【間取り設計失敗例】何となく取付けるの止めませんか?ナノイー発生機エアイーを本当に設置すべき場所したくない場所。

間取り設計失敗例




一条工務店さんで契約をすると3ヶ所までサービスされている天井埋込み式ナノイー発生機「air-e」ですがみなさん活用されていますでしょうか?

ナノイー発生機に関しては正直な所その効果面もハッキリと分からない為に設置場所に関してはあまり検討が成されない場合が多いのではないかと思います。

現在多くの方は

  • 設計さんが図面に配置されたまま採用
  • ブログなどで採用された事の多い場所に「何となく」設置

という方も多いのではないでしょうか?

今回の記事にて今まであまりしっかりと語られてこなかったナノイー発生機をどこに取り付けるべきなのかを改めて考えてみたいと思います。

そしてこれから打ち合わせをされる方がナノイー発生機エアイー(air-e)を設置する際の道標になると良いなと思います。

間取り設計失敗例シリーズのおことわり

この記事の目的は間取り設計時に気づきにくい問題点を改めて確認する為の物です。

過去に建築された方などの事例や実際に住んでからの失敗・後悔点を参考にしてその問題点を確認するためのものです。

また過去事例にとらわれず、間取り設計中に気をつけたいポイントなども紹介していきたいと思っています。

紹介する内容については成功・失敗の捉え方が人により変わる点もあります。この相違は生活習慣の違いだったり感性の違いなどにより発生するものです。

失敗と思わない方も人によっては問題点と捉えかねない事案であるという事でご了承下さい。

これにより紹介した方を蔑んだりするような意図が全く無いことを予めご了承下さい。

我が家のエアイー設置場所と理由について

我が家ではこちらの場所にナノイー発生機を設置しました。

ではなぜここにナノイー発生機を設置したのでしょうか?

恐らく一般的な考え方になるのかなと思うんですが、設計時に設置場所を決めた際の私の考えや根拠を紹介しましょう。

玄関ホール

玄関ホールへは靴などの「消臭効果」を考えて設置をしました。

私は特にも夏季には足の匂いが気になりますし、妻もブーツなどを履く時期には匂いが気になる場合もあるかと思い玄関ホールに設置をしました。

同じような理由で玄関ホールへナノイー発生機を設置される方も多いのではないでしょうか?

ダイニングキッチン

ダイニングキッチンも「消臭効果」を期待して設置をしました。

キッチン方面では料理時に換気扇などがあるので良いのですが、ダイニング付近に関してはキッチン換気扇でダイレクトに煙などを吸うことが出来ません。

我が家ではまだ未経験ですがダイニングでは焼肉を行ったりという事も出てくるでしょう。鍋やホットプレートを使用した際にも匂いが出るものと思います。

よってナノイー発生機によって少しでも匂いを抑えることが出来ないかなと思い設置をしました。

このようにダイニングやキッチン付近へナノイー発生機を設置される方も多いように感じます。

特にもダイニングキッチン付近にナノイー発生機を2個取り付けたりという方もよく見かけますよね。

脱衣所

脱衣所では衣類除湿乾燥機を使った際の生乾き臭防止、及び洗濯物からのニオイ対策として設置しました。

我が家が間取り設計をしている際にナノイー発生機の設置場所についてはこれだけは是非とアドバイスを頂いたことがあります。

  • 室内干しがメインになるので仕切って衣類除湿乾燥機を使える部屋やエリアを作ること。
  • その部屋にナノイー発生機を設置すること。

このアドバイスは本当に満足しています。

ナノイー発生機に取り付けたナノイーフィルターの汚れは特にも酷かった場所ですが、これは本当に満足する設置位置でした。

ナノイー発生機に期待する「脱臭効果」とは

先程の我が家のナノイー発生機の設置場所と理由を見ても分かるように、一般的に期待する効果というのは「脱臭効果」なのではないでしょうか?

