計されているように感じます。

段差センサー

こちらが本体底面にある段差センサーになります。主に階段下や玄関ホールの框など、進行方向にある段差から落ちないように設定されたセンサーかと思います。

通常使用時にはセンサーは床面に押された状態で使用されます。しかし段差に飛び出すとこのセンサーが下に落ちて反応し落ちる前に本体が引き返すような仕様のようです。

一条工務店の家で超えられる段差、超えられない段差

我が家で検証した結果ですが、ブラーバが超えられる段差と超えられない段差は以下の通りでした。

畳コーナーの枠

こちら畳コーナーの周りの白木部分ですね。

フローリングとの段差と言えるほどの段差もありませんので言うまでもありません。こちらは何の苦もなく侵入してきます。

引き戸レールや床の見切り材

こちらはフローリングとクッションフロアの見切り材になりますね。

i-smartやi-cubeで現在使用されている扉は吊り戸のソフトクロージング仕様になっているので引き戸のレールは基本的に無いかと思います。しかしセゾン系やブリアールなどは引き戸は未だに吊り戸仕様になっておらずレールが存在するかと思います。

こちらの段差については基本的に通過は出来るようです。

しかしながら、ウェットモードで使用時にその床材の濡れ方や進入角度によってなぜか亀の子のようになってしまった事が数回だけありました。

基本的には通過可能と思いますが万全でないことだけは頭の片隅に置いて下さい。

浴室のパッキン

こちらは浴室の扉下にあるパッキン的なものです。

こちらは段差センサーが反応して侵入せずに止まってくれました。割りとペラペラしたパッキンなんですけどね。

侵入対策のヒントはこの浴室の段差センサー反応から

今回の畳コーナーへの侵入対策のヒントはこの段差センサーを使うことでした。前面センサー(衝撃吸収バンパー)に何かを反応させてブラーバを停止させる事は難しいです。

しかし何か段差を作りそこに乗り上げる事により段差センサーを反応させる事によって侵入を阻止することは出来そうだなと考えました。

ブラーバ侵入対策その1 タイルカーペットを使用する

これは浴室の件を見る前から考えていたことでした。

我が家では畳コーナーに隣接するソファコーナーにタイルカーペットを敷いています。その際の計画として畳コーナーの周りにもタイルカーペットを敷き詰め、ブラーバの侵入対策としようと考えていました。

このようにタイルカーペットを敷き詰めようかなと考えていたのです。しかしご覧の通り敷いてみると何とも部屋の雰囲気を壊してしまいまして。結局は断念しました。

ただし、タイルカーペット自体にはしっかりとブラーバの侵入を阻止する効果はあります。

タイルカーペットはしっかりフローリングと吸着しております。明確な段差があることで衝撃吸収バンパーか段差センサーが動き、その存在を確認しブラーバの侵入を阻止してくれます。

タイルカーペットに関してはこちらの記事にてまとめてありますので宜しければご覧下さいね。

ブラーバ侵入対策その2 コーナークッションを使う

さて今回の対策がこちらのコーナークッションを使うという方法になります。

ブラーバの侵入対策として畳コーナーの周りに何かしらの段差を作ろうと考えました。しかしフローリングと畳コーナーの境目に下手に段差を作ると、段差が危ないという点もありますがそもそも段差を踏んだ時に足が痛いんですよね。

衝撃吸収バンパーが動くまでの段差を作るとやはり生活に支障が出るレベルの段差ができてしまいます。

そんな時に思いついたのがこのコーナークッションです。こちらは小屋裏物入の入口にDIYをした記事にて紹介したコーナークッションになります。

使ったコーナークッションはこちらになりますね。

木目のタイプになります。我が家ではi-cube標準である高耐久フローリングのプレーン色を採用しております。また特別色である畳コーナーの色からもこちらの木目のタイプがかなり馴染んで設置が出来そうでした。

