【一条工務店】平屋の全館冷房におけるエアコンの冷房⇔ドライ運転の切り替えタイミングの一例を紹介!



約27坪の平屋で24時間全館冷房に成功している我が家ですが、時として冷房運転だけでは室内の状態を管理しきれずにドライ運転を使うことがあります。

こちらでも紹介しましたが外気温や陽射し、そして室内での暮らし方の様子からどうしてもエアコンの冷房運転では室温が下がりすぎて除湿が間に合わず不快になることがあります。

その際は遠慮なくドライ運転に切り替えるということもお伝えしました。

今回はちょうど一時的にドライ運転に切り替えるタイミングがありましたので、実際の部屋の状態を確認しながら私がどの点を見ながら判断をしたのかを紹介したいと思います。

その日の天候状態

平成27年7月24日(月)朝

この日は朝からかなり厚い雲に覆われていまして、80%の確率で一日中雨の天気予報でした。最高気温は26℃予報であり、それまでの30℃超えの最高気温とは打って変わって外気温だけ見ると過ごしやすかったのかもしれません。

しかしながら流石の梅雨時期です。外の湿度は酷いもので絶対湿度は22g/㎥を超え湿度も90%を超えていました。朝の段階で既に室温が24.5℃ほどで湿度も60%ギリギリの状態でした。
※我が家では室温が25.0℃~26.5℃・湿度60%以内を目標にしています。

もちろん気象条件などにより24℃台まで下がることはありますが、我が家の場合でいうと24℃台になった後に外気温が上がったり陽射しが増えるなどで室温が上がる要素が無い場合には全館冷房に対しては黄色信号です。

朝の段階で非常に悩みましたが、予想よりも気温が上がったりすることも多々ありますので様子を見るということで出勤しました。

やはり気温は上がらず部屋の湿度も上がってきた

当日は息子が体調を崩していたものでいつもは仕事に出ている妻も家にいました。用事があって昼前に一度帰宅した際に部屋の状態を確認し、これ以上は全館冷房で室内の状態を維持できないと判断しました。

こちらはダイニングキッチンにリモコン壁に常備している温度計です。実は前回までの記事で嘘を付いていたことがありまして、ここだけみはりん坊Wではなく同じ会社で出していますAD-5686という機種を使っています。

なによりこのAD-5686はお値段が若干お高いです。みはりん坊Wが3台は買えてしまいます。お隣の一条工務店ユーザー御用達の温湿度計と隣合わせで視認しやすいのでこちらで使用しています。

ところで昼前の室内の状況ですが、、、

室内の基準となるみはりん坊Wです。このように朝と室温も湿度も変化がない状態です。絶対湿度は13.6g/㎥を示しております。室温も24.5℃とエアコンが冷房運転を続けるにはちょっと不安な室温です。

こちらはお隣のエアコンから出てくる冷気の状態を把握したみはりん坊Wです。除湿が進まずに冷たい空気だけが出てきている状態です。絶対湿度は13.8g/㎥を示しています。この状態はおそらくエアコンが除湿を出来ていない「サーモオフ」と呼ばれる送風状態に近いのかなと思います。

この状態が続くと恐らく室温は下がり、相対的に湿度が上がることが予想されます。外気温などが上がれば室温も上がりエアコンが冷房運転でも除湿をしてくれると思うのです。

しかし天気予報や当日の天気などを考えて不可能と判断しました。

対処1 まずは再熱除湿のドライ運転で湿度を下げる

我が家で使用しているエアコンは床暖房システムに付属している長府製のRayエアコンです。こちらのドライ運転は除湿をした後の冷たい冷気を再度温めて設定温度に近い状態で出してくれる「再熱除湿」という方式になります。