このようにパナソニックさんの商品紹介HPにも「脱臭効果」という物が前面に押し出されて紹介されています。

ナノイーによって脱臭がなされる理由についてはここでは省略させて頂きますが、少し注意しなければいけない事があります。

それはナノイー発生機の「脱臭効果」に対するイメージが人によって異なるのではないかと思うんです。

注意しなければならないことはこんな事かなと思います。

「脱臭効果」の本当の意味

ナノイー発生機というかナノイーの脱臭効果というのは「匂いを消す」ものではありません。

「匂いの強さを下げる」ものです。

そうなんです。我が家でナノイー設置場所を検討した際に「消臭」という単語を使っていましたが本当は「脱臭」なんですよね。

みなさんもナノイーを設置することによる効果を何となく「消臭効果」と考えていませんでしたか?

それは普段から消臭スプレーなどの単語の方が馴染みが深いだけについつい「消臭効果」と勘違いしがちなんです。みなさんもナノイー発生機によって「消臭」されると思っていませんでしたか?

「消臭」と「脱臭」は結果的に匂いが減る・無くなるのは同じことです。

しかし大きく違うのは例えば「消臭スプレー」のように使えばサッっと匂いを消してくれる即効性のある「消臭」ではないという事ですね。

「脱臭」というのは効果が現れるまで時間が掛かるようなものだと考えて良いと思います。

脱臭は効果が現れるまで時間が掛かる

先程も紹介しましたがナノイーによってもたらされる「脱臭効果」というのは即効性があるものではありません。

このナノイーによる脱臭効果を得るためには6畳の部屋においてナノイー発生機を8時間稼働した時に臭気レベルを1下げるという効果があるようです。

一条工務店さんで取り付けてあるナノイー発生機はパナソニックさんでいうFY-10Sという型式の物であり6畳用のスペックになります。その他に10畳用のスペックの機種もありますが一条工務店さんで取り付ける事が出来るのかは営業さんや設計さんにお問い合わせください。

そうなんです。6畳という閉め切った空間において8時間稼働することによりやっと臭いを若干和らげる効果があるんです。

やっと感知できる臭いであれば臭いを消すことが出来ますが、その上のレベルでは臭いを和らげることは出来ても消すことは出来ません。

サンプルではタバコの付着臭という強めの臭いで検証が行われているようなので、もう少し弱めの臭いであれば脱臭までの時間や脱臭レベルも大きいのかもしれません。

しかし芳香剤や消臭剤のように稼働して直ぐに効果を発揮するものでは無いということを忘れてはいけないという事です。

ナノイーの効果があまり感じられない?

一条工務店で家を建てようと思われた方に質問です。

天井埋込み式ナノイー発生機エアイー(air-e)という商品を一条工務店さんで家を設計しようと思う前に、または家を建てようと情報収集をする前からご存知だった方はいらっしゃいますか?

恐らくほとんどの方は知らなかったのではないかと思うんです。

ナノイー自体はパナソニックさんの様々な製品に導入されていますが、ナノイー機能が付属していますよ!という事であってナノイー効果が欲しい!と製品を購入される方は少ないのではないかと思うのです。

よってその使用感に関しては一条工務店さんにお住まいの方の「口コミ」がかなり参考になると思いますよね。

なにせナノイー発生機はナノイー放出に特化した製品であり、それをサービス品として提供している一条工務店ユーザーはその採用数もブログやSNSの発信数も半端じゃないですから。

そして恐らくほとんどの方がこのような感想をお持ちになっているのではないかと思います。

「効果があるのかどうかよく分からない。」

そう、恐らくほとんどの方が効果を明確に感じられていないのではないかと思うのです。

それは先程も紹介しました

  • 臭いレベルを下げるという効果しかない
  • 効果が出るまでに数時間を要する

という理由もあります。

しかし本当にそれだけでしょうか?この感想は一条工務店の家で使用している方の感想だからこそなのかなと思うのです。

一条工務店の家=消臭する前に換気してしまう。

一条工務店ではセゾンやi-smartなど様々な種類の家を取り扱っていますが、全ての家においてロスガード90を使った24時間計画換気を行っています。

こちらのHPでも紹介されているように一条工務店さんの採用している24時間換気は第1種換気と呼ばれるものであります。

そして大事な事はこれなんです。

そうなんです。家全体の空気が2時間で1回入れ替わる換気能力を有するのが24時間計画換気なんです。

お分かりになりましたでしょうか?