こちらを両面テープで畳コーナー周りの白木部分に直接貼り付けました。貼り付けに使った両面テープは以前にも紹介しましたこちらの商品になります。

今回もその粘着性と剥がす際に綺麗に剥がせる観点からこちらの両面テープをお薦めしたいです。

貼り付けの際には予め両面テープを床面に貼った上で、L字になっているクッションを押し込んでI字にするように貼り付けていきます。

こちらが貼付け前の段階です。今回は説明のために一度コーナークッションを剥がしてみました。

取り付けの際にはこのように貼りたい床面に両面テープを貼り付けた後に

コーナークッションの真ん中部分を押し込むように貼り付けていくと綺麗に貼れそうです。

貼り付けのコツとしては引っ張らずに置くように貼り付けていくことですね。引っ張ると剥がれやすくなりますし逆に貼る時にグニャグニャと曲がった感が出てしまいました。

分かりやすいように掃除用のシートを貼らない状態で写真を撮影しています。

このコーナークッションの採用により、ブラーバが侵入してくるとコーナークッションに乗り上げることにより本体前方が浮き、段差センサーが働いて侵入対策として働いてくれます。

コーナークッションを貼り付けた畳コーナー

さて、実際に取り付けられた畳コーナーの様子はこのようになります。

これまで当サイトで沢山の畳コーナー写真を公開してきました。そのうち入居前内覧会より後の写真には全てこのコーナークッションが取り付けれられていました。

お気づきになられていた方はいらっしゃるでしょうか?それだけ取付にあたっては自然に出来たと思っています。

こちらが何もしない状態の畳コーナーの境目の白木になります。

このようにコーナークッション自体はそれなりの厚みがあります。畳の色・白木・コーナークッション・フローリング色と比べてもあまり違和感が無いのがお分かりになりますでしょうか?

この段差が気になるのでは?と思われる方も多いと思います。実際に私も取り付ける前までは半信半疑なところがありました。

しかしこのコーナークッション、かなり柔らかいので段差を感じる事はもちろんあるのですが生活する上で気になるか?と言われればそこまで気になりません。

むしろこのお陰でブラーバのピンポイントな侵入対策とすることが出来て満足しております。

現在のブラーバ侵入制限エリア

現在我が家ではブラーバ対策としてこのような事を行っています。

このようにコーナークッションとタイルカーペットを使って都合の良いようにエリアを遮断しました。

普段は夜間にブラーバにて掃除を行ないますので寝室の引き戸を閉めたこちらのエリアを掃除しています。

これにはブラーバのウェットモードが約20畳までしか対応していないことも関係します。その為にあえてエリアを絞りしっかりと掃除をしてくれるようにしたつもりです。

これにより無駄なエリアへブラーバが入り込むこと無く必要な場所だけ掃除をしてくれるように設定が出来ました。

ウェットモードで稼働時には脱衣所およびトイレ・スロップシンクエリアは扉を閉めて範囲を除外して使っております。

休日の昼間に出かける際には寝室の引き戸も開け放ち、こちらのエリアを含めた広範囲のエリアをドライモードにて稼働できるようにしました。

ドライモードではNorthStarキューブを使用することにより掃除範囲が増えるわけですが、購入時に付属している1個だけでも約56畳まで対応してくれます。

余程の大きさの家以外は十分に対応可能な範囲なのかなと思います。

まとめ

今回は畳コーナーへのブラーバ侵入対策として床面にコーナークッションを取り付けてみました。

ブログタイトルにて自作バーチャルウォールを作ってみたと書いていますが、目に見える障害物を作った点で既にバーチャルウォールではない事はお許し下さい。

リビング併設の畳コーナーなどは仕切れる扉などが取り付けられている事が一般的だと思いますのでこんな悩みは無いのかなと思います。

しかしながらリビングに畳コーナーを設置されている方もちらほら見えるので、同じような悩みを抱えている方の参考になれば良いなと思います。