以前の全館冷房時期の前からの設定を参考にし、

  • 運転モード ドライ運転
  • 風量    自動
  • 設定温度  24℃

という設定にしました。この温度設定だとおおよそ22℃~23℃ほどに暖められ除湿された風が出てくることは調査済みです。

こちらも設定を変えたばかりは直ぐにはエアコンから出てくる冷気は変わりません。むしろこのような状態になります。

これだけ見たら物凄い湿気を含んだ風がエアコンから出ていることになります。しかしここで焦って設定を変えてはいけません。しっかりと様子を見ましょう。

10分ほど時間を置くとエアコンから出てくる風が含む絶対湿度がどんどん下がっていきます。

このまま眺めていたかったのですが会社に戻らなければならなかったので放置します。私の経験が間違っていなければ室内は快適になっているはずです。

対処2 その後の状態を確認する

さて、その後4時間ほど経過した部屋の状態はどのようになっているでしょうか?エアコンから出ている冷気はこのような状態になっていました。

絶対湿度も11.1g/㎥でありしっかりと除湿された冷気が出ているようです。また再熱除湿方式のドライ運転だけあってエアコンの送風口から出ている空気も23.3℃ともはや冷気とは呼べないものですね。

これなら室内を過度に冷やすこと無く除湿されることでしょう。これが再熱除湿方式の最大のメリットですよね。

お隣の基準となるみはりん坊Wはどうなったでしょうか?このように室内の空気は次第に除湿されています。下がり過ぎていた室温も我が家で目指している25.0℃~26.5℃ほどの範囲に戻ってきました。

本来であればこの後は夕食の準備があるので室温も上がりそうですし冷房運転に切り替えても良さそうな所だったのです。実はこのとき息子の体調が思わしくなく入院する可能性もあり、室温が上がらずに家に誰も居ない可能性もありました。よってそのままドライ運転で継続しました。

対処3 部屋の状態はリセットされました。

Rayエアコンをドライ運転に切り替えてから7時間後の様子です。

実は基準となる場所の温度計などの写真を撮っていたつもりが撮れていませんで、大変申し訳ありません。室内の状態は室温がほぼ変わらず湿度だけが下がっている状態まで改善されていました。

その後の対応は?

翌日も一日中の雨予報であり最高気温も上がらなそうだったので、このような作戦を立てます。

  • 夜間は室温も下がりやすいですし深夜電力で電気料金が安いので朝までドライ運転にて稼働
  • 翌朝には湿度が下がっていると思われるので、冷房運転に切り替えて様子を見る

という事にします。これは真夏の全館冷房に移行する前の段階でもよく使う方法です。やはり夜間に対して昼間の方が外気温も上がりますし冷房運転でも相対湿度60%を維持できる割合が増えるんですよね。

まとめ

ということで、いつもの全館冷房とは違う設定を行った1日を追ってみました。気づかれた方がいらっしゃるかと思いますが、我が家では数パターンの決まった設定しか使っていません。

  • 23℃ 冷房・弱運転
  • 24℃ 冷房・弱運転
  • 24℃ ドライ・自動運転

外気温がもっともっと下がってきたりしたら別ですが基本的にこの3パターンを使い分けることしかしていません。設定が面倒だなと思われるかもしれませんが、実は私が行っているのはこの3パターンでどれを使うか?を考えているだけなのです。

もちろんこの設定に辿り着くまでには色々な温度設定をトライしてみた訳です。そしてその温度は各家庭の間取りや条件によって変わると思います。

しかしこちらの記事でフエッピーさんがおっしゃっているように、長府製のRayエアコンを使用しての真夏の全館冷房の基本は我が家の設定である

  • 23℃ 冷房・弱運転

こちらを基準にした上で、ここから各家庭に応じた細かい微調整がされると良いなと思います。

あくまでサーキュレーターなどによってエアコンから出て来る冷気を撹拌したり人に当たる冷気をガードした上での稼働です。何も対策をせずにこの設定では寒くてやってられないよ!というクレームだけはご勘弁下さいね。

そしてメンテナンス面や電気料金などの心配はありますが、このような細かい設定をすることなく閉め切った小部屋まで温湿度管理してくれそうな「さらぽか」はやっぱり羨ましいなと思うのですた。