計画換気の対象になっている居室などに関しては、ナノイー発生機により発生したナノイーにより数時間もかけて脱臭効果を得る前にその臭いを含んだ空気の多くは家の外へと押し出されてしまうのではないでしょうか?

全ての空気が綺麗に入れ替わる訳では無いかもしれません。しかし多くの空気は入れ替わっているはずです。

なので恐らくですが計画換気の対象になっている場所に関してはナノイー発生機が無くても自然と臭いは消えていくんです。例えばですが

  • キッチンやダイニングでの調理・食事後の臭い
  • 和室の線香の臭い
  • 部屋の中に篭った際の体臭

など居室扱いの場所に関してはナノイーの効果によるものではなく、ただ単に部屋の空気がRA(排気口)からロスガードを経由し屋外へ出ていっただけなのではないかと思うのです。

例えば宿泊体験で匂いの強い料理をした翌朝に部屋の匂いが消えていた!と感じられるた方いらっしゃいませんか?

今まで24時間換気の家で過ごしたことが無い方からすると、その空気が入れ替わるという感覚が一番感じられるのが宿泊体験や住み始めてすぐの時ではないかなと思うのです。

計画換気外や空気溜まりでは効果を発揮する?

それでは計画換気が行われる一条工務店の家ではナノイー発生機は設置する意味が無いのでしょうか?

2003年7月の改正建築基準法で住宅の計画換気が義務付けられ、放散有害物質によるシックハウスへの対策がはかられました。この法律により、1時間あたり0.5回の換気能力を持つ機械式換気を設置しなければなりません。

という小難しい事が先程の一条工務店さんの計画換気のページにも書いてあります。

現在では居室に関してはこの計画換気において室内の空気が2時間に1回で入れ替わらなければなりません。

しかし「計画換気外の部屋」という物もあるのです。

このように一般的な居室である部屋に関しては計画換気の対象になるのですが、居室でない場所

  • 廊下
  • トイレ
  • 浴室(脱衣所)
  • 納屋
  • ウォークインクローゼット

などに関しては計画換気外の部屋となります。

よってこれらの部屋にはSA(給気口)が配置されていないはずです。

ただし玄関や玄関ホールに関しては計画換気内であるにも関わらずSAが設置されていません。

これは居室とみなされず廊下のような扱いになっているからなのでしょうか?または玄関ドアという開けることが前提の場所があるだけに換気が行われるという前提なのでしょうか?

つまり我が家でいうと各部屋のSA(給気口)から入り込んだ空気がRA(排気口)から出ていくルートはこのようになっています。

よって計画換気外であるこのエリア(部屋)については空気の入れ替えが行われてない前提になっているということです。

全く空気が入れ替わらない訳ではないと思います。

間取りなどにもよると思いますが少なくとも積極的に空気の入れ替えが成されている訳ではないでしょう。

しかしこのような計画換気外の部屋(エリア)に関してこそナノイー発生機を設置して脱臭効果を期待できる場所なのではないかと考えるのです。

ただし間取り配置などによりこれらの部屋の扱いであっても換気ルートの流れの中にある場合には居室と同じように空気の入れ替えが行われそうです。

こちらは我が家の設計士さんが最初に提案してくださった図面になります。

図面に記載のありますウォークインクローゼットに関しては計画換気外なのでSA(給気口)も配置されていません。

しかし隣接する寝室からウォークインクローゼットを通りLDKへと向かって空気が流れるルートにあるので計画換気内にあるのではないか?いや違うのかな?どうかな?と思うのです。

しかしあくまで空気が通るルートにあるだけなので、ウォークインクローゼットの奥に関しては空気が溜まりそうでありナノイー発生機を設置する価値はありそうな気がします。

このような事から考えてナノイー発生機を設置するべき場所というのが何となく見えてきたような気がします。

ここからは計画換気内・外だけでなくその他の要因も交えながらナノイー発生機エアイー(air-e)を設置べき場所したくない場所を紹介していきましょう。

基本的にナノイー発生機は24時間稼働し続ける事で効果を発揮すると考え、その前提で検討をしてみました。

ナノイー発生機を設置すべき場所

ウォークインクローゼット

  • おすすめ度5 ☆☆☆☆☆

計画換気外になるウォークインクローゼットは設置の第1候補かなと思います。

毎日着ている仕事着などからは屋外でのタバコの臭いがついてきたりすることもあるでしょう。

帰宅後などにその服をクローゼットに掛けておくだけで臭いを発すると思われる訳ですが、篭った部屋の中の脱臭効果が期待が出来るかもしれません。

またウォークインクローゼットは一条工務店さんで取り付けるナノイー発生機の仕様である「6畳」というスペックの多くを満たすことが出来る空間かなと思います。

ただしウォークインクローゼットをウォークスルークローゼットとして生活動線の中に設置される方も居るでしょう。

その場合には計画換気の流れの中にあり閉鎖された空間として扱われない可能性もあるのかなと思います。

しかしウォークスルークローゼットでも使用時以外には扉を閉め切っているような環境であれば採用の価値は十分ありそうな気がします。

納屋(収納内)

おすすめ度5 ☆☆☆☆☆

居室として扱われない納屋というのは一般的に食品庫や物置部屋として使われる場合も多いかなと思います。

納屋には大きな窓も配置出来ませんし換気も満足には出来ませんので、消臭効果を求めてナノイー発生機を採用する価値はありそうなかと思います。

こちらもあまり大きなサイズで作られることがない事や基本的に締め切られる空間である事からナノイーによる脱臭効果が期待出来るのかもしれません。

脱衣所(洗面脱衣所)

  • おすすめ度4 ☆☆☆☆★

脱衣所は間取りにおいて設置される方とされない方がいらっしゃると思いますので「洗面脱衣所」として考えてみましょう。

間取りによりますが一般的には計画換気外ですので空気が溜まりやすい場所になります。

多くの場合に洗濯機などが配置される事が多く洗濯物を脱衣カゴなどに溜めておく方も多いと思います。

また洗面所として考えるとお化粧や整髪料を使ったりという方もいらっしゃるかと思います。

  • 洗濯機を使用後に乾燥の為に蓋を開けておく
  • 洗濯前の洗濯物からの臭い
  • お化粧や整髪料などの残留香

などに対しての効果を考えると設置の価値はかなりあると考えます。さらに洗面脱衣所がお風呂と隣接している事が多い事から

  • 入浴後にお風呂の扉を開けることによる臭い

などに対しても効果があるかもしれません。

浴室など、湿気の多いところでは使用できません。

という注意事項がある通り浴室にはもちろん設置が出来ないのですが、隣接する部屋に関しては設置の価値はありそうです。

現に我が家で設置している脱衣所のナノイー発生機に関してはこんなお話が。

脱衣所には大量の洗濯物があったのですが、ある時にいつもより部屋の臭いが強いのを感じ何故だ?と思ったらナノイー発生機のスイッチ切れに気づきその効果を大いに感じた事があります。

扉を閉め切っていないものの計画換気外で臭いが溜まりやすい場所だったことも関係あるのかもしれませんね。

ただしおすすめ度が星4つなのはそのメンテナンス性によるものです。

我が家のように洗面脱衣所を閉め切って衣類除湿乾燥機を稼働し室内干しをする計画の方はこんなことも頭に入れておいてください。

この記事内で紹介したとおり恐らく湿気によりナノイーフィルターの汚れがかなり進行していました。我が家では

  • ナノイー発生機の採用メリットが大きいこと
  • ナノイーフィルターは早期交換で対処可能

という点から採用に関しては疑いようのない場所として認識しています。

しかしお手入れの面倒さを嫌う方は採用をしないほうが良いでしょう。

  • 浴室など、湿気の多いところでは使用できません。
  • 「ナノイー」はお部屋の空気を利用して発生させるため、温度と湿度によって発生しない場合があります。
  • 発生条件 室内温度:約5℃~約40℃(露点温度:約2℃以上)相対湿度:約30%~約85%

という注意事項がありますが衣類乾燥機を使用した状態でもこの温度と湿度条件を超えるような状態になることはかなり稀でした。

トイレ

  • おすすめ度3 ☆☆☆★★

トイレに関しても計画換気外である上にかなり締め切られた空間になりがちなので設置の効果はある程度期待できるのかなと思います。

我が家でも採用していますパナソニック製の新型アラウーノでも最上位機種にはナノイー発生機能が付いています。

このようにある程度の効果を見込めるかなと思う一方でこんな事も考えておかなければならないでしょう。

フィルターなどのお手入れスペース

一般的におトイレの広さというのは1畳サイズの方が多いのではないかと思います。

広くても1.5畳サイズかな。

我が家のトイレ・スロップシンクエリアは2畳サイズありますので作業スペースの余裕もありますが一般的にはあまり無いサイズですよね。

定期的なナノイーフィルターの掃除や交換の際に脚立などを持ち込んで作業する際の事は頭に入れておきたいものです。

臭いのもとが撤去されないと意味がない

おトイレでの臭いというのは主に便器から飛び跳ねたおしっこが床や壁やトイレマットに付着したものの臭いが大半かなと思うのです。

これらはその臭いの元を掃除しないといつまで経っても臭いを消せるわけでは無いのかなと思います。

またトイレにはそれらの臭いに対して芳香剤などを使用される方も多いかなと思います。

その場合にはナノイー発生機は無用の長物となると思いますのでよく検討が必要かなと思います。

換気扇を稼働する場所ですが我が家では入室と同時に5分間稼働するようになっています。

換気扇設定を数十分から24時間稼働させている方もいらっしゃるかもしれませんね。

換気扇を長時間に渡って作動させる事は熱交換しない外気がどんどん入ってくるのでオススメできませんが、その場合はナノイー発生機を取り付けるメリットは無いでしょう。

ナノイー発生機を設置したくない場所

キッチン

  • おすすめ度0 ★★★★★

設計士さんが図面を作る際にナノイー発生機を真っ先に配置しそうな場所ですね。

多くの方がキッチンに採用されていることと思います。

キッチンでは私達が思っているよりも換気扇で吸いきれない油煙の影響があるのかもしれません。

我が家ではL型の壁付けキッチンということで一般的なキッチンよりも油煙を吸える割合が多いのかもしれません。

一方で一般的な対面キッチンとして採用されやすそうなオープンキッチンやセミオープンキッチンではどうなるでしょうか?

こちらの記事で紹介されているコスケさんの例だけではハッキリとは分からないかもしれません。

しかしキッチン正面に壁のないような形のオープンキッチンにおいては油煙が換気扇で吸いきれずに部屋の内部に出ていく比率は高いのかもしれません。

図面提供:tagayaさん

このように換気扇で吸いきれない油煙が逃げる割合が多そうな気がします。

またこれには普段からの料理の種類・頻度・換気扇の強弱などの使い方もあると思います。

そして何より忘れてはいけないこと。

火気。油煙の発生するところでは使用できません。

という注意事項がこのナノイー発生機には確かにあるのです。

よってIHの場合は火気は無いものの、油煙の発生するキッチンにはナノイー発生機はそもそも設置してはいけない物なのです。

調理臭に効果があると謳っているので当たり前に採用しそうですが、どれだけIHや換気扇から離したら使用してよいのでしょうか?

そしてその油煙がどこまで届くか?というのは想像しにくいものであると思います

しかし先程のコスケさんの例からも皆さんが思っている以上に遠くまで油煙の影響があるのではないか?と思うのです。

ただし油煙が発生する際だけナノイー発生機のスイッチオフにする事により油煙の影響を最小限にする事は出来ると思います。

また生ゴミ臭が脱臭できるという事なので、換気溜まりになりそうなキッチンの奥の方にゴミ置き場などがある際には効果を期待できるのかもしれません。

とはいえ計画換気内であるとか、油煙によるフィルター汚れ度合いが大きいとかの理由によりキッチンエリアへのナノイー発生機の採用はしないほうが無難であると考えます。

ダイニング

  • おすすめ度1 ☆★★★★

キッチンに隣接するダイニングエリアに関しても基本的に計画換気内なので積極的に採用する必要は無いように感じます。

我が家ではホットプレートや鍋などの際の臭いを和らげる事が出来るかな?という目的で採用をしましたが、考えれば考えるほど採用の意味はなかったような気がしてきます。

ただしダイニングエリアが間取りの中でも閉鎖的な場所にある場合には採用の価値があるのかもしれませんね。

計画換気内であっても空気の淀みそうな位置関係であればナノイーによる脱臭効果はある程度期待できるのかもしれません。

寝室(子供部屋など)

  • おすすめ度1 ☆★★★★

こちらは寝室や子供部屋などの「夜に寝る可能性のある部屋」として考えました。

寝室などに関してはある程度密閉された空間として採用される方を見かけますが個人的に幾つかの点からオススメをしません。

騒音の問題

ナノイー発生機は内部でファンが回っている小さい扇風機やサーキュレーターのような構造になっていますので当然ながらファンが回っている風切音やモーター音がします。

まだ入居前ですがナノイー発生機の駆動音に対してこんな記事を書いていた事がありました。

部屋の中で他の音がしない状況では個人的にかなり気になる音でした。

このようにナノイー発生機の騒音値は約24.0dBと記載されています。これがどれほどの騒音かといいますと

こちらの無印良品のサーキュレーターの小型タイプの方ですが、こちらの弱運転の騒音値が26.0dBです。

この騒音値ですが一般的には生活音にかき消される音ではあります。しかし寝静まるような時に間近にて聞くと音が気になることもある音だということですね。

青い光が眩しい

ナノイー発生機は動作をONにしている際に本体の青いLED照明が点灯します。

この青いLED照明ですが寝る際に真っ暗な部屋で天井を見上げた際にはかなり気になりそうな気がするんです。

対処法としてLED部分にカバーをするとか色を塗ってしまうとかの方法もあります。

このようにナノイーフィルターの取り付けの際にお馴染みの突起部分にLEDが仕込まれています。

しかしこの青いLED照明は本体故障時に点滅にてその状態を知らせるものになります。

なのでむやみに見えない状態にすることもちょっと考えものですよね。

パイロットホタルスイッチなので常に点灯している

ナノイー発生機のスイッチは指定をしなくてもパイロットホタルスイッチが採用されています。

  • 停止時→緑ランプ
  • 作動時→赤ランプ

このように常にランプが点灯しています。寝室に関してはホタルスイッチの明るさも苦手という方もいらっしゃるかと思いますの注意が必要です。

このナノイー発生機のスイッチがパイロットホタルである事は特別言われないと思いますので、好みによっては普通のスイッチにするなどの対処が必要かもしれませんね。

毎日の操作を本当にするのか?

ここまで紹介した「騒音」や「青色LEDの眩しさ」に関しては寝室で休む際にスイッチを切れば済む話です。

しかし毎日の生活の中でこまめにスイッチをON/OFFするでしょうか?

照明のように必要にかられた物であれば別ですが、この効果がハッキリと認識出来ないものに対して果たしてどこまでスイッチ操作が出来るのかは疑問だなと思うわけです。

よって計画換気内という事もあり人が寝る部屋に対しては採用の必要をあまり感じません。

小屋裏物入れ

  • おすすめ度0 ★★★★★

我が家も採用しています小屋裏物入れですが、計画換気外であり空気が滞留しやすく物を収納することから臭いなどが篭もる可能性から設置候補に上がるのかなと思ったのです。

しかしよく考えると全くダメですね。

高温になる場所(周囲温度40℃以上)では使わないで下さい。
製品の変形やモーターの寿命を縮めます。

このような注意書きもありますからね。

小屋裏物入れは我が家に関してはしっかりと断熱材が貼られていました。しかし天井に取り付けるとなるとそこは完全なる断熱外。

そもそも取り付けが出来るのかも怪しいですが動作条件を満たさないのかなと思います。

こちら小屋裏物入れに採用されることは無いでしょう。

場合により設置を考える場所

書斎など

  • おすすめ度 ☆☆☆★★

間取りによっていは書斎などを配置する方もいらっしゃるかと思います。

書斎は1畳~4畳程のサイズまで間取りにより様々かと思いますが、基本的にある程度の篭り感があるとは思います。

書斎はもちろん計画換気内になりますので室内の空気の入れ替えはあるのですが、篭り感のある部屋に対して扉を閉め切っておく割合の多い部屋でもあると思います。

また書斎に限らず、ある程度の狭い空間で扉を閉め切った状態で過ごす事があるスペースに関しては計画換気内であっても導入の価値はあるのかもしれませんね。

また全館冷房の為に扉を開けっ放しにする夏季はナノイー発生機をOFFにし、床暖房で扉を閉め切っても部屋が温まる冬に関してはナノイー発生機をONにするなどの切り替えも出来るかもしれませんね。

こういう部屋に対しては扉の有無により効果を感じることが出来るかもしれないなと思います。

玄関ホール

  • おすすめ度 ☆☆★★★

ナノイー発生機を採用される割合が高い場所かと思います。

一条工務店で家を建てる方は一般的にシューズボックスやシューズウォールなどを採用される事と思います。

私も靴などの臭い対策に設置した場所ですがみなさんどうですか?

このシューズボックスなどに靴を収納すると考えると脱臭効果が欲しいのはむしろこの収納内であって、玄関ホールってそこまで靴の臭いなどが篭もりますでしょうか?

靴などを玄関ホールに脱ぎっぱなしの場合にはその消臭効果を期待することも出来るかもしれません。

しかし臭いの元が多数ある場所においてはその効果を十分に発揮できないこと。

そして玄関ホールは計画換気内ではありますが、玄関ドアを開けると空気の入れ替えが普段から起こりやすい場所です。

数時間かけて行われる脱臭効果を待つまでもなく玄関の出入りの際に匂いは消えていくのではないかと思うのです。

ただし玄関や玄関ホールでもその大きさは間取り構成などにより千差万別かなと思います。

  • 玄関ホールから続いた空間が仕切られているか?
  • 何を普段から置いているのか?
  • 玄関ドアを開ける頻度は?

などによっては採用を考える余地は十分あるのかなと思います。

シューズクローク(土間物置)

  • おすすめ度 ☆☆☆☆★

シューズクロークに関しては間取りによりますが来客用と家族用の玄関を分けるなどの意味からも採用される方も多いですよね。

図面提供:とみ~さん

このように完全に独立した家族用の玄関として設置される方から玄関土間への物置的な意味合いで設置される方まで採用される方は多いイメージです。

シューズクロークの使い方に関しては人それぞれかと思います。

  • 上着置き場
  • 外回りのものを収納する
  • 外出時の小物を置いておく

このような用途で玄関ホールと分離して仕切られたようなシューズクロークを配置した場合にはナノイー発生機の採用の価値はあるのかなと思います。

またクロークが扉で仕切られているかどうかによってはクローク内の空気も溜まりそうです。

また来客用の玄関と分離されているからこそ、普段から履く靴などがそのまま脱ぎ捨てられていたりシューズボックスなどに入れずに置かれている場合も多いのではないでしょうか?

シューズクロークに関してはこのように臭いが発生する、匂いが篭もる可能性が高い場所ですのでそもそも換気計画は余計に考える必要が本来はあるのかなと思います。

玄関ドアの開け閉めによって空気の入れ替えも出来なそうな間取りの場合には積極的に採用しても良さそうだなと感じます。

我が家ではどこにエアイーを配置すべきだったのか?

ここまでの考察から我が家ではナノイー発生機を以下の場所に配置するのがベストだったなと今になって思います。

我が家では家の広さを有効活用するためにウォークインクローゼットの通路部分は無駄と考え、全て3枚引き戸を使った収納にしたために個室のような収納がありません。

また書斎のような単独で篭もる部屋もありません。

よって計画換気外になる

  • トイレ
  • 洗面所
  • 脱衣所

の3ヶ所に設置するのが一番その効果を発揮出来たのではないかと思います。

玄関ホールは採用の価値はあるのかなと思いながら、我が家では常にLDKと繋がる親子ドアが開け放たれていますしRA(排気口)も設置されているので意味が無さそうです。

ナノイー発生機は今後も使うの?

自分で検討しておいてなんですが我が家では

  • 玄関ホール
  • ダイニングキッチン

こちらに設置したナノイー発生機は無駄だったであろうという結論になりました。

自分で検証し書きながら非常に辛い結果になってしまいました。

我が家としては定期的なお掃除やメンテナンスをブログで記事にする為に今後もナノイーフィルターを装着し継続使用するつもりです。

しかし経年劣化において故障や動作不良が起こった際には、保証期間外であれば使用を停止しても良いかなと思っています。

現在キッチンなどにナノイー発生機を取り付けられていて、油煙などによりお掃除の手間を煩わしいなどと思っている方についてはもう使用を中止しても良いのではないか?と思ったりします。

むしろそれで臭いが余計に感じられるようになるのであれば、私の仮定が間違っていたり間取りによって効果を発揮できる場所である事なので継続使用しても良いのかなとは思います。

まとめ

今回は今までに語られてこなかった天井埋込み式ナノイー発生機エアイー(air-e)はどこに設置するのが最善かつ効果を発揮できるのか?を考えてみました。

そもそも計画換気によって室内の空気が入れ替わってしまうとナノイー発生機の意味がないというのが検証の発端です。

私は住宅関連について専門的な知識も持ち合わせておりませんので考え方に間違えなどがありましたら大変申し訳なく思います。

その際はコメントなどで指摘頂ければ嬉しいです。

ナノイー発生機については脱衣所の匂いを感じた自身の経験からもその効果を感じられるものだと思っています。

しかしその効果を得るためには適切かつ効果的な設置位置を考えなければなりません。

キャンペーンでお金を掛けずに取り付けて貰えるからと言って間違った場所に取り付けてしまうと、ただメンテナンスに追われてしまうお荷物装備になってしまいます。

どうせ取り付けるのであれば今回の記事で紹介した場所を参考に、ご自身の間取りなどを踏まえて設置場所を決めてほしいなと思います。

長い記事になってしまいましたがお付き合い頂きましてありがとうございました。

これから家を計画される方が適切な位置にナノイー発生機を取り付けて下さりますように参考になればと思います。